日々の活動の目標を
明確に定めよう!
その目的は自他共の
幸福の実現であり
広宣流布だ。
守護国家論 P43
『是の悪比丘は利養の為の故に是の経を広宣流布すること能わず』
◇希望の明日へ
古来、医学の倫理は、病苦の除去と生命の延長にあるといわれる。当然、これは医学の重要な使命である。しかし、いかに医学が進歩、発達しても、生老病死は人生の避けることのできない現実である。ゆえに、この人間の本源的苦悩をいかに打開し、価値ある充実した人生を生きぬいていくか−−ここに人生の確かなる哲学と、苦悩の現実を生きていく大いなる生命力への、絶対的な要請がある。生命蘇生の大法である大聖人の仏法、そして一生成仏への絶えざる信心が必要とされる理由も、ここにある。
昭62・11・15
☆世界広布新時代第3回本部幹部会へのメッセージ
「創価の青年の新時代」を颯爽と告げゆく幹部会、誠におめでとう!
日本全国さらに世界の創価班・牙城会、白蓮グループの皆さん、いつも、ありがとう!
晴れやかな新成人の集いも、うれしい。
宝の未来部も、ご苦労さま!。
また、民衆の言論城・聖教新聞の誉れである通信員の皆さん方にも、心から感謝します。
そして、最も寒い日本に、はるばる海外より集われた16力国・地域の皆さん、本当にようこそ、お越しくださいました。
◇御聖訓を胸に広宣流布へ!
青年部時代から、私が新年の出発に際し、決意も新たに心肝に染めてきた三つの御聖訓があります。
一つは、『一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ』(P970)。
二つ目は、『命限り有り惜む可からず遂に願う可きは仏国也』(P955)です。
限りある命である。
一年また一年、あっという間に過ぎ去ってしまう今世の人生である。
だからこそ、永遠不滅の妙法と共に、死身弘法の師匠と共に、ただただ「広宣流布」という大誓願のため、わが生命を惜しみなく燃え上がらせて、この一年を、一日また一日、悔いなく戦い切っていくのだ!
こう、若き日より、思い定めてきました。
この決意は、今もまったく、変わりはありません。
◇未来を開きゆく不屈の勇者たれ
さらに、三つ目の御聖訓は『未来までの・ものがたりなに事か・これにすぎ候べき』(P1086)という「兄弟抄」の一節です。
悪侶からの圧迫、親からの勘当という苦難にも、断じて屈することなく、勇気ある信心で力を合わせて戦い進んでいた池上兄弟を、日蓮大聖人が「未来までの物語として、これ以上のものはないであろう」と讃えられた御文です。
大聖人は、私たちの今の挑戦も、今の苦労も、今の努力も、今の同志愛も、そして今の勝利も、すべてが消え去ることなく、「未来までの物語」となって永劫に光り輝いていくと、励ましてくださっているのです。
なぜ、我らの誓願の闘争には、障害が立ちはだかるのか。
なぜ、我らの使命の人生には、試練が襲いかかってくるのか。
それは、一つ一つ。我らが変毒為薬して、三世に崩れざる仏の大境涯を開いていくためです。
とともに、どんな困難も、どんな迫害も、どんな宿命も、妙法を持って広宣流布の正義に生き抜く勇者は、必ず必ず勝ち越えていけるという勝利の物語を、現在だけではなく後世へ、示し切っていくためです。
そして、はるかな未来の世界にまで、限りない勇気と希望を贈り続けていくためなのであります。
いかなる権勢の人だりとも、いかなる財宝の人たりとも、移ろいゆく無常を免れることはできない。
いかなる学識の人たりとも、いかなる知性の人たりとも、一寸先は闇であり、確固たる未来を見通すことはできない。生老病死の本源的な苦を打開することもできません。
それゆえに、久遠元初からの誓願を掲げて、三世永遠に、常楽我浄の生命の軌道を、大確信をもって人類へ示しゆく、私たちの宿縁は、あまりにも深い。
◇忍耐で挑みゆけ
わが師・戸田城聖先生は、悠然と「私たちは未来の経典に『創価学会仏』として記されていくのだ」と展望されていました。
末法万年尽未来際への大遠征を思えば、いまだ、世界広宣流布の草創期といっても、決して過言ではありません。
今、一人の友に、随力弘通で妙法を語り切る勇気が、未来に無量無辺の地涌の脊属を創り広げる。
今、言いしれぬ災難にも負けずに、信心を貫き通す不屈の忍耐が、未来の社会の活路を赫々と照らし出す。
今、多彩にして多様な友と、励まし合って進む異体同心の団結が、未来の人間共和の都を建設する。
今、地道に誇り高く信念に走りゆく青春が、あとに続く幾千万もの未来の青年に、人生の栄光と勝利の大道を切り開くのであります。
さあ、白馬のいななくように、朗々たる題目を轟かせながら、頑健な生命力を発揮して、万年の未来までの物語として語り継がれゆく、歴史的な一年を共々に飾りゆこう! と申し上げて、私のメッセージといたします。
皆、春夏秋冬、お元気で!
風邪など、ひかないように!
◎希望の明日へは「科学・医学」です(^.^)/~~~