2018年9月4日火曜日

2018.09.04 わが友に贈る

黄金柱の壮年部よ
地域・社会の最前線で
実証示す奮闘に感謝!
皆に安心を与える
威風堂々の丈夫たれ!

崇峻天皇御書 P1174
『蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり、此の御文を御覧あらんよりは心の財つませ給うべし』

【通解】
蔵に蓄える財宝よりも、身の財がすぐれ、身の財よりも、心に積んだ財が第一である。この手紙をご覧になってから以後は、心の財を積んでいきなさい。

〈寸鉄〉 2018年9月4日
仏教の英知を異なる文明に広げたSGIに敬服—識者。皆が歴史開く旗手
「師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ」御書。青年よ猛然と進め
やりにくいところで苦労してこそ人間は偉大に—恩師。苦闘こそ青春の宝
水の備蓄、8割の人が不足と。3日で1人9リットルが必要。防災への意識更に
非常に強い台風、列島へ。早めの避難などを心掛けて。まず命守る「自助」を

☆歌声高く 第15回 ああ陽は昇る/静岡健児の歌
◇東海道に「太陽の仏法」は厳然
「天晴れぬれば地明かなり」(御書254ページ)とは「観心本尊抄」の一節である。「太陽」がひとたび昇れば、夜は去り、大地はみるみる明るくなる。同様に「太陽の仏法」を受持するならば、人間の生命と時代を覆う闇を照らし晴らす、智慧と希望の陽光を放っていける。
日蓮大聖人が妙法流布の主戦場と定められたのは、当時、権力の魔性の闇が最も深い地であった。鎌倉幕府の本営があった神奈川。そして、かの執権・北条得宗家の本領があった静岡。この東海道の天地において大聖人は1260年7月、「立正安国論」をもって時の権力者・北条時頼を烈々と諫暁されたのである。
池田先生は東海道を「広宣流布の最重要地域」と定めた。仏法流布の歴史に照らし、世界広布の未来を見据え、「正義」と「共戦」の旗を託すべき友がここにいると固く信じたからだ。
今から40年前、あの第1次宗門事件の渦中にあってもそうだった。1978年(昭和53年)の8月8日、創価文化会館(当時)で行われた県長会議。先生は北陸の歌と共に、神奈川の歌「ああ陽は昇る」の歌詞を発表したのである。
「『ああ陽は昇る』——ここに私は、万感の思いを込めました。神奈川の皆さんは、常に、何があろうが、わが胸に生命の太陽を輝かせ続けていただきたい」
烈風の中、苦難と戦い、必死に活路を開こうとしている同志の胸に、希望の旭日よ昇れ!——そう訴えるかのような師の力強い声だった。「日蓮仏法は太陽の法門です。ゆえに、私たちも太陽の存在であらねばならない」
闇を晴らす仏の生命は、わが胸中に! この確信は歌声となり、神奈川の全同志へと広がっていった。
同年11月、静岡の同志にも朗報が届く。池田先生から、県歌「静岡健児の歌」が贈られたのだ。同月29日には県幹部会が開かれ、歓喜の歌声が初披露された。
堂々として揺るがぬ「富士」、法難に屈せず偉大な歴史を刻んだ「熱原の三烈士」の殉難。歌詞には"静岡の心"が刻まれていた。
「地涌の我等も、かくあれ!」と、静岡の友は、悪僧の"衣の権威"と対峙しながら、大前進を開始した。
県歌発表から30年後の2008年11月、池田先生はこの歌に加筆した。2番の「世界の友は」を「正義の同志は」に、3番の「世紀の功徳と」を「師弟の陣列」に、最後の「いざや舞え」を「いざや勝て」と。
さらに第2次宗門事件での"魂の独立"から25周年となる16年11月には静岡に愛称が誕生する。その名も「太陽の静岡」。先生は断言した。「『太陽の静岡』が栄え昇るならば、世界広布の地平は明るい」
太陽は万物を育む源だ。神奈川、そして静岡の地に今、陸続と育つ青年部・未来部の若き生命が「東海道に太陽の仏法あり!」と、その実証を示している。

MEMO
神奈川の歌「ああ陽は昇る」の誕生の経緯は、小説『新・人間革命』第28巻「大道」の章、静岡の歌「静岡健児の歌」発表の模様は第29巻「力走」の章に描かれている。SOKAチャンネルVOD(ビデオ・オン・デマンド)では、それぞれの歌のコーラス入り映像を配信。VODが利用できる会館等のほか、「SOKAチャンネル モバイルSTB」で視聴できる。

〈ああ陽は昇る〉
一、世紀の海に こだまする
  清き祈りは 舞い舞いて
  神奈川天地に 慈雨の羽
  生きとし生きる 歓喜あり
  ああ陽は昇る 我等の胸にも
二、尊き歴史の 我が舞台
  無限の光は 消えまじき
  その松明を 地涌こそ
  かかげん弘めん 久遠まで
  ああ陽は昇る 我等の城にも
三、この世悔いなく 暁鐘を
  広布の友は 雲と涌く
  このリズムをば 誰人も
  讃え仰がん 限りなく
  ああ陽は昇る 我等の同志にも
  ああ陽は昇る 我等の同志にも

〈静岡健児の歌〉
一、ああ誉れなり 我が富士を
  朝な夕なに 仰ぎ見む
  地涌の我等も かくあれと
  静岡健児よ
  いざや立て いざや立て
二、朝日に輝く この大地
  正義の同志は 集いくる
  この地楽土に 勇み立て
  静岡健児よ
  今ここに 今ここに
三、この地の広布が 満々と
  師弟の陣列 雲と涌く
  烈士に続かん この我は
  静岡健児よ いざや勝て
  静岡健児よ いざや勝て

2018年9月3日月曜日

2018.09.03 わが友に贈る

◇今週のことば
大きく苦労した分
大きく境涯は開かれる。
「賢者はよろこび」と
我らの広布と人生の
黄金の「日記文書」を!
2018年9月3日

顕仏未来記 P509
『伝教大師云く「浅きは易く深きは難しとは釈迦の所判なり浅きを去つて深きに就くは丈夫の心なり』

【通解】
伝教大師は法華秀句に次のように述べている。「浅い教え(爾前権教)は信じやすく理解しやすいが深い教え(法華経)は信じ難く理解し難い、とは釈尊の教判である。浅きを去って深きに就くのが丈夫の心である。

〈寸鉄〉 2018年9月3日
神奈川・静岡で交歓会。永遠に師弟の道を!正義の心は世界の同志と共鳴
「此の土は本土なり」御書ここで必ず勝つ!栄光はそう腹を決めた勇者から
スポーツ部が発足10年。負けじ魂で己の最高記録へ。君の挑戦を皆が応援
信頼し得る友を持つほどの幸福なし—哲人。友情育む語らいに充実の日々
中高生の1割超がネット依存の疑い。家族で使用ルールを。納得の対話で

☆歌声高く 第16回 信濃の歌/雪山の道
◇信越に人材山脈は堂々と
"人材山脈"と仰がれる信越。そこには常に、師弟共戦の歌声があった。
池田先生は長野に「いつも歌声の長野」との指針を贈り、「明るいはずんだ歌声が、いつもみなぎっている長野であってほしい」と期待を寄せてきた。
その長野に県歌「信濃の歌」が誕生したのは1978年8月23日。先生はこの前日、新出発の大会が行われる松本へと向かう列車の中で、筆を走らせていた。会館に到着するや、居合わせた同志、功労者、運営役員を激励しつつ、合間を縫って作詞を続けた。推敲が重ねられ、作曲担当者の元に歌詞が届いたのは午後10時過ぎ。さらに翌23日も、県歌発表の会合が始まる直前まで手直しが続いた。
"まだ、なすべきことはある! 断じて妥協などすまい! ここに、全精魂を注ぎ尽くすのだ!"——当時の真情を先生はつづっている。師弟の魂をとどめるこの歌と共に、長野は歩み続けてきた。
2008年、長野研修道場で開催された青年部代表研修会で、代表が「信濃の歌」を歌った。池田先生は"勢いよく歌おう。「信濃ここにあり!」と歌っていくんだよ"と——。
師に誓った歌声を響かせながら、友は誉れの信濃路を広布に駆ける。

新潟県歌「雪山の道」が発表されたのは、78年10月のこと。当時、池田先生は識者との会見や関西指導など、多忙を極めていた。しかし、"深い雪の中で活動することになる冬が訪れる前に、何とか新潟の同志に歌を贈りたい"との思いから、時間を惜しんで、移動の車中や歩く間も、一行、二行と歌詞を紡いでいった。
10月12日に歌詞ができ上がり、同25日に曲が完成。"新潟に県歌ができた"との報は、瞬く間にメンバーに伝えられた。そして同30日、聖教新聞の新潟版に、歌詞と楽譜が掲載されたのである。陰険な悪僧の仕打ちに必死に耐えてきた新潟の同志に、爆発的な喜びが広がった。
翌79年8月、会長を辞任して間もない先生に、一目でも会いたいと、代表が長野研修道場へやって来た。"先生の前で、あの歌を"——しかし、いざ"その人"を前にすると涙が込み上げ、声にならなかった。けなげな弟子を温かく励ます先生。師の慈愛に、反転攻勢を誓った。
今、県歌の誕生から40星霜。幾多の戦いを勝ち越えて、牧口先生の故郷である柏崎には、牧口先生の名を冠した、全国で初の墓地公園の整備が進む。大聖人流罪の地・佐渡にも、後継の人材が陸続と躍り出る。
厳しい雪も、襲い掛かる苦難も、不撓不屈の信心で乗り越えて、友は不動の人材山脈を築きゆく。

MEMO
長野県歌「信濃の歌」誕生の淵源や意義は小説『新・人間革命』第28巻「大道」の章、新潟県歌「雪山の道」は第29巻「常楽」の章につづられている。
SOKAチャンネルVOD(ビデオ・オン・デマンド)では、それぞれの歌のコーラス入り映像を配信。VODが利用できる会館等のほか「SOKAチャンネル モバイルSTB」で視聴できる。

〈信濃の歌〉
一、ああ荘厳に この城で
  幾日幾夜 語りたる
  地涌の旅人 いざや征け
  われらが信州 この法戦
  おお民衆に 力あり

二、そよ風吹雪の 故郷は
  われらの魂魄 信濃路に
  これぞ思い出 忘れまじ
  ここに功徳が 満開と
  ああ情熱と 英知あり

三、広布の行進 堂々と
  老いも若きも 美しく
  アルプス仰ぐ 君が顔
  われらの雄叫び 合唱は
  信濃の天地に 舞い舞えり

〈雪山の道〉
一、ああこの吹雪 風雪も
  この世の雪山 わが道と
  燃ゆる元初の 輝きは
  永遠の幸へと 続くなり
  ああ続くなり 新潟は

二、おお海原は わが心
  正義に燃ゆる わが友と
  大聖偲びて いざや征け
  ああ新潟に 誇りあり
  誇りの天地 新潟に

三、ああ鐘は鳴る この街に
  祈りと幸と 広宣の
  世紀に響け 君も打て
  ああ新潟は 夜明けなり
  夜明けの凱歌 新潟は

2018年9月2日日曜日

2018.09.02 わが友に贈る

一、誓願を立てる。
二、強盛に祈りぬく。
三、勇気の行動を貫く。
これが人生勝利の要だ!
弛まぬ前進の日々を!

生死一大事血脈 P1337
『所詮臨終只今にありと解りて信心を致して南無妙法蓮華経と唱うる人を「是人命終為千仏授手令不恐怖不堕悪趣」と説かれて候、悦ばしい哉一仏二仏に非ず百仏二百仏に非ず千仏まで来迎し手を取り給はん事歓喜の感涙押え難し』

【通解】
所詮、臨終只今にあると覚悟して信心に励み南無妙法蓮華経と唱える人を普賢菩薩勧発品には「是の人命終せば、千仏の手を授けて、恐怖せず悪趣に堕ちざらしめたもうことを為」と説かれている。よろこばしいことに、一仏二仏ではなく、また百仏二百仏ではなく千仏まで来迎し手を取ってくださるとは歓喜の涙、押えがたいことである。

〈寸鉄〉 2018年9月2日
意気高く壮年部幹部会。我らこそ11・18の勝利の決定打!黄金柱が総立ち
「彼が為に悪を除くは即ち是れ彼が親」御書。勇敢に語り抜け。それが慈悲
未来は"今我々が何を為すか"にかかっている—偉人。今日も挑戦の一歩
自治体の避難指示で実際逃げた人はわずか3%。甘く見ず。教訓生かして
公明が100万人訪問・調査運動の結果発表。貴重な大衆の声。必ずカタチに

☆地域を歩く 富山県 中新川郡 2018年8月23日
◇雄大な山々を見上げて
刈り入れを待つ早生の稲を、風が優しくなでていく。雲が吹き払われた空に、雄大な山々が姿を現す。
雄山(3003メートル)、大汝山(3015メートル)、富士ノ折立(2999メートル)の三つの峰からなる立山や、切り立つ岩肌の剱岳(2999メートル)——3000メートル級の立山連峰が、巨大な壁のようにそびえ立っている。
立山連峰は、古くから、山岳信仰の対象だった。麓の町や村は旧習が根強く、草創の学会員は、無理解と偏見の嵐にさらされてきたという。
富山県の立山本部の友は、山々を望む立山町、上市町、舟橋村(中新川郡)で広布に駆ける。
その同志たちを鼓舞してきた歌がある。池田大作先生が北陸の同志へ贈った「ああ誓願の歌」だ。今月、誕生40周年を迎えた。
♪ああ誇りなり コスモスと……
「この歌を歌うと、花を摘みに行った時のことを思い出します」
立山町に暮らす江尻咲美さん(支部副婦人部長)はそう言って、懐かしそうに目を細める。
歌ができる1年前。江尻さんは、婦人部の先輩に頼まれ、コスモスが咲いていそうな場所を案内した。先輩は、摘み取ったコスモスで花束を作り、池田先生に届けた。"少しでも先生の心が安らげば"と——。
当時、第1次宗門事件の嵐が吹き荒れていた。立山の同志も悪侶に苦しめられてきた。
「いつかこの地に"幸福の花"を咲かせよう」。江尻さんはそう決めて、夫と2人で地元の同志を励まし抜いてきた。

