2018年10月20日土曜日

2018.10.20 わが友に贈る

先入観を捨てよう!
人を立場・肩書・信条で
決め付けてはならない。
ありのままの姿を見つめ
心を結ぶための仏法だ。

唱法華題目抄 P1
『かりそめにも法華経を信じて聊も謗を生ぜざらん人は余の悪にひかれて悪道に堕つべしとはおぼえず、但し悪知識と申してわづかに権教を知れる人智者の由をして法華経を我等が機に叶い難き由を和げ申さんを誠と思いて法華経を随喜せし心を打ち捨て余教へうつりはてて一生さて法華経へ帰り入らざらん人は悪道に堕つべき事も有りなん』

【通解】
法華経を信じていささかも謗法を起こさない人は、謗法以外の悪があったとしても、その悪が原因となって悪道に堕ちるとは思われない。
ただし、悪知識といって、すこしばかり権教を知っている人が、智者らしく見せて、
法華経が末法われわれの機根にあわないという主張を和らげてのべているのを真実であると思い、今までに法華経を随喜していた心を捨て、
法華経以外の教えに移ってしまい、一生そのまま法華経に帰ってこない人は、悪道に堕ちることもあるだろう。

〈寸鉄〉 2018年10月20日
青年の特長は情熱、思索。それがあれば年を取らぬ—恩師。生涯、求道の心で
広島の日。我らこそ平和建設の主役なり!勇気の対話で不戦の潮流を更に
仏法は「本因妙」。さあ、ここから!苦境の時こそ前へ前へと進む人が勝者
リサイクルの日。環境守る意識改革の契機に。持続可能な未来を皆の手で
「女性の活躍」を推進する企業は半数。女性が輝く社会実現へ公明が旗振れ

☆創価栄光の集いへの池田先生のメッセージ 2018年10月10日
◇地球社会に平和の連帯を
創価大学の第48回「創大祭」、創価女子短期大学の第34回「白鳥祭」を記念する「創価栄光の集い」が6日、創大池田記念講堂で開催された。ここでは、池田先生が寄せたメッセージを紹介する。

一、わが創大生、わが短大生、わが留学生の「英知と情熱と友情のステージ」、誠におめでとう! 陰の労苦をいとわず、無事故の運営を支えてくれている役員の皆さん方も、本当にありがとう!
一、本日(6日)は、中日友好協会の許金平副会長ご夫妻をはじめ海外からの先生方、また、日本の各界を代表されるご来賓の先生方、さらに常日頃から大学を守り支えてくださっている方々に、ご多忙のところ、ご臨席をいただきました。創立者として、私からも心より御礼を申し上げます。
今日は、誉れの"創大卒業生"でもある許金平副会長とご一緒に、若き創価の学友たちの輪に飛び込む思いで、三つのエールを送りたい。
第一に「真の友情こそ、平和の連帯の要なり」です。
許副会長をはじめ中国からの第1期の留学生の方々は、私にとって、まさしく周恩来総理よりお預かりした友好の使者の存在です。幾重にも思い出は尽きません。
許副会長は、こう語られたことがあります。
「私が青春時代に過ごした創価大学での経験から、『相互理解』と『信頼』という基礎の上に真の友情が芽生えると確信します」
何とうれしい洞察でしょうか。国籍も、民族も、文明も超えて、若人が闊達に友情を結び合う広場こそ、平和のフォートレスたる我ら創価のキャンパスだからであります。
私は、現代中国を代表する文豪で文化相を務められた王蒙先生と対談集を発刊しました。
そこで語り合った宋の大詩人・蘇東坡の一節があります。
「至るところ、郷里となし、賢に事へて其仁を友とす」。すなわち、「どんな處にでも落ち付いて、おのが郷里となし、賢人を相手にして、その仁を友としやうと思つて居る」(久保天隨訳註『蘇東坡全詩集第6巻』日本図書センター)という言葉です。
こうした息吹こそ、「永遠に開かん 平和の道を」と謳い上げる我ら創価の世界市民の心であると思うが、みんな、どうだろうか。(大拍手)
創大は今、スーパーグローバル大学として、世界五大州の60カ国・地域に及ぶ200を超える大学と交流協定を結び、世界からの英才たちを迎えています。皆さんは、世界に開かれた真の友情を育てながら、地球社会に輝き光る「平和の連帯」を、一段と築き広げていってください。

