帰省等の機会に
親戚や旧友らと
語らいのひとときを!
信頼の絆、友好の輪を
大きく広げよう!
乙御前御消息 P1221
『いかなる男をせさせ給うとも法華経のかたきならば随ひ給うべからず、いよいよ強盛の御志あるべし』
◇今週のことば
輝く大勝利の一年
創価家族の万歳を!
皆様の功徳は無量なり。
いざ 元初の生命力で
新時代へ出発だ!
2013年12月29日
◇希望の明日へ
信仰者として御書を心肝に染めていくことは根本であるが、さらに幅広い勉強も必要である。そうでなければ多様な現実の大地に生きる人々に、"妙法"の偉大さを理解させ、証明していくことはできないからである。私は、戸田先生のもとで"読む"ことを徹底して鍛えられた。「論語読みの論語知らず」であってはならない。仏教の教義しか知らず、あとのことは何も論ずることができないようでは、仏法まで偏頗にしてしまう。仏法の序分であり、流通分であるいっさいの学問も必要となるのである。
平2・1・21
☆女性に贈ることば 十二月二十九日
母親が自信をもって、生き生きと人生を歩んでいく。希望に向かって、朗らかに成長していく−−。
その輝く姿こそが、子どもに生きる原動力を与え、子どもの素晴らしい可能性を育む大地となっていくのです。
☆今日のことば 十二月二十九日
何かひとつ、語学を体得するよう努力して下さい。世界はだんだん狭くなっていきます。
将来、世界に羽ばたく人材として、豊かな知識を今のうちに身につけていただきたい。
☆我らの勝利の大道No.119 新時代の人材城
◇人材拡大の4指針
そして、いよいよ一年の総仕上げをする勝負時を、若き盟友たちと、四つの指針を掲げて走り抜いた。
一、御本尊を信じ、自分は折伏の闘士であることを確信しよう。
二、教学に励もう。
三、行動にあたっては、沈着にして強く。
四、学会精神を会得して、自ら広宣流布の人材たらんと自覚しよう。
このうち第一、第二は、「信行学」の実践である。
御書には『法華経は藍のようであり、修行が深いのは、藍が染めるに従って、ますます青くなるようなものである』(P1505、通解)と仰せである。
この信心は、いついかなる時も、"いよいよ"の生命力で、前へ前へ進み切っていく仏道修行である。
その上で、やみくもに動いても結果は出ない。ゆえに第三の指針を強調した。
実は一千人の目標に対して、十月に入った時点での部員数は六百人余り。頭を抱えていたある班長に私は大確信で語った。
「簡単だよ。一人が一人を連れてくればいいんだ」
それを聞いた友は心軽やかに、再び動き始めた。
今の戦いのホシが何なのかを明確につかむ。その沈着な行動が大切なのだ。
また第四は、大目的を明確にするためであった。
何のために戦うのか。それは広宣流布という大目的のためである。
目的意識がなければ、その中でやり抜いていくことはできない。ロマンがなければ、勇気も湧かない。
私は、皆に訴えた。
──我ら青年、これ新しき世界の創始者である、と。
地域を変え、社会を変え、世界を変えていくのは我々なのだ! やろう、広宣流布は我らの手で!
この心意気で走り抜いた第一部隊は、年末の男子部総会で、美事に一千人の陣列を達成したのである。
時あたかも、学会本部が西神田から信濃町に移転した新時代の節目を、私たちは大勝利で飾ったのだ。
総会翌日、一年の最後の本部幹部会で、戸田先生は烈々と師子吼された。
「仏法は勝負なり!」
絶対勝利の信心を持った我らは、いかなる悪戦苦闘があろうが、負けじ魂を燃やし、最後は勝つのだ!
◇「世界広布の歌」
♪学会健児の歌声は
七つの海に轟き渡り
若き地涌の天翔ける
ともに讃えん平和境
ああ世界広布の鐘は鳴る
「世界広布新時代」第一回の本部幹部会(本年十一月)では、この学会歌「世界広布の歌」の調べを、アメリカSGI(創価学会インタナショナル)の芸術部によるスーパーサウンズの皆さんが壮麗に奏でてくださった。さらに青年部の友らが大合唱を轟かせてくれた。
この曲の誕生は五十年前(一九六三年)。わが音楽隊初代隊長の作曲である。
今も歌い継がれる歌詞の原案は、群馬から栃木まで広がる地域を舞台に活動していた青年たちが作成してくれたものであった。
メンバーには、進学の夢も断念して必死に働く友もいた。皆、苦労していた。だが、青年部の誇りを胸に、行学の二道に励み、広布の夢に敢闘していった。
そんな日々の中で、私が「大白蓮華」に発表した、巻頭言「青年よ世界の指導者たれ」を読んだのだ。
そして、そこに綴られた
「理想は高く、現実は、あくまでも堅実に、一歩一歩力強く進まなければならない」等の私の呼びかけに、青年たちは懸命に応えようとしてくれたのである。
「世界広布の歌」の歌詞には、その熱き共戦の心が反響している。
彼らは世界を旅したこともなければ、直接、海外と関わる仕事でもなかった。しかし同志と熱く理想を語り合いながら、世界を見つめ、世界を呼吸し、今いる場所から、堂々と誓願の心を広げていったのだ。
「志」は広く世界へ!
「行動」は足元の地域から──こうした地涌の勇者たちの志念堅固な大前進が、私の最高の喜びである。