◇"不屈の心"を伝え 連なる"人材山脈"
江尻咲美さんの息子・輝之さん(副本部長)は、地域に尽くす両親の背中を見て育った。
高校や大学受験の時には、地区の同志が皆で祈ってくれた。不合格の通知が来た時も、一緒になって悔しがってくれた。
その温かさは心に深く刻まれている。
だからこそ、「『立山町で、こんなに幸せになりました!』という人を、一人でも多く増やしたい」。地元の壮年会の会長などを務め、地域の行事運営や清掃にも汗を流す。仕事をしながら、創価大学通信教育部の卒業を果たした。
輝之さんの妻・里美さん(県婦人部長)は、咲美さんと交代する形で地区婦人部長などを歴任。義父・信行さん(故人)の後を継ぎ、聖教新聞の配達員を務める。
その子どもたちも広布の道を真っすぐに歩む。長女・麻那香さんは父の思いを受け、今春から創大へ。次女・香乃さん(高校1年)と長男・博之さん(中学2年)は今年、教学部任用試験(仏法入門)に合格した。
「わが家で年間1世帯」を合言葉にする江尻さん一家は、毎年弘教を実らせている。

立山では、こうした草創の心を継ぐ青年部も意気軒高だ。
滝川将大さん(男子部本部長)は、橋の修理工事などを行う父の会社で働く。
仕事や家庭のことで悩むことも多い。しかし、男子部の先輩たちが、いつも親身になって話を聞いてくれた。
滝川さんが発心したのは、2011年。創価青年大会の演目に出演したことがきっかけだった。本番を目前にしたある日、第1子が死産に。「それまでの自分なら"なんで、こんな目に"と嘆くしかなかった」
母の、「仏法の眼で見れば、必ず意味を見つけられる」との一言が心に残った。わが子の命を意味あるものにするために、滝川さんは顔を上げようと決めた。
以来、学会活動に積極的に取り組んだ。友人や男子部員たちも、家庭や仕事で悩んでいた。昔は深く話を聞いてあげられなかったが、今は自分のことのように、その心の痛みを感じる。
縁した一人一人の顔を思い浮かべては、日々、皆の幸せを真剣に祈るようになった。励まし続けていた友人が今年、教学部任用試験を受験した。
滝川さんが足しげく通い、励ましてきたメンバーの一人に平等清敬さんがいる。昨年、滝川さんに誘われ、創価青年大会に出演したことが転機に。現在は部長を務める。
「かつて自分の家に来てくれていた先輩たちも、自分のことをこうやって祈ってくれていたんだなって思うと、今になって感謝があふれてきます」

3・47平方キロメートルと、「日本一面積の小さい自治体」として知られる舟橋村。車で5分も走れば村を抜けてしまうほどの大きさだ。ここにも広布の地区がある。
「さっちゃん」と皆から親しみを込めて呼ばれる竹嶋サチ子さん(副白ゆり長)は、村の広布の一粒種。1966年に入会。以来、家族の猛反対にも怯まず、地道に信心を貫いてきた。
その後、越してきた婦人部員と2人で広布に歩いた。3駅先で行われる座談会に通った。「いつかうちの村でもやりたいね」と語り合いながら。
村は80年代終わりから宅地化が進み、移住者が増えてきた。
現在、地区部長・婦人部長を務める佐々裕二さん・浩美さん(支部副婦人部長兼任)夫妻が越して来たのも23年前だ。「何も分からない私たちの元に、さっちゃんたちがすぐに訪ねてくれて、さまざま教えてくれました」
移住者が増えるにつれて学会員の数も増え、2004年に村に地区が誕生した。地域の人々に喜んでもらえたらと、村の納涼祭に学会の音楽隊の出身者らを招き、ジャズやオーケストラの演奏会を行ったこともある。長年、交通安全指導員として地域に寄与してきた竹嶋さんの夫・甚吉さん(故人)が定年後、学会活動に励むようになると、周囲の学会理解が一段と深まった。

上市町にある上市支部では、今年6月に町の施設を借りて「支部STB総会」を催した。認知症予防や介護をテーマに皆で企画を練り、当日は参加者200人超の大盛況。そのうち90人以上が、地域の友人だった。
総会に花を添えたのは、民謡サークルの歌や踊り。友人たちによる"友情出演"だ。
招待したのは、寺西勝子さん(支部副婦人部長)である。この日は23人の友人を総会に招いた。
寺西さんは、2001年に誕生した相ノ木地区の初代地区婦人部長として奮闘。地域に学会理解の輪を広げたいと、地区の同志と共に近隣700軒以上に、聖教新聞を手渡しながら対話を続けてきた。「昔は人と話すのが苦手でした。でも今は、地域の皆と話すのが楽しくて」と笑う。
同じく上市町に住む忠藤章子さん(支部副婦人部長)も長年、近隣との友好を育んできた一人。保健委員や老人会の役員にも率先。「1人暮らしの高齢者が増えましたから心配で」と地域の声掛けに歩く。
忠藤さんは20代の頃、腎不全を患い、腎臓移植をした。術後の経過も順調に進み、無理だと言われた子どもにも恵まれた。一方、夫の忠司さん(副誓願長〈副ブロック長〉)は長年、信心に反対だった。定年後、肩の手術を受け、不安な日々を過ごしていた頃、大手術を乗り越えて今も元気に暮らす妻の姿に励まされ、入会を決意した。どこへ行くにも一緒の2人。その仲むつまじい姿は、和楽の信心を証明している。
◇ 
"愛する郷土に、広布の理想郷を"——苦難に負けず、この誓願をつないできた立山本部。連なる山々のように、人から人へ、世代から世代へ、人材山脈は続いていく。

2018年9月1日土曜日

2018.09.01 わが友に贈る

師弟こそ仏法の魂。
報恩の決意に立てば
無限の力が湧き上がる。
広布誓願の共戦譜を
永遠に紡ぎゆこう!

御義口伝巻下 P790
『一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり』

【通解】
一念に億劫の辛労を尽くして、自行化他にわたる実践に励んでいくなら、本来わが身に具わっている仏の生命が瞬間瞬間に現れてくる。いわゆる南無妙法蓮華経は精進行である。

〈寸鉄〉 2018年9月1日
飛翔の9月開始。栄光の「11・18」へ対話と人材を拡大!さあ、ここからだ
牙城会の日。創価の大城を護り抜く誉れの友よ。正義の師子吼で歴史綴れ
「引っ込み思案の生き方は価値的ではない」恩師。勇気の一歩から道は開く
地球の気候は従来と違う段階に入った—識者。自然災害の対策も刷新急務
公立小・中学校の99%が耐震化を実現と。公明よ防災・減災の施策を更に

☆大白蓮華巻頭言 2018年9月号 人間革命の光は座談会から!
わが青春の人間革命の挑戦は、座談会から始まった。
恩師・戸田城聖先生とお会いして、「正しい人生の道」を教えていただいた座談会である。
以来、いつでも、いずこでも、座談会を起点として、同士と共に、広宣流布の新たな開拓に挑んできた。
そして今、世界中の「ザダンカイ」から生まれ広がる人間革命の希望の連鎖に、心を弾ませる日々である。
法華経において、釈尊は「如我等無異」と宣言された。
全ての衆生を等しく仏と同じ境涯に高めたい!と。
この大願が脈打つ最極の会座こそ、座談会なのである。
座談会は、まさしく皆が主役だ。集い合った友が一人ももれなく元気で、明るい笑顔で幸福に前進できるようにとの、仏に等しい祈りと励ましに満ちているではないか。
日蓮大聖人は「大悪大善御書」に仰せになられた。
「各各なにをかなげかせ給うべき、迦葉尊者にあらずとも・まいをも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立ってをどりぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をどりてこそいで給いしか」(P1300)
この御本仏と「同意」の創価の座談会には、どんな大悪の歎きもはね返さずにはおかぬ不屈の朗らかさがある。共々に元初の誓いに立ち返り、皆が、歓喜踊躍して使命の舞へ打って出る会座なのだ。ここに事実の上で、学会が仏法の真髄を継承している証しもあるといってよい。
恩師は、「経済苦の菩薩も病気の菩薩も皆、地涌の菩薩だよ。同士と戦い抜けば、試練はすべて功徳に変わる。『勝った!』と言える境涯になるんだよ」と激励された。
誰人も人間関係の難しさに直面する現代社会にあって、奇跡のような「麗しい和楽の集いを創り出していくのが、我らの座談会だ。一回一回が実に尊い仏道修行である。
みんなで祈り、自在に「随縁真如の智」を出し合って、世界一楽しい、わが地域の座談会を目指していこう!
「新しい地涌の友よ、来れ!」と確信の声を響かせながら、共々に人間革命の光を放ちゆこうではないか!

☆9月の広布史  2018年8月26日
◎9・8「原水爆禁止宣言の日」
1957年(昭和32年)9月8日、第2代会長の戸田城聖先生は、青年への遺訓の第一として、"核兵器は絶対悪である"と師子吼。創価学会は、この「原水爆禁止宣言」を平和運動の原点とし、池田大作先生のリーダーシップのもと、核兵器廃絶への展示・講演会、署名の展開や被爆・戦争体験集の出版など、市民の意識を広く啓発する活動を世界各地で続けてきた。
※参考資料=小説『人間革命』第12巻「宣言」、『新・人間革命』第7巻「文化の華」「操舵」

◎9・9「女子学生部の日」
75年(同50年)9月9日、池田先生は女子部学生局(当時)の会合に出席。「開目抄」を拝し、"御本尊を根本に福智豊かな妙法のリーダーに"と語った。
※参考資料=『新・人間革命』第22巻「波濤」

◎9・12「教学部の日」
76年(同51年)制定。1271年(文永8年)9月12日、日蓮大聖人が「竜の口の法難」に遭われ、発迹顕本を遂げられたことに由来する。

◎9・15「ドクター部の日」
1975年(昭和50年)9月15日、池田先生がドクター部の総会に出席。後に、この日が「ドクター部の日」となった。
※参考資料=『新・人間革命』第22巻「命宝」

◎9・23「少年少女部結成記念日」
65年(同40年)9月23日、池田先生の提案により結成された。当時、5年生と6年生は中等部に所属しており、67年(同42年)に1年生から6年生までを対象に再編成された。
※参考資料=『新・人間革命』第9巻「鳳雛」

2018年8月31日金曜日

2018.08.31 わが友に贈る

前進を阻む最大の敵は
周囲の環境ではない。
自身の臆病の心だ。
「師子王の心を取り出し」
今やるべき事に全力を!

日興遺誡置文 P1618
『下劣の者為りと雖も我より智勝れたる者をば仰いで師匠とす可き事』

【通解】
たとえ位の低い者であっても、自分より智慧がすぐれている人を、師匠と仰いで仏法を学ぶべきである。

〈寸鉄〉 2018年8月31日
創価の青年が同世代を触発してほしい—大臣。哲学持つ君達こそ社会の柱
「煩悩の薪を焼いて菩提の慧火現前」御書。悩みの時こそ強盛に祈り成長
学生部の日。最高の同志と共に大いに学び大胆に語れ!先駆の使命は永遠
防災週間。緊急時に何を持ち、どこに避難するか。危険マップなど使い確認
夏の疲れが出る時期。食事・睡眠・適度な運動—聡明に健康に充実の秋へ

☆誓いの天地 石川・金沢市 2018年8月20日
◇使命の舞台で勝利の証しを
加賀百万石の城下町として栄えた金沢。兼六園、金沢城や茶屋街など、その歴史が人々を引き付ける一方、金沢駅の鼓門をはじめ、円形デザインの金沢21世紀美術館といった近代的な建築物も多い。
伝統と現代が融合する町。3年前の北陸新幹線の延伸開業によって、観光都市としても発展を続ける。
市内の百貨店にあるブランドショップで、婦人服の販売をしている山岸早紀さん(金沢南圏、女子部部長)。「金沢は町並みもすてきですが、一番の魅力は『人』だと思います」
石川県七尾市で生まれ育ち、短期大学への進学を機に金沢市へ。女子部の先輩の温かさに触れ、学会活動を始めた。大学に編入し、卒業後はアパレル企業に就職した。
彼女が試練に襲われたのは3年前。帰宅途中に交通事故に巻き込まれ、重傷を負った。
すぐさま学会の同志が見舞いに。女子部からは真心の寄せ書きも届けられ、題目を送ってくれた。
山岸さんは、"絶対に乗り越えて、広布の舞台に戻ろう"と決意し、真剣に唱題を重ねた。
ケガは順調に回復し、退院。3カ月後、職場に復帰することができた。
これまで以上に真心の接客を心掛け、顧客との信頼を結んでいった。気付けば、以前よりも店の売り上げは伸び、100以上ある店舗のうち、五指に入る業績を上げるようになった。
学会活動にも励み、本年から白蓮グループの班長に。仏法対話に果敢に挑戦している。「感謝の心を忘れず、華陽のスクラムを広げていきます」

現在、「師弟誓願 拡大月間」を朗らかに前進する北陸の友(9月8日まで)。月間の開幕を勢いよく飾ったのは男子部の拡大だ。今月12日、北陸男子部大会が金沢市の石川平和会館で盛大に行われた。
対話に挑み、人材を大きく拡大して大会当日を迎えた一人が、太田正則さん(金沢喜多圏、男子部本部長)。大手製薬会社の営業職として、市内をはじめ、富山県や岐阜県北部のエリアを担当する。
大阪・枚方市の出身。創価大学を卒業後、仕事のため、6年前に金沢へ。誰も知り合いがおらず、心細かったが、学会の同志が温かく迎えてくれた。
4年前の創価青年大会では、演目の一つであった、よさこいの出演メンバーに。練習に励む中、より良い条件の会社に転職することもできた。
仕事では「『自身』が変われば『世界』が変わる。『わが一念の変革』が、すべての変革の鍵なのです」との池田先生の言葉を胸に、誠実第一で迅速な対応を心掛けた。顧客との信頼が深まり、昨年は全国2位の営業成績を収めた。
今、3人の友人と一緒に唱題に励んでいる太田さん。「職場でも地域でも勝利の実証を示し、師匠・池田先生にお応えします」と誓いの青春を歩む。