◇学びは青年の特権
一、第二に「青春時代の学びこそ未来をつくる力なり」と申し上げたい。
私たちが敬愛してやまない、中国の周恩来総理が若き日に書き留められた言葉があります。
「人の一生で最大の勉強時間は青年期にあり、ここで基礎を固めれば、将来は社会に役立つ人間となる」、そして「勉強を持続して怠けなければ、我々の中から才徳兼備の人材が生まれる」(曹応旺著『周恩来の述懐』中国出版トーハン株式会社)と。
ここに大中国の発展をけん引した一つの原動力を、私は見る思いがします。
周総理が"戦友"と呼ばれた、夫人の�穎超先生も「青年の学習は、広く多方面に亘るべきで、周囲の友人、同志からも、学ぶべきです」(高橋強、水上弘子、周恩来 �穎超研究会編著『人民の母——�穎超』白帝社)と訴えました。
本日、皆さんを温かく見守ってくださっている各界のトップの先生方も、尊き学びの青春を送り、深き信頼を築きながら、新時代を勇敢に勝ち開いてこられた指導者であります。
学ぶことは青年の特権です。学んだ分だけ、未来を創造できる。創造性あふれる創大生、短大生の活躍を、私は何よりうれしく見つめています。
先般も、経済学検定試験の大学対抗戦で、創大が12度目の日本一を勝ち取ってくれました。その強さの秘訣は「互いに学び合い、教え合う気風」であると頼もしく聞きました。
どうか、この創価の学びのチームワークで新たな価値の創造に、いやまして挑んでいってください。

◇誓いの青春道を
一、第三に「人間革命の世紀を照らす誓いの勝利者たれ」と申し上げたい。
今日は、インドの名門・デリー大学より、レニッシュ・アブラハム博士をお迎えしました。また、同大学の教員で、創大卒業生である寺本羽衣さんも同席してくれています。よくぞ、母校に凱旋してくれました。(大拍手)
私は、ライフワークである小説『新・人間革命』でも「創価大学」をはじめ「創価教育」を、わが人生のかけがえのない誇りとして書きつづってきました。全30巻の最終章は、皆さんへの万感の期待を込めて「誓願」の章としました。
非暴力の大英雄マハトマ・ガンジーは「誓いをたてる」ことは「強さの証拠」と強調されました。そして「誓願」とは「思いにおいても、言葉においても、また行為においても、その成就を目指して、不断の誠実な努力をする」(森本達雄訳『ガンディー 獄中からの手紙』岩波文庫)ことであると示されております。
偉大な誓願に生きゆく若き生命は、まさに偉大な力を発揮できるのであります。さあ、本日からまた一人一人が、「誓いの青春 誉れあり!」と胸を張り、人間革命の世紀を赫々と照らしていこうではありませんか!
これからも、私は、無上の宝であり、無限の希望である皆さんの健康と無事故、成長と勝利を祈り、見守っていきます。
わが創大生、わが短大生、わが留学生に、今日も、そして明日も、栄光あれ! 幸福あれ! 凱歌あれ!(大拍手)

2018年10月19日金曜日

2018.10.19 わが友に贈る

一番 苦労した人が
一番 幸福になる信心だ。
仏法は"希望の哲学"。
頭を上げて前を向こう!
朗らかに栄光の峰へ!

千日尼御返事 P1319
『故阿仏房の聖霊は今いづくにかをはすらんと人は疑うとも法華経の明鏡をもつて其の影をうかべて候へば霊鷲山の山の中に多宝仏の宝塔の内に東むきにをはすと日蓮は見まいらせて候』

【通解】
亡くなられた阿仏房の聖霊は、今、どこにおられるであろうかと人は疑っても、法華経の明鏡をもって、その影を浮かべてみるならば、霊鷲山の山の中、多宝仏の宝塔の内に、東向きに座っておられると、日蓮は見ております。

〈寸鉄〉 2018年10月19日
社会変革には女性の役割が決定的に重要—博士。平和の楽土を築く主役と
本当の決意を込めた題目をあげよ—恩師。勝つと決めた祈りが最強の利剣
「たすくる者強ければたうれず」御書。学会と共に生涯不退の強盛な信心を
夏の疲れが出る季節、「隠れ脱水」による熱中症に注意。水分補給絶やさず
風疹患者増。30〜50代の男性多く。予防接種の検討を。大規模な流行防げ

☆御書と歩む� 第38回 不退の信心を貫け
『此の経をききうくる人は多し、まことに聞き受くる如くに大難来れども憶持不忘の人は希なるなり、受くるは・やすく持つはかたし・さる間・成仏は持つにあり』(四条金吾殿御返事、1136ページ)

◇通解
この法華経を聞き受ける人は多い。しかし、実際に聞き受けた通りに大難が来た時に、此経難持の教えを常に心にとどめて忘れない人(憶持不忘の人)はまれである。「受ける」ことは易しく、「持つ」ことは難しい。ゆえに、成仏は持ち続けることにある。

◇同志への指針
打ち続く苦難に思わず弱音をもらした四条金吾への激励の御聖訓である。「此の経は持ち難し」——信仰を貫く勇者が忘れてはならぬ覚悟だ。
この師匠の仰せのままに奮い立ち、負けじ魂の勝利の実証を示していった。これが金吾の「人間革命」である。
信心は、何があろうと持ち通す挑戦だ。良き同志と励まし合い、不退の勇気で、一生成仏の境涯を開きゆくのだ。

☆御書と歩む� 第39回 広布と社会の勝利者に
『まことの・みちは世間の事法にて候、金光明経には「若し深く世法を識らば即ち是れ仏法なり」ととかれ』(白米一俵御書、1597ページ)

◇通解
(成仏への)まことの道は、世間の事法にある。金光明経には「もし深く世法を知るならば、世法はすなわち仏法である」と説かれる。

◇同志への指針
「信心即生活」「仏法即社会」——大聖人が開かれた「人間のための宗教」の大道である。激動の時代に、この正しき軌道を歩む模範こそ「創価の世雄」たる社会本部の友だ。
我らには法華経の兵法がある。朗々たる唱題で、生命力と智慧を涌現させ、大誠実の「人の振舞」で日々を勝ち開くのだ。明るく粘り強く、職場の第一人者たれ! 爽快なる広布と社会の勝利者たれ!

2018年10月18日木曜日

2018.10.18 わが友に贈る

"鏡に礼拝すれば
映る姿に礼拝される"
相手を敬う対話は
わが仏性を薫発する。
自他共の幸福の大道を!

呵責謗法滅罪抄 P1132
『何なる世の乱れにも各各をば法華経十羅刹助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり』

【通解】
いかなる世の乱れにも、あなた方を法華経や十羅刹女よ助け給え、と湿った木から火を出し、乾いた土から水を出すように強盛に祈っている。

〈寸鉄〉 2018年10月18日
「11・18」まで1カ月。皆の勝利が創価の勝利!一日一日、挑戦の日記を
民音創立55周年。文化の力で世界を結ぶ大闘争。推進委員の尽力に感謝!
京都の日。憧れの天地にそびえる常勝の人材城。広布拡大へ威風も堂々と
あおり運転の摘発が1年で倍増。悪質な危険行為に周囲は迷惑。対策更に
親の前向きな生き方は子に良い影響と。親は子の鑑。共々に成長する心で