◇栄光の共戦譜
●誓願に生きる人生は最極なり
「わが師・戸田城聖先生は、私の生命の最も奥深くに、いつも御一緒である。そしてまた、恩師の故郷・北陸の同志も、私の胸奥から瞬時として離れることはない」
石川県は、第2代会長・戸田先生の生誕の地。池田先生が、石川の同志に寄せる思いは、限りなく深く、大きい。
第3代会長を辞任した直後の1979年(昭和54年)5月3日、池田先生は「誓」としたためた。その「誓」の一字を、82年(同57年)9月、石川の地でも大書した。その思いを先生は「わが魂を北陸に置き留め、同志を守り抜かんとの決意で」と述べている。
これまで池田先生が石川県を訪れたのは8回。初訪問は、57年(同32年)10月26日のこと。金沢市内の指導会に出席した。
集まった300人の大半は入会歴が浅く、病魔や経済苦と闘う人も多かった。先生は一人一人を包み込むように励ました。当時の日記には、こうある。
「如来の使いだ。誇り高くあれ」「北陸にも、広布の響き始まる」
この日は今、「石川広宣流布原点の日」となっている。

64年(同39年)7月14日、石川県に初の会館となる金沢会館(当時)が誕生。落成入仏式に池田先生が出席した。
先生は石川の同志と勤行・唱題を行い、友の幸福を祈念。式典後も、場外にいた同志のもとへ赴き、温かく声を掛けた。
翌15日も、金沢会館での激励は続いた。入会してまだ2カ月だった織田末廣さん(金沢喜多圏、副支部長)も出会いを結ぶ。
先生は「君たち、仕事は大丈夫?」。一緒に来た男子部員が「今日は休みなんです」と答えると、「そうか、ありがとう。しっかり仕事を頑張るんだよ」と笑みを浮かべ、一人一人と、固い握手を交わした。
織田さんは当時、自動車の修理工場に勤めていたが、短気な性格が原因で職を転々としていた。先生との"誓いの握手"から、仕事への姿勢を顧みるように。その後、染色会社で25年間、勤め上げた。「先生の激励のおかげで忍耐強くなりました。人生勝利の要諦と、広布に生きる喜びを教えてくれた先生に、感謝は尽きません」
2度のがんも乗り越えた織田さん。長男は地区部長、長女は地区婦人部長、次女は副白ゆり長として、広布後継の道をさっそうと歩んでいる。

76年(同51年)7月、金沢市内の小高い丘に、石川文化会館が完成した。先生は同年11月12日、初来館し、「荘厳な 夕日を浴びて 地涌たち 石川城に 凱歌あがれり」と詠んだ。
翌13日の夕刻、先生は金沢会館へ足を運び、管理者の本間勝美さん(金沢圏、副圏長)と妻の朋子さん(同、圏副婦人部長)に励ましを送った。
この9年前、本間さんは金沢市内のデザイン会社に就職したが、数カ月後に倒産。フリーのグラフィックデザイナーとして奮闘する一方、男子部のリーダーを務め、学会活動にも一歩も引かずに挑んだ。
そんな中、池田先生から一冊の書籍が届いた。そこには「君よ! 可愛い大切な北陸の友を生涯よろしく頼む」との言葉が記されていた。
青年の成長と勝利を信じる師の真心に涙があふれた。本間さんは"この使命の天地で、断じて宿命転換してみせる"と真剣に祈り、弘教に奔走。その後、夫婦で金沢会館の管理者となり、先生を迎えた。
館内を視察した池田先生は、陰の労苦に徹する夫妻をねぎらい、本間さんの2人の息子にも激励を。朋子さんに「子どもは伸び伸びと育てるんだよ」と語り、一家の広布への貢献を心からたたえた。
本間さんは師との出会いを原点に、愛する地域に尽くそうと決意。「森の都愛鳥会」の会長として42年間にわたり、環境保全活動に取り組んできた。また、日本生態系協会の評議員としても活躍する。
「自然を守ることは、子どもたちの未来を守ることにつながります。これからも、安心・安全の町づくりに努めていきたい」

8・26「北陸の日」。その淵源は84年(同59年)8月26日、金沢市内で行われた第1回「北陸平和文化祭」にある。先生は会場に到着するなり、真っ先にグラウンドへ。両手を挙げ、体全体で参加者にエールを送った。
金津洋子さん(石川総県、総県婦人部総主事)も、その光景を目に焼き付けた。
当時、石川県の副婦人部長だった金津さんは翌27日、金沢市内で開かれた北陸広布30周年記念の集いで、香峯子夫人と懇談する機会に恵まれた。金津さんが「自分は気が小さく、人前で話すのが苦手で……」と率直な思いを伝えると、香峯子夫人は頷きながら「でも、それぞれに使命がありますから大丈夫ですよ」と。人と比べるのではなく、自分らしく進んでいくよう励ました。以来、金津さんは"聞き上手"になろうと決意し、広布一筋に走り抜いてきた。
石川県の婦人部長を務めた後、地域活動にも尽力。民生委員を9年間担い、本年4月には、老人会の会長となった。
池田先生が石川婦人部に示した「心清き人は永遠に幸の勝者なり」との指針を胸に、はつらつと希望の連帯を広げる。

池田先生は、かつて石川の友に贈った。
「誓願に生きる人生は最極なり」
それは、先生自身が示してきた弟子の生き方であり、石川の同志が受け継ぐ師弟の魂である。

2018.08.30 わが友に贈る

「南無妙法連華経は
師子吼の如し」
健康長寿の信心だ。
病と闘う友よ 家族よ
断じて負けるな!

撰時抄 P265
『法華経をひろむる者は日本国の一切衆生の父母なり章安大師云く「彼が為に悪を除くは即ち是れ彼が親なり」等云云、されば日蓮は当帝の父母念仏者禅衆真言師等が師範なり又主君なり』

【通解】
法華経をひろめる者は、日本国の一切衆生の父母である。章安大師は「相手のために悪を除いてあげることは、相手にとって親である」(涅槃経疏)と言っている。そうであれば、日蓮は日本の帝王の父母であり、念仏者、禅衆、真言師らの師範であり、また主君である。

〈寸鉄〉 2018年8月30日
栄光の「11・18」まで80日。学会の永遠性を確立へ!一日一日、悔いなく挑戦
「讃むる言こそ多く候へ」御書。励ましこそ万の力。共戦の友と讃え合い前進
一人の新たなる同志を。それが時を創ることだ—恩師。率先の訪問・激励を
児童虐待通報「189」が来年度から無料化。地域の絆強く。未来の宝守れ
防災週間が開始。教訓を忘れず備えをしっかり。家族で避難経路等も確認

☆創大通教 学光祭への池田先生のメッセージ 2018年8月23日
◇勇敢な挑戦で新たな価値創造の光を
伝統の「学光祭」は、私にとっても毎夏の心躍るハイライトです。
皆さん方一人一人が、どれほど尊き向学と努力の汗を流して、ここに集いあわれたか。そして、どれほど大きな希望と誇りに胸を張って、ここから再び打って出ていかれるか。私はいつも感激と感謝、敬愛と祈りを込めて、全てを見守っております。
今回の学光祭のテーマは、「さあ、挑戦だ! 学びあおう! 人間教育の勝利者へ」と掲げられました。簡潔でありながら、大事なポイントが光っています。今日は、このテーマに即して、エールを送りたい。
まず「挑戦」の勇気です。わが学光の友に漲る不屈の「挑戦」の息吹が私は大好きです。
今年3月に、晴れて卒業した熊本の看護師の女性の方からも、見事な挑戦の足跡を伺いました。お母さまの勧めもあって、わが創大通教に編入学を決意した矢先に、病気を患い、手術のため入学式には出席できませんでした。さらに入院中に、一昨年4月の熊本地震が発生したのです。しかし、相次ぐ試練にも挫けることなく、リポートの作成や試験に挑戦を続けました。その支えとなったのは、スクーリングで出会う学友たちの友情であったといいます。「一人じゃない」と踏ん張って、卒業を勝ち取り、さらには、看護学校の専任教員の採用も勝ち取られ、「創価教育の体現者に」と活躍してくれております。
創価教育の父・牧口常三郎先生は、"象牙の塔に閉じこもるのではなくして、生活に根ざした生きた学問を"と呼び掛けておられました。この精神を体現しゆく学光の皆さんの勇敢な挑戦こそが、生きた智慧を渇仰する現代社会のあらゆる局面で新たな価値創造の光を放っていくことを、私は確信してやまないのであります。
次に申し上げたいのは「学びあう喜び」です。
私はアメリカの大教育哲学者デューイ博士を巡るてい談で通信教育の意義を語り合った折、確認したことがあります。それは互いに学びあい、励ましあい、ともに生命の可能性を開花させていくところに、尽きせぬ喜びがあり、そして、そこにこそ活力と創造性溢れる安定した平和な社会が開かれていくことであります。まさしく、この学びあう喜びのスクラムを、皆さんは、行くところ、向かうところ、伸びやかに広げていっていただきたいのであります。
最後は、「より良き世界へ奇跡を起こしゆく人間教育の勝利者たれ!」とエールを送ります。
現在、東京富士美術館は、「長くつ下のピッピの世界展」を開催しています。その著者でスウェーデンの世界的な児童文学作家であるリンドグレーンさんは語られていました。「私は奇跡を起こすことのできる読者のために書きたいのです」——と。彼女は、子どもたちは、読書をすることによって、いつか世界を変える奇跡の力を育んでいくと信じていたのです。
私は、人間教育もまた、一人一人の生命から、奇跡の力を引き出すことができると信ずる一人です。どうか、一日また一日、「学の光」を生き生きと放ちながら、どんな小さなことでもいい、我らの世界をよりよく変えていく奇跡を起こしていってください。そして、一人ももれなく誉れ高き人間教育の勝利者として、使命と栄光の人生を断固として飾っていっていただきたいのであります。
わが信頼してやまぬ学光の盟友、万歳! どうか、お体を大切に! ますますお元気で! 朗らかに!(大拍手)

2018年8月29日水曜日

2018.08.29 わが友に贈る

リーダーは謙虚であれ!
周囲への感謝と敬意を
言葉と姿で伝えよう。
「釈尊の出世の本懐は
人の振舞」なれば!

三世諸仏総勘文教相廃立 P568
『釈迦如来五百塵点劫の当初凡夫にて御坐せし時我が身は地水火風空なりと知しめして即座に悟を開き給いき』

【通解】
釈迦如来は五百塵点劫の当初、凡夫であったとき、我が身はすなわち地水火風空の五大であって本有常住の当体であるとお知りになって、即座に悟を開かれた。

〈寸鉄〉 2018年8月29日
信心で宿業を打破せねば同じことで苦しむ—恩師勇敢に人間革命の挑戦を
「国際部の日」50周年。万年の世界広布へ盤石な礎築く時。双肩に大使命
新しい今日の日を常に戦い取れ—文豪。価値創造の道は惰性との闘争なり
1人の駆け込み乗車による列車遅延は4万人に影響—試算。心に余裕持ち
非常食の賞味期限切れ—75%が経験と。耳にした時すぐ確認。それが賢者

☆御書と歩む� 第32回 度重なる苦難こそ「まことの時」
『鉄を熱にいたう・きたわざればきず隠れてみえず、度度せむれば・きずあらはる』(開目抄、233ページ)

◇通解
(法華経弘通ゆえの難に遭うことで、過去世からの罪業が現れ、消し切ることができる。たとえば)鉄を焼く時、強く鍛えないと、その中の傷は隠れたままで見えない。度々、強く責め鍛えると傷が現れてくるようなものである。

◇同志への指針
日蓮大聖人は「大事の難・四度なり」とも仰せである。命に及ぶ大難を、幾度も勝ち越えるお姿を示されたのだ。
我らは、その直系である。病気の再発など度重なる苦難にも、断じてたじろぐことはない。全ては金剛不壊の生命を鍛え上げる仏の計らいだからである。
「まことの時」に嘆かず惑わず戦い、永遠に崩れぬ常楽我浄の大境涯を開くのだ!

2018年8月28日火曜日

2018.08.28 わが友に贈る

惰性を打ち破るのは
日々の真剣な唱題だ!
信仰とは無限の向上。
みずみずしい息吹で
今日も朗らかに!