☆世界広布新時代第38回本部幹部会 中国総会から 原田稔会長
2019年のテーマ「創立90周年へ 創価勝利の年」
新たな人間革命の大行進

一、「世界広布新時代第38回本部幹部会」ならびに「中国総会」の開催、誠におめでとうございます(拍手)。
本日は、6カ国・地域から88人のSGIメンバーも参加されています。遠いところ、ようこそお越しくださいました。
一、本年は、日中平和友好条約締結40周年、池田先生の国交正常化提言50周年。それらを記念する訪中団を大成功で終えることができました。誠にありがとうございました(拍手)。
このたびの訪中では、王岐山国家副主席と会見。招へい元の中国人民対外友好協会と中日友好協会から、池田先生に「中日友好貢献賞」が贈られ、さらに、唐家せん中日友好協会会長とも旧交を温めることができました。
中国共産党の最高指導部である中央政治局常務委員を昨年まで務めた、習近平国家主席の盟友である王副主席は語っておりました。
「実践こそ真理を検証する唯一の基準です」「実践の真価は、時間や歴史の試練を経なければ分からない。その意味で、池田名誉会長の国交正常化提言は50年という歴史を経て、その重要性が証明されました。まさに遠見であると思います」と。
このたびの訪中は、両国関係を発展させていく上で重要な役割を果たすとともに、日中友好の金の橋を、さらに強固なものとしていく決意、なかんずく、池田先生の「実践」こそ受け継いでいかねばならないとの決意を新たにする、大変に有意義なものであったことを、ご報告申し上げます。
一、さて、小説『新・人間革命』が完結を迎え、池田門下の力で新たな歴史を開く今この時、広宣流布大誓堂完成5周年の「11・18」を勝ち越えた後の次なる目標は、2020年11月18日の「学会創立90周年」であります。
そして明年は、その創立90周年を前にして、広布の山を連続して登攀せねばならない年であり、まさに創立90周年への"勝因"を築く年であると位置付けられます。
そこで明年は、テーマを「創立90周年へ 創価勝利の年」と掲げ、創立90周年に向け、断じて連続勝利の歴史を開いていきたい(拍手)。
池田先生は、『新・人間革命』完結後の初めての随筆でつづってくださいました。
「さあ、人類が待望してやまぬ『世界広布』即『世界平和』へ、新たな決意で、新たな出発だ。我は進む。君も進め。我は戦う。君も戦え。我は勝つ。君も勝て。
我らは、共々に『人間革命』の大光を放ちながら、新鮮なる創価の師弟の大叙事詩を綴りゆくのだ! 君と我との誓願の旅を、永遠に!」と。
先生の願いは、どこまでも「一人の会員の幸福」であります。ゆえに「創価の勝利」といっても、所詮、それは一人一人にとっての「わたしの勝利」なくしては、あり得ません。一人一人が、師弟誓願の正義の旗を高く掲げ、広布拡大と立正安国の言論戦に挑む中で、大きく境涯を開き、福徳を積み、勝利の人生を勝ち開いていきたい。
「創価勝利の年」は、すなわち「師弟勝利の年」であると決め、一切の戦いに断じて勝利していこうではありませんか(拍手)。

◇友と直接会い 心を通わせる
一、どうすれば、一人でも多くの方が立ち上がり、どうすれば、皆が本領を発揮できるか。私が、池田先生から教えていただいたのは「如実知見」、すなわち現実をありのままに見ていく仏法者の姿勢であります。
先生が中国を初訪問される際、派遣者の一員に加えていただいた私は、日中関係の当事者から話を伺ったり、訪中経験のある人の記録を読みあさったりして準備に当たりました。"まず勉強する雰囲気をつくらねば"と思い、難しそうな本をたくさん買い集めて、準備室に山のように積み重ねたりもしたほど、ともかく歴史的な初訪中を大成功にと、一心不乱に取り組みました。
そのさなか、思いかけず池田先生が準備室を訪れてくださいました。私は内心、メンバーを激励していただけるものと思っていましたが、これが全く浅はかな考えでした。先生は、語気鋭く言われました。
「何をやっているのかと思えば案の定だ。そのような資料ばかり集めても、真実の中国が分かるわけではない。かえって先入観に左右されて、真実の姿を把握できない。大事なことは、仏法者として如実知見していくことである。だから先入観にとらわれないためにも、今、集めた資料は全部、机から、どけなさい」。こう言われ、机上の本などを、バサッと床に下ろされたのです。
私は目の覚める思いでした。初訪中と肩肘張って取り組み、いかに見かけを整えても、実は集めた資料に振り回されている私たちの本質を、先生は鋭く見抜き、ご指導くださったのであります。
これを人材育成に当てはめれば、会合や打ち合わせばかりでは、会員一人一人の真実の姿、真実の心は分かりません。
池田先生が指導されたように「如実知見」——リーダーが一軒一軒、足を運び、一人一人と直接会い、心を通わせていく中にこそ、「一人一人の勝利」があり「創価の勝利」があるのです。
日中平和友好条約が調印された直後、1978年(昭和53年)9月の第4次訪中で、池田先生が中国の関係者と歌うことを提案され、共に歌われたのが中国方面歌「地涌の讃歌」でありました。
さあ、広宣流布大誓堂完成5周年の「11・18」から「創立90周年へ 創価勝利の年」に向け、「地涌の讃歌」が轟き渡る人間革命の大行進を開始しようではありませんか(拍手)。

2018年10月17日水曜日

2018.10.17 わが友に贈る

「いかなる時も・
つねは・たいせず」
持続に勝る「力」なし。
不撓不屈の姿にこそ
信仰の実証は輝く!

西山殿御返事 P1474
『夫れ雪至つて白ければそむるにそめられず漆至つてくろければしろくなる事なし、此れよりうつりやすきは人の心なり、善悪にそめられ候、真言禅念仏宗等の邪悪の者にそめられぬれば必ず地獄にをつ、法華経にそめられ奉れば必ず仏になる』

【通解】
雪は、極めて白いものであるから、染めようにも染めることができません。漆は、極めて黒いものであるから、白くなることはありません。 雪や漆と違って移り変わりやすいものは、人間の心です。善にも悪にも染められるのです。真言宗、禅宗・念仏宗等の邪悪の者に染められてしまうならば、必ず地獄に堕ちます。法華経に染められるならば、必ず仏になることができます。

〈寸鉄〉 2018年10月17日
SGIは文化交流を通し相互理解広げる—識者。心を結ぶ!これ平和の道
板橋の日。大東京に光る人材の錦州城。足取り軽く友情対話の黄金の橋を
学会の青年を軟弱にしたくない—恩師。全ての勝利は自分に勝つことから
トキの放鳥10年。大空を彩る新時代の日中友好の象徴に。永遠に舞いゆけ
「野外でもゲーム機」5割—子供の遊び方調査。親子で利用の規則決め賢く

☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 SGI理事長 大場好孝さん 2018年10月4日
◇「新時代の山本伸一」の心で
皆さん方は、どうか、自分自身が花を咲かせようという気持ちでなくして、全世界に妙法という平和の種を蒔いて、その尊い一生を終わってください。私もそうします。
〈第21巻「SGI」の章〉

◇時代背景
1975年(昭和50年)1月26日、世界51カ国・地域の同志の代表158人がグアムに集い、第1回「世界平和会議」を開催。SGI(創価学会インタナショナル)が結成され、全参加者の総意で山本伸一がSGI会長に就いた。また恒久平和の創出を誓う「平和宣言」を採択。会場には伸一が励まし、育んできた各国のリーダーが集っていた。

世界の平和を実現するためには、国や地域を超え、世界が連帯しなければならない。この決意のもと、SGIは太平洋戦争の戦禍に苦しんだグアムの地で誕生しました。
席上、山本伸一は"自らも平和の種を蒔く"との決意とともに語りました。「私は、ある時は同志の諸君の先頭にも立ち、ある時は側面から、ある時は陰で見守りながら、全精魂を込めて応援していくでありましょう」
この言葉のままに、今も友の幸福を祈り、激励し続けてくださる池田先生。そのお心は変わらないと感じます。さらに先生は、SGIが誕生した「1・26」に毎年、平和提言を発表。世界を結ぶSGIの使命を常に示し続けてくださいました。SGIの連帯は結成当時の51から192カ国・地域へと発展しましたが、これは、先生が陣頭指揮を執ってくださったからにほかなりません。
現在は、アフリカで教学試験が行われるなど、日蓮仏法を世界中の人々が学ぶ時代になりましたが、「SGI」の章にはいくら時代が変わろうとも、私たちSGIが永遠に心に刻むべき指標が示されていると思います。
それは団結です。私自身も海外の訪問団として出発する際、先生から、「SGIは一に団結、二に団結、三に団結でいくんだよ」と教えていただいたことがありますが、章の中では、"広布は、師弟という縦糸と同志の連帯という横糸が組み合わさって進む"ことが、さまざまな視点からつづられています。
SGI結成の舞台となったグアムの建物の前には今、記念碑が設置され、そこには「平和ほど、尊きものはない。平和ほど、幸福なものはない。平和こそ、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない」との小説『新・人間革命』の冒頭の一節が刻まれています。
SGIの源流の地で結ばれた『新・人間革命』との縁——それを象徴するように今、世界の友は小説を学びながら、"新時代の山本伸一は私!"との心意気で広布を進めています。これからも世界の友と深く学び合い、固きスクラムで平和の世紀を築いてまいります。

☆「新・人間革命」と私 心に刻む珠玉の言葉 男子部長 志賀昭靖さん 2018年10月6日
◇師子となって広布を担い立つ!
私の行くところは、事態、状況は、いつも最悪だった。そのなかで、勝って、戸田先生にお応えしてきた。
それが弟子の道だ。ポーズだけの、遊び半分やふざけ半分の青年など、学会には必要ない。君も立て! 断じて立つんだ。見ているぞ!
〈第8巻「宝剣」の章〉