開目抄下 P235
『我並びに我が弟子諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ』

【通解】
私と私の弟子は、多くの難があろうとも、疑う心を起こさなければ、自然に仏界に至るであろう。諸天の加護がないからと、疑ってはならない。
現世が安穏でないことを嘆いてはならない。

〈寸鉄〉 2018年8月28日
御書の仰せに立てば絶対に行き詰まらない—恩師1級受験者よ徹して学べ
広布の宝城守る創価班・牙城会に大感謝!全ての労苦が自身の福徳と力に
正法は「則ち為れ閻浮提の人の病の良薬」。断固祈り勝て!宿命と戦う友よ
この世界で自身が果たす使命を知るべきだ—詩人地涌の誇り持つ人は強し
生活への満足度、過去最高。一方で老後に不安も。安心の未来を公明が描け

☆随筆永遠なれ創価の大城 第33回 「誓願」の共戦譜
◇「立正安国」へ 不屈の前進! 黄金の「人間革命」の日記文書を
この夏は猛暑の一方、記録的豪雨や台風が続発しております。特に先月、「西日本豪雨」で甚大な被害に遭われた、広島、岡山、愛媛をはじめ、被災地域の皆様方にお見舞いを申し上げます。
被災された方々が安心して暮らせる生活の復旧、地域社会の復興を、いやまして真剣に祈念せずにはいられません。
酷暑の中、青年部や壮年部の有志が「かたし隊」(清掃ボランティア)として懸命に大奮闘され、友に寄り添って奔走してきた同志も大勢おられます。尊い尽力に、深く最敬礼する思いです。
四十年前(一九七八年)の夏、私は中国・四国を相次いで訪問し、方面の歌を贈りました。
「陽出ずる中国 人の城 地涌の讃歌の 歌声も 勝利の空へ こだません ……ああ虹かかる 生命晴れたり」
「友よ負けるな 妙法の 祈りの功徳は 天空に 四国の民衆に そそがなん おお前進だ 鐘は鳴る」——と。
一番苦労している方々が、一番幸福を勝ち開くための信心です。
折々に「地涌の讃歌」と「我等の天地」の歌を妻と口ずさみつつ、けなげな宝友に届けと題目を送り続けてまいります。

創価涌出の宿縁
日本中、世界中から、日々、尊いお便りを頂戴し、感謝に堪えない。
キルギス共和国の名門大学の先生方からは、『法華経の智慧』第二巻のロシア語版に、鋭くも温かな書評を寄せていただいた。
その中では「人間のための宗教」への深い考察とともに、天台大師と日蓮大聖人、さらに創価の師弟との時間的なつながりに論及されていた。
すなわち——
天台大師は六世紀に誕生(五三八年)。
日蓮大聖人は、その約七百年後の十三世紀に出現された(一二二二年)。
さらに約七百年後の二十世紀、創価の師弟が涌出した(学会の創立は一九三〇年)——。
「法華経の智慧」が不思議にも遠大なリズムで継承されていることに刮目し、シルクロードの要衝の知性はエールを送ってくださっているのだ。
    ◇
御聖訓には「漢土一千年・日本七百年・又 目録にのせて候いしかども仏のごとく大難に値える人人少し」(御書一一八一ページ)と仰せである。
仏法史に名を残す人びとは多けれども、大難に遭いながら正法を弘通した人は一体、誰なのか。
御本仏・日蓮大聖人は「況滅度後(況んや滅度の後をや)」という大難を耐え忍ばれ、末法万年尽未来際へ広宣流布の大道を開いてくださった。
その誓願を受け継ぎ、「大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし」(同一四四八ページ)との御文のまま前進してきたのが、創価学会だ。
戦時中、先師・牧口常三郎先生と恩師・戸田城聖先生が投獄された法難より今年で七十五星霜。
先師は誓願を貫き通して殉教され、「死身弘法」の鑑を留められた。恩師は獄中で元初の誓願に立ち、出獄後、妙法の巌窟王となって敗戦の荒野から地涌の菩薩を「二人・三人・百人と」(同一三六〇ページ)呼び出していかれたのだ。
法華経の「万人成仏」の法理を「人間革命」として展開された恩師は、最晩年、学会永遠の指針として「難を乗り越える信心」と宣言された。
人生と社会のいかなる難が襲いかかろうとも、創価の師弟は断じて乗り越え、一切を「変毒為薬」して広布の誓願を断固と果たすのだ、との師子吼である。

困難を越える力
思えば私が第三代会長に就任したのは、一九六〇年(昭和三十五年)。
「立正安国論」が時の為政者に提出された文応元年(一二六〇年)より七百年であった。
大地震、水害、飢饉、異常気象、疫病……打ち続く災禍に翻弄される民の悲嘆を、大聖人は肌で感じられ、戦乱の危機をも洞察していかれた。
「此の事を愁いて胸臆に憤びす」(同一七ページ)と記された御心中は、まさに苦悩の民衆への限りない同苦であり、悲惨な現実への憤りであられたに違いない。
どうすれば、この苦悩を少しでも打開できるのか、この娑婆世界で分断や対立を超え、より人間の幸福・安穏を実現できるのか——眼前の難題に挑み、心ある友と誓いを共有し、対話を重ね、行動の連帯を広げる。
これが「立正安国」の出発点だ。
本年六月、私は、南米アルゼンチンの人権活動家エスキベル博士(ノーベル平和賞受賞者)と一緒に、「世界の青年へ レジリエンス(困難を乗り越える力)と希望の存在たれ!」と題する共同声明を発表した。
人類の前途にいかなる試練があろうと、勇敢に立ち向かう「青年の連帯」がある限り、絶対に希望は失われないと、私たちの信念を訴えたのだ。
「レジリエンス」とは、互いに助け合い支え合い励まし合って、共に苦難を乗り越えゆく、人間と人間の連帯の力、社会的な強靱性として捉えられる。この連帯の力を民衆の中に張り巡らしていくのが、私たちの立正安国の対話にほかならない。
先月、中華全国青年連合会(全青連)の代表団の方々が来日し、東京、東北、北海道で有意義な交流を結んでくださった。その折、中国言論界のリーダーの方が、かつて周恩来総理が立てられた問いへの答えを見出せた、と語っておられた。
すなわち、"なぜ創価学会は多くの民衆から支持されるのか?"との提起に対して、それは"師弟の心と心、同志の心と心が直接つながっているからである!"と。
「友の喜び友の歎き一つなり」(御書九三四ページ)とある如く、究極の心の絆を結び合ってきたのが創価のスクラムだ。
我らは、あらゆる差異を超えて、地域に社会に「レジリエンス」の安全地帯を創り広げていく。なればこそ世界の良識の期待と信頼も大きい。

民衆勝利を刻む
大聖人が「立正安国論」を発表されて満七百年(一九六〇年)の七月十六日を、私は沖縄の同志たちと迎えた。
それは、悲劇の歴史に挑み立ち、地涌の勇者が敢然と躍り出た、この宿縁の天地に、「立正安国」「広宣流布」の最先端のモデルを創造するためであった。
東洋広布、世界広布の先駆けとして、沖縄支部が結成された折、皆で明るく賑やかに舞を舞ったことが思い出される。
以来、幾たび、わが愛する琉球の父母たち、わが信ずる沖縄の健児たちと、一緒にカチャーシーを踊ったことだろうか。
「各各なにをかなげ(歎)かせ給うべき、迦葉尊者にあらずとも・まい(舞)をも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立ってをど(踊)りぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をど(踊)りてこそい(出)で給いしか」(同一三〇〇ページ)
この御金言の如く地涌の生命は、いかなる悪世にあろうが、自らの誓願の舞台で歓喜踊躍して、「人間革命」のまばゆい光を広げ、魂の勝ち鬨を轟かせずにはおかない。
この歴史の一大転換の行進の先頭を、威風も堂々と進みゆくのが、誉れの沖縄家族である。
だからこそ私は、小説『人間革命』の執筆を、沖縄で開始した。恩師の七回忌を未曽有の弘教で荘厳し、平和への民衆の大陣列を広げた一九六四年(昭和三十九年)の、十二月二日である。
若き日から私が執筆の範と仰いだ一人は、フランスの不屈の大文豪ビクトル・ユゴーであった。
そのユゴーの言葉に、「戦いを経た偉大な思想、他を圧倒した偉大な出来事から学ばなければなりません」とある。
大闘争の中で鍛え上げた創価の人間主義と、偉大な庶民の勝利の歴史を私は記してきた。
今、小説『人間革命』全十二巻に続く、『新・人間革命』も、いよいよ全三十巻の完結を迎えようとしている。

執筆25周年の朝
今年の八月六日「広島原爆の日」の朝、私は長野研修道場で、平和への祈りを厳粛に捧げた。
そして、二十五年前(一九九三年)、『新・人間革命』を書き始めたこの地で、仕上げの執筆をしたのである。
信越の同志は、この節目を素晴らしい聖教新聞の拡大で飾ってくれた。妻と共に、真心あふれる共戦への感謝を込めて、研修の役員の方々とお会いした。
皆の朗らかな笑顔が本当に嬉しかった。交わす挨拶に、常に祈り支えてくれている全国、全世界の友への深謝を重ねさせていただいた。
大聖人は「八万四千の法蔵は我身一人の日記文書なり」(御書五六三ページ)と仰せである。
次元は異なるが、広宣流布という民衆勝利の大叙事詩たる『人間革命』『新・人間革命』は、わが全宝友と分かち合う黄金の日記文書なり、との思いで、私は綴ってきた。
ゆえにそれは、連載の完結をもって終わるものでは決してない。
我らは、これからも、未来永遠に、師弟共戦の「誓願」という主題を貫徹しながら、自他共の生命に栄光凱歌の日記文書を厳然と刻みゆくのだ! 「人間革命 光あれ」と。
(随時、掲載いたします)

2018年8月27日月曜日

2018.08.27 わが友に贈る

◇今週のことば
「意が声とあらはる」
健気に戦う宝友に
労いと感謝の声を!
ここに喜びの金波が。
2018年8月27日

法蓮抄 P1050
『今法華経寿量品を持つ人は諸仏の命を続ぐ人なり、我が得道なりし経を持つ人を捨て給う仏あるべしや、若し此れを捨て給はば仏還つて我が身を捨て給うなるべし』

【通解】
今、法華経寿量品を持つ人は、十方世界の諸仏の命を続ぐ人である。諸仏も皆、法華経の自我偈によって自分が成仏できたのであるから、その恩ある法華経を持つ人を捨てられる仏があるだろうか。もし、この人を捨てられるならば、仏はかえって自分の身を捨てられることになるであろう。

〈寸鉄〉 2018年8月27日
会長は困難を乗り越える生き方の模範—南米総長青藍の同志よ勝って光れ
総秋田女性の日。婦女の連帯こそ希望!安心と喜び多き宝土に対話の渦を
菩薩行をせねば仏になれない—牧口先生。利他の実践で真の幸福境涯開け
厳しい残暑いまだ続く。水分・塩分補給など対策怠らず。健康人生を共に
法務省を騙る架空請求が全国で急増。葉書で不安煽る手口。躊躇わず通報

☆御書と歩む� 第31回 行学錬磨の青春のスクラムを
『設い一字一句なりと雖も此の経を信ずる者は宿縁多幸なり』(守護国家論、71ページ)

◇通解
たとえ一字一句であっても、この経を信じる者は過去世からの因縁があり、多幸なのである。

◇同志への指針
若くして大仏法に巡りあうほどの「宿縁多幸」はない。
恩師は「御書の一字一句にも大聖人の大慈悲が込められている」と言われた。御書を開けば、赫々たる生命の太陽が昇り始める。
教学で人格の芯を固めることだ。心肝に染めた御聖訓が自他共の幸福を築き、偉大な使命を果たし抜く力となる。
行学錬磨の青春のスクラムで、人類を照らしゆけ!

☆9月度 男子部「御書活動者会」研さんのために 富木殿御書
◇「今」を真剣に生きよう! 労苦をいとわず広布へ
9月度の男子部「御書活動者会(御書活)」では、「富木殿御書」を研さん。日蓮仏法の師弟の根幹である、弟子の姿勢について学ぶ。

◇御文
『我が門家は夜は眠りを断ち昼は暇を止めて之を案ぜよ一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ』(御書970ページ)

◇通解
わが一門の者は夜は眠りを断ち、昼は暇なくこのことを思案しなさい。一生空しく過ごして万歳に悔いることがあってはならない。

◇背景と大意
本抄は、日蓮大聖人が下総国(現在の千葉県北部などの地域)の門下の中心として活躍した富木常忍に送られた御書である。建治元年(1275年)の御執筆とされてきたが、現在は建治3年(1277年)と考えられている。
当時、"法華経は大日経に比べると戯論である"という真言密教が、人々から最も権威ある教えとされ、信じ崇められていた。
そうした背景の中で執筆されたのが本抄である。
大聖人は本抄の冒頭、法華経や涅槃経などの経論を引かれながら、謗法の罪は大きいこと、悪知識を恐れるべきことを強調されている。
続いて日本国の人々を謗法の大罪に陥れた元凶であり、最も恐れるべき悪知識として、弘法・慈覚・智証を挙げている。そして、"数多くの先徳たちがこの三人を疑っていないのに、どうしてあなたは謗法と非難するのか"との問いを立て、弟子たちに真言密教の邪義と法華経の正義を峻別するよう勧められている。

◇解説
本抄は、別名「止暇断眠御書」と呼ばれる。
止暇断眠は「暇を止め、眠りを断つ」と読み下す。拝読御文は、大聖人がまさに止暇断眠について言及された箇所である。
ここで大聖人は、全ての弟子に対し、寸暇を惜しんで精進し、悔いない一生を送るように教えられている。では、「我が門家は夜は眠りを断ち昼は暇を止めて之を案ぜよ」と述べられた、常に思案すべき「之」とはいったい何か。
真言密教は、中国や日本で「法華経最第一」の義が確立された後に伝来したため、天台・伝教の破折を免れ、大きく広まった。
大聖人は、謗法を広めた悪知識の存在に言及し、特にその根源として、弘法・慈覚・智証を挙げている。
中でも、日本天台宗の座主として、本来なら、正法を護持し、弘通して、民衆を幸福に導くべき立場にもかかわらず、真言密教に染まってしまったのが、慈覚・智証である。
慈覚は、真言密教の主張に同調して「理同事勝」(大日経には、法華経の一念三千と同様の「理」があるが、印と真言という「事」を説く大日経は法華経に勝れている)との邪義を唱えた。
智証もまた、天台宗の密教化を推進した。
二人は当時、皆の尊敬を集めていたが、その姿はまさに、師敵対の弟子だった。
大聖人が、別の御書で「慈覚・智証の二人は言は伝教大師の御弟子とは・なのらせ給ども心は御弟子にあらず」(308ページ)と厳しく破折されている通りである。
「之」とは、こうした悪知識の僧たちの正体のことなのである。
一方、大聖人は、釈尊、天台、伝教という法華経の行者の系譜を踏まえ、正法が滅びるのを惜しまれ、不惜身命の大闘争を貫かれた。
拝読御文は、"この峻厳な事実をよく見つめ、どこまでも正義の心を受け継げ!"との、弟子たちへの師子吼であったとも拝される。
拝読御文について、池田先生は次のように述べている。
「『今』を真剣に生きるのです。ただ『身』を惜しむだけで何も行動しなければ、何も残せません。法を惜しんで、労苦をいとわず、広宣流布に邁進することです。1回限りの今世の人生を、広布に捧げることが『万歳悔ゆること勿れ』となるのです」
根本の使命を忘れ去って、目先のことに流されて漫然と生きるのではなく、どこまでも広布への情熱を赤々と燃やしながら、今を真剣に生きていくこと。それが、弟子としての悔いない人生につながっていくのである。
いよいよ下半期がスタートした。
今一度、目の前の課題や目標を明確にしながら、一日一日を真剣勝負で生き抜いていこう。そして広宣流布大誓堂完成5周年の「11・18」を、広布と人生の勝利で荘厳していきたい。

2018年8月26日日曜日

2018.08.26 わが友に贈る

新入会者や青年部を
皆で大切にしよう!
「新しい力」が
「新しい歴史」を開く。
わが地区に人材の城を!

四条金吾殿御返事 P1136
『大難来れども憶持不忘の人は希なるなり、受くるはやすく持つはかたしさる間成仏は持つにあり』

【通解】
大難が来ても、この法華経を常に思い持って忘れない人はまれである。法華経を受けることはやさしく、持ち続けることは難しい。そして、成仏は持ち続けることにある。

〈寸鉄〉 2018年8月26日
自らが地涌の菩薩である事を疑うな—恩師。これが創価の魂。広布の劇を
北陸の日。さあ師弟の縁深き天地で対話の波を!「ああ誓願の歌」高らかに
海や空より壮大なのは人の心—文豪。決意次第で境涯は拡大。根本は祈り
挨拶は「先手必笑」。自分が心を開けば相手も心を開く。爽やかに友情育め
SNSで子供の犯罪被害が最多。家庭の規則作りが防ぐ鍵。話し合いから

☆四季の励まし 「8・24」本紙創刊原点の日 聖教は民衆を守る正義の城 2018年8月19日
民衆を賢明にし、民衆を強くし、
民衆を団結させる——
創刊以来の聖教新聞の使命である。
聖教こそが、
広宣流布へ威風堂々と進みゆく、
我ら創価学会の
正義の言論の武器である。

一本の見出しが、
読者の胸に火をともす。
記事の一節が、
読者の人生を劇的に変える。
そういう「力」が、新聞にはある。
それが、真実の言葉のもつ
偉大な底力だ。

人間は「良き活字」に触れてこそ、
深い思索ができるし、
頭脳も鍛えられる。
映像だけでは、
どうしても受け身である。
良書をはじめとする
「正しい活字文化」が衰弱すれば、
人間が人間らしく
行動しゆくための、
精神の泉は枯れ果ててしまう。

懸命に聖教新聞を届けてくださる
配達員の「無冠の友」の皆様に
感謝は尽きない。
陰で支えてくださる
集金担当の皆様、販売店、
印刷・輸送の関係者の皆様。
さらに執筆に汗を流す
通信員の友も、子孫末代まで、
一家眷属が守られていくことは、
絶対に間違いない。

仏の大慈悲をわが心とし、
言論をもって、
民衆の幸福に尽くす
聖教新聞の使命は、
あまりにも大きい。
聖教は広宣流布の弾丸である!
聖教は民衆を守る正義の城である!
聖教は世紀を開く希望の光である!
私の一日は、
その聖教新聞と共に始まる。

夏雲が力強く湧き立つ。強い日差しに照らされ、高原の緑が輝いていた——1992年(平成4年)8月、池田大作先生が霧ケ峰の長野青年研修道場を訪問した折、カメラに収めた。
間もなく8・24「聖教新聞創刊原点の日」を迎える。50年(昭和25年)のこの日、池田先生は、恩師・戸田城聖先生と、広布の機関紙創刊の構想を初めて語り合った。そして翌年4月、聖教新聞は産声を上げたのである。
日本中、世界中の人に読ませたい!——この恩師の叫びを胸に、池田先生は全同志に手紙をつづる思いでペンを執り続けてきた。
師の言論闘争への感謝を決意に変え、我らも言葉の力で生命尊厳の時代を切り開いていきたい。

2018年8月25日土曜日

2018.08.25 わが友に贈る

相手の幸福を祈り抜き
確信の声を響かせる。
これが対話の要諦だ!
縁する友と縦横に語らい
颯爽と友情を広げよう!

寺泊御書 P951
『心ざしあらん諸人は一処にあつまりて御聴聞あるべし』

【通解】
「志」を抱いて進む人達は、一処に集まって、法義を聴聞しなさい。

〈寸鉄〉 2018年8月25日
会長は偉大な英知を持つと共に最高の「聞き手」—博士。心の機微知る人に
「自分の使命に生き切ることが大切だ」戸田先生。今いる場所で力強く乱舞
「城の主剛ければ守る者も強し」御書。率先垂範の将たれ。勇姿に皆が続く
私の胸は燃える灯明である—彫刻家。さあ、走り語ろう!情熱は必ず伝わる
修士・博士、日本だけ減—7カ国調査。教育は未来築く百年の計。抜本策を

☆歌声高く 第13回 青葉の誓い
◇不撓不屈の「みちのく魂」わが胸に
ある友は言う。それは、「喜びの歌だ」と。折伏を終え、同志と歩いた月光の夜の道、その歌を口ずさみながら、歓喜を噛み締めた思い出は、数知れない。
ある友は言う。それは、「勇気の歌だ」と。病苦、経済苦、そして大震災——不安と悲しみの中にあった時、その歌が、どれほど自らを鼓舞してくれたか。
東北の歌「青葉の誓い」には、同志の数だけ、忘れ得ぬ広布と人生の物語がある。その誕生の瞬間もまたドラマであった。
1978年(昭和53年)8月6日、東京の創価女子会館で行われていた東北女子部の勤行会に、朗報が飛び込んだ。「今、池田先生が東北の歌をつくってくださっております!」
この日、東北女子部の代表が上京していると聞いた先生が、ほぼ完成していた歌に曲を付けながら、推敲を開始したのである。
清書された歌詞の入った封筒が会場に届いた。まず1番の歌詞。続いて2番、3番。さらには譜面まで。女子部の友は師の慈愛に目を潤ませながら、「青葉の誓い」を何度も歌った。
この歌は同日、山形県米沢市で行われた「置賜ふるさと祭典」のために、電話で歌詞とメロディーが伝えられた。置賜は、第1次宗門事件の嵐が激しく吹き荒れた地域である。夜の公演の部のフィナーレの後、歌の誕生が劇的に発表され、そのまま全員で合唱へ。東北の天地に「青葉の誓い」が初めて響きわたった。
「青葉の誓い」の歌詞と楽譜が聖教新聞に掲載されたのは、8月8日。友は振り返る。「歓喜の波動が、歌声と共に、瞬く間に東北の隅々にまで広がっていくのを感じました」
東北の歌は年々歳々、歌い継がれながら、師弟の心を結ぶ共戦の歌として、その輝きをより増していく。
「あの時ほど、この歌に励まされたことはない」と多くの同志が異口同音に述懐するのは、2011年3月11日の東日本大震災後のこと。一時的な避難所となっていた会館で、音楽隊の演奏に合わせ、声を振り絞るようにして歌ったあの日あの時——「涙があふれて仕方がなかった」と。
先生はつづった。「大好きな『青葉の誓い』の歌声が、私の胸に響かぬ日は、一日たりともない」「健気な東北の友の『心の財』が積まれた『功徳の山々』は、絶対に壊されない」
この歌が東北に響く限り、不撓不屈の「みちのく魂」も受け継がれていく。

MEMO
東北の歌「青葉の誓い」の誕生の経緯は、小説『新・人間革命』第28巻「大道」の章につづられている。
また、SOKAチャンネルVOD(ビデオ・オン・デマンド)でも、同歌のコーラス入り映像を配信。VODが利用できる会館等や「SOKAチャンネル モバイルSTB」で視聴できる。

一、青葉の森に 誓いたる
  我等の誇り 忘れまじ
  いかに護らん 果たさなん
  同志の城に 月冴えて
  ああ東北の 功徳の山々よ

二、風雪越えし 我等こそ
  地涌の正義の 旗頭
  今堂々の 陣列は
  使命の旗を 高らかに
  ああ東北の 歓喜の友々よ

三、おお新生の 道広く
  王者の鼓動は 雄渾に
  三世の光と ひらかなん
  これぞ元初の 太陽と
  ああ東北の 凱歌の人々よ

2018年8月24日金曜日

2018.08.24 わが友に贈る

「誰」かではない。
「自分」が壁を破ろう!
我らは一人一人が
広布新時代の開拓者だ!
誇り高く使命の大道を!

四条金吾殿御返事 P1192
『兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり、ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候』

【通解】
兵法や剣術の真髄も、この妙法から出たものである。深く信心を起こしなさい。決して臆病であってはならないのである。

〈寸鉄〉 2018年8月24日
師弟誓願の日「8・24」。師の71年の激闘で世界広布は実現。報恩の前進を
壮年部の日。さあ9月の幹部会へ!歴戦の丈夫よ人間革命の新たな劇綴れ
地涌の菩薩は「志固くして怯弱無し」と法華経に。誓い貫く人は強し。尊し
誰かが言わなければ!—魯迅。正義の声で未来を開く。本紙創刊原点の日
介護ロボットの開発加速と。安心の笑顔光る「幸齢社会」へ官民一体で推進

☆池田華陽会御書30編に学ぶ 観心本尊抄(上) 2018年8月11日
◇御本尊受持が末法の成仏の修行
◇強盛な信心で妙法の功力を現す
今月から2回にわたり、「観心本尊抄」を学びます。
池田先生は、御本尊について次のように語られています。
「自分が幸福になるための御本尊です。万人を幸福にするための御本尊です。日蓮大聖人が遺された太陽の仏法の功徳を、全世界の人々が満喫していくために戦うのが、創価学会の使命です」
私たちが日々、拝している御本尊の意義を学び、信心の喜びと確信を胸に対話を広げていきましょう。(今回の拝読範囲は、御書238ページ冒頭〜247ページ8行目です)

◇本抄について
本抄は、文永10年(1273年)4月25日、日蓮大聖人が52歳の時、佐渡流罪中に一谷で認められ、門下の富木常忍に与えられた重書です。
この前年2月、大聖人は佐渡の地から門下一同に宛てて「開目抄」を送られています。大聖人御自身が末法の御本仏であることを示された重書が「開目抄」であるのに対し、本抄は、末法の衆生が成仏のために受持すべき南無妙法蓮華経の御本尊について明かされています。本抄は、前半で「観心」について、後半で「本尊」について述べられます。

◇御文1
観心とは我が己心を観じて十法界を見る是を観心と云うなり、譬えば他人の六根を見ると雖も未だ自面の六根を見ざれば自具の六根を知らず明鏡に向うの時始めて自具の六根を見るが如し(御書240ページ1行目〜3行目)

◇通解
「観心」とは「わが己心を観じて自己の生命に具わっている十法界を見ること」である。
例えば、他人の目・耳・鼻・舌・身・意の六根を見ることはできても、自分自身の六根を見ることができなければ自身に六根が具わることがわからない。明鏡に向かってはじめて自分の六根を見ることができるようなものである。

◇御文2
釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す我等此の五字を受持すれば自然に彼の因果の功徳を譲り与え給う(御書246ページ15行目〜16行目)

◇通解
釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足している。私たちは、この妙法蓮華経の五字を受持すれば、おのずと釈尊の因果の功徳を譲り与えられるのである。

◇解説
「観心」とは、自身の心を見つめていく仏道修行をいいます。御文�で日蓮大聖人は、「観心」とは、自身の心に具わる十界を見ることであると仰せです。しかし、例えば人が、自分の目や耳や鼻などの外見を見ることができないように、自身の生命に具わる十界を見ることは困難です。
自分の外見を見るために鏡が必要となるのと同じで、自身の生命の十界を見るためには、わが生命をありのままに映し出す"明鏡"が必要となります。大聖人は、その明鏡こそが、「法華経」であり、天台大師の「摩訶止観」などであると本抄で仰せです。
天台大師は、観心の修行を明かした「摩訶止観」において、法華経の教えに基づき、「一念三千」を説きました。
これは、私たちの瞬間瞬間の生命(一念)に、三千世間、すなわちあらゆる現象・働きが具わっていることを見る(観察する)というものです。一念三千は十界互具を踏まえています。一念三千を覚知することは、己心に仏界を見る、すなわち胸中の仏界を現すことでもあります。一念三千は一切衆生の成仏の裏付けでもあるのです。
しかし、観心の修行は優れた能力を必要とし、誰もが実践できるものではありません。そこで大聖人は、御自身の生命に成就された一念三千を南無妙法蓮華経の御本尊として顕されました。この御本尊を受持し、題目を唱えることを、末法における成仏の修行とされたのです。
末法の衆生にとって、南無妙法蓮華経の御本尊を受持する実践が、観心、すなわち成仏の修行となります。このことを「受持即観心」といいます。こうして万人成仏の大道が開かれたのです。この受持即観心を教えているのが御文�です。
大聖人は、釈尊が成仏のために実践したあらゆる修行(因行)も、その結果として得た仏の福徳(果徳)も、全て「妙法蓮華経の五字」に具わり、私たちは南無妙法蓮華経の御本尊を信じ、題目を唱えることによって、その仏の因果の功徳を譲り受けることができると仰せです。大事なことは、御本尊の偉大な功力を引き出すのは、受持する人の「信心」であるということです。
何があっても御本尊を信じ抜き、題目を唱える強盛な信心によって、どんな悩みも、宿命も乗り越えていくことができます。日々、唱題根本に「行学の二道」に前進していきましょう。

★池田先生の講義から
戸田先生は、第2代会長就任式で、烈々と師子吼されました。
——「今日の広宣流布」とは、使命に立ち上がった一人一人が「国中の一人一人を折伏し、みんなに御本尊様を持たせること」であり、それは"一対一の膝づめの対話"によって成し遂げられる——と。
(中略)
一人の生命が尊厳であるからこそ、一人また一人と御本尊を受持させるのです。誰一人、差別していい存在はいない。皆、尊い使命をもって生まれてきました。
御本尊の功力は平等です。仲介者もいりません。大事なことは信心です。「観心の本尊」とは「信心の本尊」なのです。一人一人が、自身の境涯を開き、自身の生命の宝塔を最高に輝かせゆくために、御本尊があるのです。(2017年9月号「大白蓮華」に掲載の「世界を照らす太陽の仏法」)

◇研さんのために
○…2017年9・10月号「大白蓮華」掲載の「世界を照らす太陽の仏法」〈民衆仏法〉上下(聖教新聞社)
○…『御書の世界』第2巻所収の「御本尊」上中下(同)

2018年8月23日木曜日

2018.08.23 わが友に贈る

「仏になるみちは
善知識にはすぎず」
何でも相談できる
善友こそ人生の財産だ。
尊き同志と共に前進!