◇時代背景
1963年(昭和38年)の夏、山本伸一は広布の未来を決する青年の育成に全力を注いでいく。7月6日には、静岡・伊豆で行われた男子の人材グループ「水滸会」の野外研修に出席。指導会では、恩師・戸田城聖先生の広宣流布の構想を現実のものとしてきた自身の青春時代を振り返りながら、渾身の励ましを送っていった。

万代に崩れぬ広布の大河を築くには、青年をどこまでも大切にし、励ましを送り、育てていく以外にない。「宝剣」の章には、その烈々たる信念がつづられています。
「伸一は、青年の育成に命をかけていた。人間の命には限りがある。一代限りでは大業は成就しない。ゆえに、人を育て、残すことのみが、広宣流布を成し遂げる唯一の道であるからだ」と。
この言葉のままに、池田先生はこれまで、世界中の青年たちに慈愛を注がれ、「世界広布」という未聞の大道を切り開いてこられました。
また、この章には、青年たちが広宣流布の全責任を担い立つ人材へと成長していくために不可欠な、いくつもの指標が示されています。
例えば、担当する組織で拡大が進まずに悩む青年の質問に対しては、蒲田支部の支部幹事として弘教の金字塔を打ち立てた自身の体験を通しながら、広布に「一人立つ」姿勢を強調されました。
さらに研修の中では、どんな苦難に遭遇しても信心を貫く「不退転」の姿勢や、信心とは常に自身の弱い心を打ち破っていく「仏と魔の闘争」であることなどを教えてくださっています。
偉大な師に連なり、師の指導通りに戦う。これが永遠に変わらぬ男子部の魂であり、広布と人生の勝利を開く直道です。
先月、男子部は「全国県区圏男子部長研修会」を行い、北海道や九州の離島をはじめ、全国のリーダー2000人が一堂に会しました。
研修会では、それぞれの地域を担うリーダーが語らい、互いに触発し合いながら、さらなる広布伸展に「一人立つ」決意を深め、「不退転」の信心を約し合いました。
列島各地で拡大を誓う大学校生の連帯は、昨年の倍となりました。先生の心をわが心として戦うリーダーが、こうした若き人材たちと共に進む中で、広布はさらに加速していくと確信します。
まずは広宣流布大誓堂完成5周年の11月へ、弘教・人材拡大の金字塔を打ち立ててまいります。そして今こそ、常に広布の先頭を走る師子の陣列を築く決意です。

2018年10月16日火曜日

2018.10.16 わが友に贈る

立てた目標は明確か。
断じて達成するとの
一念は定まっているか。
自らに問い掛けよう!
誓いは果たしてこそ!

法蓮抄 P1054
『例せば老人の一二の白毛をば抜けども老耄の時は皆白毛なれば何を分けて抜き捨つべき只一度に剃捨る如くなり』

【通解】
今はこの国に逆罪の者が充満しているがゆえに、日本国の大地が一時に裂けて無間地獄陥らない以外は一人や二人のいる所が裂けて陥るようなことはない。例えば老人の一本や二本の白髪は抜いても、非常に年とった時は皆白髪なので何を分けて抜きすてることができよう。ただ一度に剃り捨てる以外にないようなものである。

〈寸鉄〉 2018年10月16日
祈って喋れば仏性の大歓喜が湧いてくる—恩師。さあ大生命力で語り捲れ
「我等現には此の大難に値うとも後生は仏」御書。信心の剣で変毒為薬必ず
新たな挑戦こそ脳の最高の滋養—医師。昨日より今日!若々しい心で前進
世界食料デー。廃棄が年13億トン。食は命。もったいないの心を日本から発信
中国、対日「好印象」が過去最高。一衣帯水の国。民間交流の潮流をさらに

☆小説「新・人間革命」研さんに当たって 2018年10月3日
池田博正主任副会長
「山本伸一」の精神を胸に

池田大作先生の小説『新・人間革命』の連載が9月8日、完結を迎えた。現在、各地では『新・人間革命』の研さん運動が活発に行われている。新連載「世界広布の大道 小説『新・人間革命』に学ぶ」では、各巻を学ぶ上で、参考となる解説や資料を掲載していく。今回は「小説『新・人間革命』研さんに当たって」と題し、池田主任副会長へのインタビューを紹介する。(インタビューの内容は、創価新報の2017年2月1日付と3月1日付で掲載された記事に加筆し、再構成したものです)