高橋殿御返事 P1467
『其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ、仏種は縁に従つて起る是の故に一乗を説くなるべし』

【通解】
その国の仏法流布は、あなたにお任せする。仏種は縁によって起こる。その故に一乗(法華経)を説くのである。

〈寸鉄〉 2018年8月23日
列島で賑やかに座談会。さあ対話弾む広場から!決意に燃えて「11・18」へ
「夫信心と申すは別にはこれなく候」御書P1255。地道に純真に。ここに勝利の要
いつかは達成するという歩き方ではダメだ—文豪ゲーテ 目標を明確に。日々挑戦
台風等で気温も急激に変化。体調管理に留意。祈り根本に疲れためぬ工夫を
大雨の対策していないが6割—四国青年部調査。「自分は平気」の油断排せ

☆世界宗教の仏法を学ぶ 第8回 仏法は勝負——生きること自体が戦い
連載「世界宗教の仏法を学ぶ」では、池田先生の指導や励ましを教学のテーマ別に掲載。併せて、それらに関する仏法用語や日蓮大聖人の御書などを紹介します。第8回のテーマは「仏法は勝負」です。

小説「新・人間革命」第8巻「布陣」の章
【あらすじ】1963年(昭和38年)6月、山本伸一会長は東京第一本部の新出発の幹部会に出席。広宣流布の活動における、「勝利」の重要性について語っていく。

あいさつに立った伸一は、ユーモアを込めて語った。
「このたび、理事長が東京第一本部の本部長になりましたが、ほかの本部の本部長になった副理事長たちは、理事長の本部を打ち負かしてやろうという魂胆なんです。
私は、立場上、どこかの本部だけを応援するわけにはいきませんが、今日は、第一本部員のつもりで、この幹部会に出席しています。
したがいまして、本日だけは、東京第一本部こそ、東京の、日本の、世界の広布のトップランナーたれと申し上げたいと思います。そして、ひとたび戦いを起こすならば、必ず勝つという伝統をつくっていただきたいのであります。
何ごとも勝てば嬉しい。活動の勝利は、わが生命に躍動と歓喜をもたらし、希望と活力の源泉となる。しかし、負ければ歓喜もなくなり、元気も出ません」
山本伸一は、広宣流布の活動において、なぜ、勝利を収めなければならないかを、今度は、個人に即して語っていった。
「折伏にせよ、あるいは会合の結集にせよ、勝とうと思えば、目標を立て、決意を定め、真剣に唱題に励むことから始めなければならない。さらに、知恵を絞って、勇気をもって挑戦し、粘り強く行動していく以外にありません。
そして、一つ一つの課題に勝利していくならば、それは、大きな功徳、福運となっていきます。また、何よりも、それが人生に勝つための方程式を習得していくことになる。さらに、活動を通してつかんだ信仰への大確信は、人生のいかなる困難をも切り開いていく力となります。
御書には『仏法と申すは勝負をさきとし』(一一六五ページ)と仰せです。それは、広宣流布とは、第六天の魔王という生命破壊の魔性との戦いであり、さらには人間が生きるということ自体が、人生そのものが戦いであるからです。
人間の幸福といっても、自分の臆病や怠惰などの弱さと戦い、勝つことから始まります。人間革命とは、自己自身に勝利していくことであり、そのための、いわば道場が、学会活動の場であるともいえます。
私は、その時々の折伏の成果など、問題にしておりません。大事なことは、皆さんが強盛な信心に励み、大功徳を受け、生活も豊かになり、幸福に満ち満ちた悠々たる大境涯になっていくことです。そのための布教であり、学会の活動であることを、銘記していただきたいのであります」

理解を深めるために
●苦難も「信心の眼」で捉える

日蓮大聖人は、「夫れ仏法と申すは勝負をさきとし、王法と申すは賞罰を本とせり」(御書1165ページ)と仰せです。
このお手紙を頂いた四条金吾は当時、極楽寺良観等の画策によって、主君の江間氏から法華経を捨てるという起請文(誓約書)を書くよう迫られていました。しかしながら、金吾はこれを敢然と拒否し、不退転の決意を大聖人に報告。その返信の中に認められたのが、冒頭の一節です。
主従関係を軸とする当時の中世武家社会では、主君による「賞罰」が武士たちの命運を決する根本であったことから、王法(世法)においては「賞罰を本とせり」と仰せられていると拝されます。
しかし、大聖人は、あくまで仏法においては勝負こそが第一であると指摘されています。これは、主君による弾圧という苦難を世間の表面的な次元から「賞罰」として捉えるのではなく、仏法の眼、信心の眼で仏と魔との「勝負」として捉え、"断じて負けてはならない"と励まされているのです。池田先生は、つづられています。
「『仏法は勝負』と強調されているのは、いかなる困難にも立ち向かっていく強靱な心を持て、ということです。臆病な心では、胸中の魔にも、社会の魔にも勝てないからです。『臆病にては叶うべからず』(御書1193ページ)です」

日蓮大聖人の御書から 「四条金吾殿御返事(世雄御書)」について
●道理の力で「主に勝つ」

「四条金吾殿御返事(世雄御書)」では、仏法は勝負であることを示し、仏とは最も勝れた法を持ち、世の中で最も勝れた「世雄」であると仰せです。
その上で日蓮大聖人は、「仏法と申すは道理なり道理と申すは主に勝つ物なり」(御書1169ページ)と仰せです。これは法華経への信心を根本に、正直に誠実に生きれば、道理としてあらゆるものに勝利できることを教えられていると拝することができます。
具体的に「主に勝つ」とは、仏法の道理の力は、賞罰によって家来を支配する力をもった主君にも勝つことができるとの意味です。
「法華経を捨てよ」と主君が四条金吾に迫ったことは、道理に反する不当な仕打ちでした。しかし、大聖人は本抄で金吾に対して、こうした事態に直面しても、感情に流されず、粘り強く誠実な振る舞いに徹していくのが信仰者の生き方であることを教えられています。
別の御書では、佐渡流罪の時、他の門下が所領を取られたりする中で金吾は主君から守られてきたと諭し、その恩を忘れ、道理から外れて主君を恨んでは、諸天善神も金吾を守らなくなると戒められています。
実際、金吾は大聖人の御指導の通りに、信心根本に振る舞い、主君からの信頼を回復して、新たな所領を賜るという勝利の実証を示していったのです。

2018年8月22日水曜日

2018.08.22 わが友に贈る

信行学の基本に
徹する人は強い。
精神と哲学の土台を
築いているからだ。
日々前進! 日々発心!

上野殿御消息 P1527
『友にあふて礼あれとは友達の一日に十度二十度来れる人なりとも千里二千里来れる人の如く思ふて礼儀いささかをろかに思うべからず』

【通解】
友にあったら礼儀正しくあれということは、友達で一日に十度・二十度訪ねてくる人であっても、千里・二千里も離れている遠方から訪ねてきた人のように思って、少しも礼儀を欠くようなことがあってはならない、という事である。

〈寸鉄〉 2018年8月22日
創大で伝統の「学光祭」。学びの人は永遠に向上!誉れの通教生に栄光あれ
他者を思う学会の運動は現代社会に広めるべき—識者。信頼結ぶ振舞更に
リーダーの話は明快かつ具体的に。「さあやろう」と皆の心を打つ指揮頼む
摂取する食品種類が多いほど健康寿命は延びる—研究。教養ある食生活を
風疹が流行の兆し。特に妊娠中の女性は警戒を。予防接種等の対策万全に

☆創価大学通信教育部 夏期スクーリング開講式への池田先生のメッセージ 2018年8月15日
◇学び続ける人は生涯、青春
尊き学びと挑戦の金の汗光る、伝統の夏期スクーリング、誠にご苦労さまです。
猛暑の中、日本全国、そして遠く海外からも本当によく集ってくださいました。
西日本豪雨による甚大な被害を受けた広島、岡山、愛媛等から駆け付けてこられた学友もおられます。万難を排して集った友を互いに心からねぎらい、大拍手をもってたたえ合いたいと思いますが、どうでしょうか(大拍手)。
私も、皆さん方と共に学び、共に語らい、共に挑戦しゆく思いで、一切を見守っております。
この4月、通信教育部に待望の「文学部人間学科」が新設され、創造的生命の学びの道が一段と拡充され、うれしい限りです。
真の人間学とは、よりよき「生き方の探究」であり、新しき世界を開く「価値創造の力」でありましょう。そして、それは現実の大地を踏みしめながら、日々生きた学問を探究し、実践されている、わが通教生の皆さんが最も深く体得される、真の教養なのであります。
私が対談を重ねてきた、精神の大国・インドの偉大な哲学者ロケッシュ・チャンドラ博士の言葉を思い出します。
「人間の心は、無限です。果てしない大海です。深く探究すればするほど、ますます広がっていくものです」と。
博士は90歳を超えた今なお、1日9時間以上、机に向かい、東洋の英知である仏教の研究に精魂を注がれております。その向学のエネルギーの源泉は何か。博士は語られています。「偉大なことに取り組んでいると、時間の経過を感じません」「私には、まだやらなければならないことがたくさんあります」と。
偉大な使命に燃え、学び続ける人は生涯、青春です。生涯、希望です。博士の信条は、我ら創大通教生の学光の志と、深く強く響き合うものではないでしょうか。
ともあれ、生きるとは学ぶことです。学ぶとは生きることです。ここに、尽きることのない生命の充実があり、皆と分かち合える人生の幸福があります。どうか、躍動のキャンパスで、志を共にする光友と切磋琢磨しながら、一つ一つの課題に、自分らしく、伸び伸びと取り組み、わが内なる無限の可能性を開花させていってください。
そして、創価の最高学府で培った「価値創造の大いなる力」を、わが使命の舞台で生き生きと存分に発揮し、いやまして希望と信頼の光を広げゆかれんことを、心から願ってやみません。
暑い日が続くので、どうか、決して無理をせず、聡明に体調を整えながら進めてください。水分を補給して、疲れをためず、睡眠を十分に取って、身も心も頭脳も、より頑健に冴え渡らせていく黄金の一日一日としてください。
また、私と同じ心でスクーリングに臨んでいただいている教員の先生方、職員の方々に、何でも遠慮なく相談なさってください。
わが宝の通信教育部の友に、「学は光」の栄冠あれ!と祈りつつ(大拍手)。

2018年8月21日火曜日

2018.08.21 わが友に贈る

三三蔵祈雨事 P1468
『されば仏は善知識に値う事をば一眼のかめの浮木に入り梵天よりいとを下て大地のはりのめに入るにたとへ給へり』

【通解】
それ故、仏は善知識にあうことを、一眼の亀が浮き木に入るようなものであり、梵天から糸を下ろして、大地にある針の目に通すようなものであると譬えられている。

〈寸鉄〉 2018年8月21日
会長の提唱する対話こそ平和への最良の道—識者我らは足元から友情拡大
異体同心の「心」とは信心だ—戸田先生。下半期の勝利へ!清新な祈りから
音楽隊・鼓笛隊が各地で熱演。情熱の調べで地域に希望を。尊き汗に敬礼
詐欺メールに警戒を。クリックで偽サイトに誘導と。怪しいものは開かず
台風接近の恐れと。気象情報等には常に意識を。無冠の皆様も安全第一で

☆四季の励まし 平和は「和楽の家庭」から 2018年8月12日
家に帰れば、安心できる。
何があっても
家族で励まし合い、
守り合っていける。
そうした和楽の家庭を
つくっていくことが、
社会の最も大切な基盤であり、
平和の原点となる。

家庭こそ、
一切の営みの基盤である。
どれだけ民主主義を論じ、
平和や教育を論じても、
その議論が、人間の幸福とか、
家庭の繁栄に
結びついていかなければ、
結局は、
空理空論になってしまう。

創価学会は、
一人一人の「人間革命」、
一軒一軒の「家庭革命」という
現実に光を当ててきた。
これほど地道な、
忍耐強い戦いはない。
しかし、だからこそ、
確固として揺るがないのだ。

親子の関係というのは、
ずっと続く。
いつまでたっても、
親は親、子は子である。
たとえ亡くなっても、
生命はつながっている。
ゆえに、親孝行とは、
一生涯の目標といってよい。
じっくり焦らずに、
自分自身を磨いていくことだ。

戦争を起こすのは人間である。
だから、その人間の生命を変え、
人間の心のなかに
平和の砦を築かなければならない。
それが人間革命であり、
その源泉が題目である。
この人間革命の思想と実践の道を
世界に伝えていくことこそ、
人類の平和を建設する根本なのだ。

緑に包まれた静かな湖。水鳥たちが仲良く寄り添い、ゆっくりと泳いでいた。1994年(平成6年)6月、池田大作先生がイギリスのグラスゴー近郊にあるローモンド湖で撮影した。
池田先生と対談集を編んだ、平和学者のエリース・ボールディング博士は語った。「平和の土台は、"家庭"の中にあり"地域社会"の中にある。また、これこそが極めて重要な平和の出発点である」と。
間もなく8月15日の「終戦の日」を迎える。平和は、決して遠くに求めるものではない。家族や親類、近隣など、目の前の「一人」を大切にすることから始まる。多くの人々と親交を深め、有意義な夏にしよう。

2018年8月20日月曜日

2018.08.20 わが友に贈る

◇今週のことば
さあ、座談会から
歓喜踴躍のスタートだ!
「我も唱へ他をも勧」
皆で明るく仲良く
「今生人界の思出」を!
2018年8月20日

四条金吾殿御返事 P1163
『一生はゆめの上明日をごせずいかなる乞食にはなるとも法華経にきずをつけ給うべからず』

【通解】
一生は夢の上の出来事のようであり、明日のこともわからない。どのような乞食にはなっても法華経に傷をつけてはならない。

〈寸鉄〉 2018年8月20日
各地、下半期を出発。戦いは勢いで決まる。生まれ変わった息吹で対話拡大
団結には車軸が金剛不壊でなければ—恩師。広布は幹部の成長ありて加速
青年部教学1級、学生部実力試験迫る。大聖人の正義の魂を命に染め抜け
どんな運命より強いのが人間精神だ—哲人。強く祈れ。宿命は必ず使命に
交通死者6割が高齢者、歩行中が多し。安全確認怠るな。周囲も譲り合い

☆御書と歩む� 第30回 「妙」の一字に偉大な力が
『法華経を供養する人は十方の仏菩薩を供養する功徳と同じきなり、十方の諸仏は妙の一字より生じ給へる故なり』(千日尼御前御返事、1316ページ)

◇通解
法華経を供養する人の功徳は、十方の仏・菩薩を供養する功徳と同じである。十方の諸仏は、妙の一字から生まれたからである。

◇同志への指針
妙法は全宇宙を貫く根源の法である。一切の仏が成仏できた根本の力も妙法だ。
「妙」の一字には、仏・菩薩の万行万善の功徳が納まっている。ゆえに題目を唱える我らは無敵だ。宇宙に遍満する仏界・菩薩界と連なり、境涯を限りなく開くことができる。
日々、朗々と唱題し、究極の蘇生のリズムに合致して、諸天を味方に、価値創造の人生を歩みゆくのだ。

☆8月度座談会拝読御書 松野殿後家尼御前御返事
一人一人が使命ある尊い存在
弟子の真心を何よりも大事にされた大聖人
◇本抄について
本抄は、弘安2年(1279年)3月26日、日蓮大聖人が身延から駿河国(静岡県)の門下である松野殿の夫人に送られたお手紙です。
題号に「後家尼御前」とあるように、この女性門下は、夫に先立たれた方です。本抄を頂いた人が、南条時光の母方の祖父に当たる松野六郎左衛門入道の夫人なのか、あるいは、その入道より先に亡くなった子息の夫人なのか、はっきりと分かっていません。
当時は天災が続き、人々は飢饉や疫病に苦しんでいました。大聖人は、前年(弘安元年=1278年)閏10月のお手紙で、「去年から今年にかけて大疫病がこの国に流行して、人の死ぬことは大風で木が倒れ、大雪で草が折られるようなもので、一人も生き残れるとは思えなかった。(中略)8月、9月の大雨や大風で、日本国全体が不作となり、残った万民は冬を過ごし難い」(御書1552ページ、通解)と、その惨状をつづられています。
身延での大聖人の御生活も困窮を極め、本抄からも「衣は身を隠すに足りず、食は命を支えるほどもない」(同1393ページ、通解)と逼迫した様子がうかがえます。こうした中にある大聖人に真心からの御供養をした尼御前に対し、返礼として認められたのが本抄です。

◇拝読御文
『未だ見参にも入らず候人のかやうに度度・御をとづれの・はんべるは・いかなる事にや・あやしくこそ候へ、法華経の第四の巻には釈迦仏・凡夫の身にいりかはらせ給いて法華経の行者をば供養すべきよしを説かれて候、釈迦仏の御身に入らせ給い候か又過去の善根のもよをしか』

◇心こそ大切に候へ
本抄の内容から、松野殿後家尼御前はこれまで一度も日蓮大聖人とお会いしていないにもかかわらず、大聖人に御供養の品を度々、お届けしてきたことが分かります。大聖人が門下のそうした尊い真心を何よりも大切にされたエピソードは枚挙に暇がありません。
大聖人が佐渡流罪中に出会った門下に、阿仏房・千日尼の夫妻がいました。阿仏房は、大聖人の身延入山後、千日尼から託された御供養の品々を持って、何度も師匠を訪ねています。
例えば、弘安元年(1278年)閏10月、大聖人は御供養への返礼として千日尼に送られたお手紙の中で、次のように仰せです。
「御身は佐渡の国にをはせども心は此の国に来れり」(御書1316ページ)。"あなた(千日尼)の身は佐渡にあっても、心は私(大聖人)のところに来ていますよ"との趣旨です。
さらに大聖人は、「御面を見てはなにかせん心こそ大切に候へ」(お会いしたからといってどうなりましょう。心こそ大切です=同ページ、通解)と、大きな慈愛で千日尼を包み込まれました。
千日尼の真心は、毎年のように夫を大聖人のもとへ送り出すという行動として表れました。そこには、変わることなく師匠を求めていく心がありました。
門下一人一人の心を深くご覧になり、真心に真心で応えられたのが、生涯を通して変わることのない大聖人のお振る舞いだったのです。
弟子の立場から見れば、師匠を支え、求める姿勢を貫いていくことが、求道の心の表れであり、そこに仏法の根幹ともいうべき師弟の精神があるといえるでしょう。

◇諸仏の"入其身"
拝読御文に「釈迦仏の御身に入らせ給い候か」とあります。これは、「善」の「入其身」であり、松野殿後家尼御前の供養が日蓮大聖人を支える善の働きをしていることを指しています。
法華経勧持品第13には「悪」の「入其身」である「悪鬼入其身」が説かれています。「悪鬼は其の身に入って」と読みますが、これは「悪鬼」が、さまざまな衆生の身に入り、正法を護持する者をそしり、辱め、仏道の実践を妨害することをいいます。
「悪鬼」とは、誤った宗教・思想に当たり、また人の苦悩の因となって、精神を乱す源のことです。
大聖人は例えば、第六天の魔王が法華経の行者を迫害しようとして、智者や権力者の身に入ると述べられています。
この反対の「善」の「入其身」について、大聖人は、「釈迦・多宝・十方の仏・来集して我が身に入りかはり我を助け給へと観念せさせ給うべし」(御書1451ページ)とも指南されています。
「釈迦仏・多宝仏・十方の仏たちよ! 集い来って、わが身に入りかわり、私を助け給え」と祈っていくよう、門下に教えられた言葉です。
「釈迦・多宝・十方の仏」、すなわち諸仏が「入其身」すれば、仏の所従(=家来)である諸菩薩・諸天等が従い、法華経の行者を守護することは間違いありません。
強盛な信心は、一切を善の働きへと変えていきます。信心を奮い起こして広布に前進する中で、仏をはじめ菩薩・諸天善神など、あらゆる善の働きを呼び起こしていくことができるのです。

◇師弟の宿縁
仏法の説く"三世の生命観"に照らせば、日蓮大聖人の門下一人一人が大聖人との師弟の絆を結んだのは、過去世からの宿縁によるものにほかなりません。
拝読御文に「過去に積まれた善根があらわれてのことでしょうか」(通解)とあります。「善根」とは、過去世から生命に積んできた、功徳の因となる善の行為を意味します。
私たちが正法に巡り合うことができたのも、決して偶然によるものではありません。過去世から仏法との縁(宿縁)があり、生命に刻まれてきた善根があるからです。
例えば大聖人は、佐渡の地で門下となった最蓮房に対して、「過去の宿縁追い来って今度日蓮が弟子と成り給うか」(御書1338ページ)と仰せになり、法華経化城喩品第7の「在在諸仏土 常与師倶生(在在の諸仏の土に 常に師と倶に生ず)」(法華経317ページ)の文を引いて、師弟について教えられています。
この経文は、師と弟子が常に同じ仏国土に生まれ、共に仏法を行じていくことを説いたものです。
また、安房の門下には、「かかる者(=大聖人)の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり」(御書903ページ)と仰せです。
希有の仏法と師匠に出合うことのできた喜びを胸に、自らの尊い広布の使命を果たしていきましょう。

★池田先生の指針から 師匠を支えた、けなげな女性門下
後家尼御前は、まだ大聖人に直接お会いしたことがないこと。しかし、幾度も御供養を重ね、大聖人をお護りした健気な女性門下であったことが推察されます。
当時の時代背景を確認すれば、大雨・大風・大雪などの天災が続き、深刻な飢饉や疫病の大流行で多くの人が亡くなり、不安な世情です。また、蒙古の再襲来が予想され、混迷の度がますます深まっています。加えて、大聖人一門にとっては、駿河国では熱原の法難が始まっており、緊迫した状況が続いています。
そうしたなかで、仏法をひたむきに求める一人の女性に、大聖人は、「法」と「人」の両面から、大確信を与えられます。
まず「法」の次元では、南無妙法蓮華経こそが万人成仏の根源の法であること。そして「人」の次元では、あらゆる迫害を乗り越え妙法弘通を貫かれてきた大聖人こそが法華経の行者であることを教えられます。そして、この女性門下が今、信心をしていることは、決して偶然でなく、深い使命をもって生まれてきたことを示されています。
いわば、大聖人御自身の「戦いの歴史」と「御確信」、そして門下の「使命」を教えられている御書です。(『勝利の経典「御書」に学ぶ』第19巻)
◇ ◆ ◇
まず大聖人は、衣服も不足がちで食にも困窮している現状を紹介して、いかに、門下の御供養が大聖人を支えているか、深く感謝されています。
しかも、たびたび御供養をしている尼御前は、一度も大聖人と直接お会いしたことのない門下です。
尼御前に限らず、今日、御書に残っていない、そうした門下も数多くいたことと思います。不惜の信仰を貫き通した熱原の三烈士もそうでしょう。信心は距離ではありません。大切なのは「心」です。
大聖人は、尼御前の誠実な心を深く御覧になったのです。法華経法師品第十に触れて、"まことに不思議なことです。釈迦仏があなたの身に入られたのか。あるいは過去世の善根があらわれてのことでしょうか"と仰せです。牧口先生も、御書の中でこの一節に強く線を引かれています。(同)

参考文献
〇…『勝利の経典「御書」に学ぶ』第19巻(聖教新聞社)

2018年8月19日日曜日

2018.08.19 わが友に贈る

安逸ばかり求めると
小さなことも苦痛に。
使命深き後継の友よ!
あえて労苦に挑みゆく
鍛えと誉れの日々を!

日女御前御返事 P1245
『石に矢のたつ是れ又父のかたきと思いし至信の故なり、何に況や仏法においてをや』

【通解】
中国の李広将軍が放った矢が石に立ったというのも、(石を父親を殺した虎と思い)父親の仇と信じ抜いた一念の強さゆえである。まして、仏法においては、なおさらのことである。

〈寸鉄〉 2018年8月19日
「日蓮と同じく法華経を弘むべきなり」御書。世界広布進める学会こそ正統
青年は望みが大きすぎるくらいでよい—戸田先生君よ立正安国の大理想へ
未来部の各種コンクールが大詰め。鳳雛と成長の思い出を。最後まで応援
日曜日の寝過ぎはリズム崩して不眠の因に。今日も清々しい朝の祈りから
世界人道デー。目前の人を大切に—この心が平和の要。創価の振舞で拡大

☆SUA入学レセプションへの池田先生のメッセージ 2018年8月11日
◇いかなる難題も打開しゆく価値創造の英知磨く青春を
一、私の座右には、空から撮影したアメリカ創価大学の写真があって、常に心に映じて離れることはありません。
緑なすアリソビエホの丘に立つ赤い屋根の校舎群も、カリフォルニアの青い空を映した、ファウンダーズホールの前の池も、いつもわが胸に輝き光っております。
この麗しきキャンパスに、今年も、世界中から最優秀の英才を迎えることができました。
新入生の皆さん、さらに大学院に進学される皆さん、誠におめでとう!
わがSUAは「生命尊厳の世紀」をリードする創造的な世界市民を育む学びやです。無限の可能性に満ちた青春の生命を、思う存分に解き放っていってください。
送り出してくださった、ご家族、ご友人の方々も、本当にありがとうございます。
一、愛する皆さんの門出に、私は「地球社会を照らす英知と希望の連帯を広げよう!」と呼び掛けたい。
この8月は、アメリカの歴史を動かした公民権運動の「ワシントン大行進」から、55周年。キング博士の盟友として、この人権闘争に参加し、わがSUAのキャンパスに何度も来学くださった、高名な歴史学者のビンセント・ハーディング博士は語りました。
「希望の回復こそ、私たちにとって第一の挑戦である」と。
残念ながら、世界は、いまだ人種差別のみならず、民族や宗教、文化の差異、経済格差といった、幾つもの分断線が引かれています。さらには、自然と人間を分断する環境破壊など、地球の持続可能性そのものが危うくなっているといわざるをえません。
だからこそ、私は申し上げたいのです。
「希望の回復」さらに「希望の創出」そして「希望の連帯」をもたらしゆく英知のフォートレス(要塞)こそ、我らのSUAなり、と。
一、毎年、SUAを訪れ、講演や授業を行ってくださっているチョウドリ元国連事務次長は、長年の外交経験を踏まえ、こう言われました。「変化をもたらすための一番の近道は、われわれが連帯し、個人間、家族内、そして、コミュニティーや、われわれの社会、同時に世界レベルにおいて、信頼と協力関係を育てていくことである」と。
全ての希望は人間対人間の対話から生まれる。どんな不信の壁も、実際に会って、友情と信頼を築くところから、必ず乗り越えられる。この信念で、私は世界を走り、人類を結ぶ行動を貫いてまいりました。うれしいことに、SUAの卒業生たちが、この道に澎湃と続いてくれております。
どうか、世界との友情の広場である、ここSUAで、心広々と伸びやかに、良き学友と希望を分かち合いながら、いかなる難題も打開しゆく価値創造の英知を切磋琢磨し合う青春を飾っていってください。
一、このSUAの未来へ大いなる希望を託してくださっていた、アメリカの公民権運動の母ローザ・パークスさんは断言されています。「本当に学びたいと思ったら、あなたを止めるものは何もありません」(高橋朋子訳『ローザ・パークスの青春対話』潮出版社)と。
学びの青春に恐れなし! 学びの友は宝なり!
そして、幸福と平和を創る智慧は無窮なり!です。
さあ、栄光の大空へ、この大学の未来に希望を託してくださっている人々、そして何より、皆さんを支えてくださる全ての方々の期待を、若き誉れの翼に受けながら、悠々と力強く飛び立とうではありませんか!
愛する皆さんに健康あれ! 希望あれ! 勝利あれ! と祈りつつ、私のお祝いのメッセージとします(大拍手)。

2018年8月18日土曜日

2018.08.18 わが友に贈る

相手を尊重する心に
友情の花は咲き薫る。
同苦する祈りに
信頼の果実が実る。
彩り豊かな交友史を!

主師親御書 P386
『或時は人に生れて諸の国王大臣公卿殿上人等の身と成つて是れ程のたのしみなしと思ひ少きを得て足りぬと思ひ悦びあへり、是を仏は夢の中のさかへまぼろしのたのしみなり唯法華経を持ち奉り速に仏になるべしと説き給へり』

【通解】
ある時は人間として生まれて、諸の国王、大臣、貴族や宮廷での昇殿をゆるされる高い身分などになって、「これほどの楽しみはない」と思い、わずかなものを得て「満足した」と思い、喜びあっている。このことを仏は「夢の中の栄え、幻の楽しみである。ただ法華経を持ちたてまつり、すみやかに仏になりなさい」と説いておられる。

〈寸鉄〉 2018年8月18日
大聖人の確信に触れれば信心の火が燃える—恩師日々、御書を繙き前へ!
世代を超えた創価の平和運動に学び、社会全体へ—識者。次代を拓く誇り
栃木県青年部の日。関東を牽引する正義の友よ。不屈の敢闘精神で拡大を
夏バテ予防は�栄養補給�十分な睡眠�適度な運動を。健康こそ勝利の源
世界の異常高温は今後5年続く—予測。温暖化抑制へ国境超えた取組急務

☆未来部夏季研修会への池田先生のメッセージ 2018年8月7日
◇勇気 誓い 友情の心で青春勝利の地道な挑戦を
従藍而青の頼もしき後継の皆さん、猛暑の中、日本全国から、創価大学へ、よく集ってくれました。
とくに、このたびの西日本豪雨で被災した地域の皆さん、本当にご苦労さまです。
私は、一人一人の健康と成長と勝利、また、ご家族の幸福・和楽を真剣に祈りました。これからもずっと祈り続けていきます。
担当者の皆さん、男女青年部、学生部の皆さんも、本当にありがとうございます。
広宣流布とは、生命尊厳の大哲学を掲げて、全民衆の幸福と地球の平和の道を、はるか1万年先の未来まで開いていく大遠征です。それは、世代を超えて断じて途切れることのない、最も崇高にして最も遠大な使命のリレーです。
このバトンを、私は初代・牧口先生、第2代・戸田先生から受け継ぎ、まっしぐらに走り抜いてきました。皆さんのお父さん方、お母さん方も一緒です。
そして今、「正義の走者」たる皆さんに、一切を託していきます。
きょうは、青春勝利の三つのバトンを、一人一人に手渡ししたい。
一つ目は、「夢に挑む勇気のバトン」です。夢は、若き命を、大きく強くします。
戸田先生は、よく「青年は、望みが大きすぎるくらいで、ちょうどよい」と言われました。私も体が弱く、悪戦苦闘の青春でした。
それでも、戸田先生の弟子として、壮大な広布の夢に向かい、祈り、学び、戦い続ける中で、頑健な生命を鍛え上げることができました。
青春時代は、みんな、さまざまな悩みや葛藤の連続です。自分に自信が持てず、失敗を恐れて萎縮してしまうこともあるでしょう。しかし、失敗しても、そこから多くのことを学べばいい。
朗らかに挑戦する勇気も、へこたれない不屈の勇気も、青春の特権です。
二つ目は、「恩に報いる誓いのバトン」です。
牧口先生は、恩を大切にする人でした。一枚の服にも、さまざまな国の人々の労苦の汗が込められていることを通し、自分を支えてくれている人たちの恩を知り、世界の民衆に思いを巡らせることを示されました。ここに、真の知性の深さと広さがあります。
皆さんの今回の研修も、送り出してくれたお父さんやお母さん、地域の方々など、たくさんの人の真心に支えられています。みんなが、皆さんの大成長を祈っています。
日蓮大聖人は、「父母や師匠への大恩に報いるには、仏法を実践し抜いて智者(まことの智慧ある人)となって、初めて可能となる」(御書293ページ、趣意)と教えられております。
深い感謝の心で、恩に応えようと誓いを立てて祈る時、人間は、自分の小さな殻を打ち破ることができます。どんな困難にも負けない、無限の智慧が湧き出でてくるのです。
最後は、「平和を創る友情のバトン」です。
未来部は、私が第3代会長として世界を駆け巡る中で結成しました。皆さん方が胸を張って躍り出る世界の舞台を築くために、私は第一級のリーダーと友情を結んできました。
創価大学にある、インドの大詩人・タゴールの像の台座には、「人々の間に結合をもたらし、平和と調和を築くことこそが、文明の使命である」との言葉が刻まれています。
平和といっても、一切は友情から始まります。それは、身近な友人との心通い合う対話から出発します。今回、出会った宝友とも、素晴らしい友情を深めていってください。
結びに、私の親友であるアルゼンチンの人権の闘士・エスキベル博士の言葉を贈ります。
「"今"何をしているかが重要であり、その現在が未来を決定していきます。きょう、種を植える勇気を持つものが、あした、その果実を収穫するのです」
今、皆さんが地道に植えている、勉学の種、読書の種、語学の種、鍛錬の種、励ましの種、親孝行の種が、必ずや青春勝利の花を咲かせ、人生栄光の実りをもたらしゆくことは、絶対に間違いありません。
私は、愛する皆さん方の偉大な「人間革命」の現在の挑戦を、そして未来の「鳳雛飛翔」の凱歌を、全て見守っています。
わが不二の地涌の若人よ、勝って勝って、勝ちまくれ!
どうか、世界一の同志と、楽しく仲良く健やかに、世界一の研修会としてください(大拍手)。

2018年8月17日金曜日

2018.08.17 わが友に贈る

厳しい暑さが続く。
局地的な豪雨など
悪天候にも要注意!
"百千万億倍の用心"で
事故を未然に防ごう!

王舎城事 P1138
『御いのりの叶い候はざらんは弓のつよくしてつるよはく太刀つるぎにてつかう人の臆病なるやうにて候べし』

【通解】
祈りが叶わないのは、弓が強いのに弦が弱く、太刀や剣があっても使う人が臆病であるようなものである。

〈寸鉄〉 2018年8月17日
会長が育てた青年たちの姿に明るい未来を見た—韓国郡守。使命は無限大
文芸部結成の日。悪を切り希望送るペン、一閃!戦う言論勇者に栄冠光る
良書を読め。古典を読め—恩師。知勇錬磨し君よ民衆厳護のリーダーたれ
詐欺メール、企業の4割が受信と。手口はより多様、巧妙に。警戒心強く
戦後生まれが人口の8割強。戦争の悲惨、平和の心を未来へつなぐ時は今

☆青年不戦サミットへの池田先生のメッセージ 2018年8月6日
◇若き世代の正義の団結は核兵器より強し! 君よ平和の暁鐘を鳴らせ
一、平和の誓願の天地・長崎での「青年不戦サミット」の開催、誠にご苦労さま!
この若き尊きサミットが始まってより、今年で30年目。広島・長崎・沖縄の3県を中心に、平和建設の挑戦を一つまた一つ堅実に積み重ねてきた皆さんを、私は心から讃え、連帯の握手を交わしております。
本当にありがとう!
今、世界は、難民や移民の問題などで緊張や摩擦が強まる一方、非核化に向けた対話の動きも生まれ始めています。昨年の核兵器禁止条約の採択に続き、今年4月には韓国と北朝鮮の南北首脳会談が行われ、6月には米朝首脳会談が実現しました。
今こそ、核兵器のない世界への潮流を揺るぎないものにしていかねばなりません。その鍵を握るのは、何にもまして青年であります。
一、今年の8・9「長崎原爆の日」の平和祈念式典には、国連のグテーレス事務総長も出席の予定となっており、青年に次のように期待を寄せられています。
「私は、若者が明日のリーダーだという考えには同意できません。若者はますます、今日のリーダーとなっているからです」「私たちが直面する最も深刻な課題に取り組むためには、若者のエネルギーが必要です」と。
まさしく、私と人権運動家のエスキベル博士が、6月に発表した共同声明で繰り返し強調しているのも、この点にあります。
どこか遠くではない、今いる場所で、現実に具体的に自分にできる行動を起こす——この世界の知性が求めてやまない、時代変革の力ある「今日のリーダー」こそ、創価の青年であると、私は確信してやまないのであります。
一、先般の西日本豪雨の被災に際しても、広島はじめ各地の青年による復旧復興への気高き奮闘に、心から感謝申し上げます。
エスキベル博士は、私との対談の中で、若い世代の交流がある限り、「どんな困難が存在していようとも、すべての人にとってより良い世界を建設する希望と光は存在することを確認することができる」と語られました。
私もまた、正しき生命尊厳の哲理を掲げた青年の団結は、断じて核兵器よりも強い。若き正義の大連帯は核兵器をも恐れじ、との信念で戦い抜いてきました。
どうか、わが青春とわが地域の眼前の難題にも、そして世界の非核化、人類の不戦という遠大な理想にも、怯まず、嘆かず、諦めず、日本そして世界の青年と手を携えながら、断固と挑み抜いていってください。
わが使命の本舞台で、一段と広く大きく、友情と仏縁を「二人・三人・百人と」(御書1360ページ)拡大しながら、自分自身の人間革命の勝利劇から、未来へ向かって、自他共の幸福と平和の暁鐘を高らかに打ち鳴らしゆこうではないか!
若き世界市民の皆さんの健康、ご家族と郷土の繁栄を祈りつつ(大拍手)。

2018年8月16日木曜日

2018.08.16 わが友に贈る

家族や親戚との
温かな交流を大切に!
和楽の家庭は幸福の源。
日頃の感謝の思いを
言葉と行動で表そう!

日女御前御返事 P1247
『何に況や父母国王に百千万億倍まされる世間の師をや、何に況や出世間の師をや、何に況や法華経の御師をや』

【通解】
父母や国王よりも、百千万億倍優れた世間の師匠に背けば、なおさらである(必ず天に捨てられ、地獄に堕ちる)。さらに、出世間(仏法)の師に対して、まして、法華経の正しき師匠に背く罪は、いかに大きいであろうか。

〈寸鉄〉 2018年8月16日
人と人の繋がり育む学会は日本社会の希望—教授今日も溌剌と友のもとへ
我らは惨劇忘れない!青年部が戦没者法要。この若き連帯が平和世紀の光
「可愛そう」だけでは人は救えぬ—恩師。共に悩み、共に祈る。その姿に仏法
独居の高齢男性、近くで頼れる人いないが3割。心結ぶ周囲の声掛けが鍵
熱中症の搬送者、1週間で7千人超と。人ごとと油断せず!万全の予防を

☆歌声高く 第12回 正義の走者
◇創価のメロスよ、誓いの道を
友との約束を守るため、彼は走った。
度重なる困難に力尽き、諦めそうになっても、「私を、待っている人があるのだ」「私は、信頼に報いなければならぬ」と、自らを奮い立たせながら——。
太宰治の名著『走れメロス』の主人公の力走に、池田先生は、誓いの道をひた走る未来部の宝友の姿を重ねた。
第1次宗門事件という、創価の師弟の絆が分断されようとした障魔の嵐の中で、先生が"創価のメロス"たる後継の友に贈った歌がある。
その名も「正義の走者」——。
先生が作詞の筆を執ったのは、40年前の1978年7月23日。場所は岡山文化会館(現・岡山南文化会館)であった。
未来部は全員が創価の大切な後継者である! 21世紀の広宣流布のバトンを託す正義の走者である!
先生の万感の思いは、瞬く間に歌詞となってあふれ出た。
1、2番では、"自身の心を制覇し、信義を生涯貫く"大切さ、"一人立つ信念の人生に、最も美しい友情が生まれる"ことを歌詞にしていく。そして3番の最後の言葉は、既に決めていた一節「ああ柱たれ 我等の時代の」に。
「皆が自分の世代の広宣流布に責任をもち、信頼の柱となり、友情を広げていくなかに、仏法の人間主義の着実な広がりがある」との思いを託した。
そして同日夕刻、「できたよ!」と、当時の高等部長に、完成したばかりの歌詞を書いた紙が手渡されたのである。
その後、四国で曲がつけられ、新・高等部歌として8月1日付の聖教新聞で発表されると、全国の部員の喜びが爆発。
2日後の8月3日には、第11回高等部総会(立川文化会館)の席上、部歌が初めて披露された。
先生は語っている。
「私は、愛する後継の皆さんが、一人も残らず、正義と勝利の人生を生き抜いてくれることを信じ、祈って、『正義の走者』を贈りました」
「『正義の走者』は私の遺言であります」
「正義の走者」は、友から友へ、親から子へと歌い継がれていく。2010年7月には、池田先生が歌詞を加筆し、「未来部歌」として生まれ変わった。
誕生40周年の今夏、未来部を中心とした各地の集いで、「正義の走者」の歌声が高らかに響きわたっている。
勉強に、クラブに、親孝行にと、自らが決めた道を突き進む友もいる。一方で、友人との関係や家族の病など宿命の嵐に悩み、立ち止まる人もいるかもしれない。
だが君たち、あなたたちには、順風の時も逆境の時も、変わらずに皆の成長を信じ、祈り、励まし、待っている師匠がいる。
メロスは言う。「走るのだ。信じられているから走るのだ」
後継の友よ、走れ! 自分のために。平和のために。信じてくれる師匠のために。

MEMO
「正義の走者」の誕生の淵源や意義は、小説『新・人間革命』第28巻「広宣譜」の章や、SOKAチャンネルVOD(ビデオ・オン・デマンド)の番組「未来に羽ばたく君へ——池田先生と未来部」で紹介されている。また、VODでは同歌のコーラス入り映像を配信している。VODが利用できる会館等や「SOKAチャンネル モバイルSTB」で視聴できる。

一、我れ今あとを 継がんとて
  心凛々しく 時待たん
  この身の彼方は 新時代
  躍る舞台と 今強く
  学べ尽くさん 正義の道をば

二、君も負けるな いつの日か
  共々誓いし この道を
  嵐も吹雪も いざや征け
  これぞメロスの 誉れなり
  ああ万感の 時待たんと

三、この世の誇りと 使命をば
  情熱燃ゆる 君もまた
  勝利の旗の 走者なり
  花の輪広げん 走者なり
  ああ柱たれ 我等の時代の