池田先生が『新・人間革命』の執筆を開始されたのは65歳の時です。一般的には、"定年"という人生の一区切りの年齢でもあります。その時点で、先生は全30巻での完結という壮大な目標を目指し、新たな挑戦を宣言されました。
『新・人間革命』の「はじめに」には、小説の執筆は「限りある命の時間との、壮絶な闘争となる」と記されています。連載を待ってくれている読者、後継の弟子たちに、何を伝え残していくか。そこに、先生の人生を懸けた戦いがあるのだと感じてなりませんでした。
1993年(平成5年)8月6日の執筆開始から25年。『新・人間革命』の連載が、9月8日に完結を迎えました。振り返れば、『人間革命』の執筆が開始されたのは、1964年(昭和39年)12月2日です。
『新・人間革命』第10巻「言論城」の章には、「移動の車中などで、小説の資料となる文献を読み、構想を練り、早朝や深夜に、原稿用紙に向かう日が続いた」とつづられています。
54年にわたる『人間革命』『新・人間革命』の執筆は、海外訪問などの激務の中でも続けられた、寸暇を惜しんでの「闘争」でした。その激闘に、感謝してもしきれません。

「新」の一字の意義
池田先生が『新・人間革命』の執筆を開始されたのは、軽井沢の長野研修道場です。かつて私が研修道場を訪れた折、先生が記された「全三十冊の予定なり」との直筆原稿が展示されていました。
戸田先生は逝去の8カ月前、軽井沢の地で池田先生に語りました。「牧口先生のことは書けても、自分のことを一から十まで書き表すことなど、恥ずかしさが先に立って、できないということだよ」と。この時、池田先生は、恩師の真実を残すために、"続編"の執筆を固く決意されています。
池田先生の『人間革命』は戸田先生の出獄の場面から始まり、戸田先生が逝去された後、山本伸一が創価学会の会長に就任する場面で終わります。
一方、『新・人間革命』の冒頭は、伸一の会長就任から5カ月後、海外初訪問のシーンから始まっています。
これは、『新・人間革命』が、単に歴史的事実を追うものでなく、「世界広布」を主題としているからではないでしょうか。戸田先生から託された広宣流布の壮大な構想を、弟子がいかに実現していくか。いかに新たな時代に、人間革命の哲学と実践を展開していくか。そこに「新」という一字の意義があると言えるでしょう。
『人間革命』『新・人間革命』には、「一人の偉大な人間革命」が、多くの人々の地涌の生命を呼び覚ますという、人間に対する限りない信頼と尊敬の思想が底流にあります。
『新・人間革命』では、宿命転換を通して人間革命を実現している体験が数多く登場します。この人間革命のドラマの急所が、「誓願」と「願兼於業」の法理です。
「願兼於業」について、池田先生は「仏法における宿命転換論の結論です。端的に言えば、『宿命を使命に変える』生き方です。人生に起きたことには必ず意味がある。また、意味を見いだし、見つけていく。それが仏法者の生き方です」と述べられています。
今、自分が苦難を受けているのは、人を救う「菩薩の誓願」である——そうした学会員の力強い生き方が描かれているのが、『新・人間革命』です。

思いと行動の追体験
池田先生は『新・人間革命』の「はじめに」で、「私の足跡を記せる人はいても、私の心までは描けない。私でなければわからない真実の学会の歴史がある」と書かれています。小説は、人の心を描くには、一番適した形であると思います。
小説だからこそ、読者は、主人公の人生を追体験することができます。「山本伸一」は、あくまで仮名です。もちろん池田先生の生涯そのものですが、弟子の戦いが凝縮されたモデルとも言えます。
つまり、「山本伸一」の人生、心の奥底を追体験し、先生の思いに自分の思いを重ね合わせながら、共戦の道を歩むことができる。誰もが「山本伸一」として生きる可能性を持っているのです。
大発展するインド創価学会のメンバーの合言葉は、「アイ アム シンイチ・ヤマモト(私は山本伸一だ)」です。先生の『新・人間革命』を読み、インド広布に一人立った伸一の思いと行動を追体験しながら、"今こそ、自分が山本伸一の精神で戦おう"と立ち上がっています。
2010年(平成22年)以降、先生が直接、会合に出席されないようになったことで、『新・人間革命』の意義は一層、大きくなりました。先生は小説で、創価学会の精神の正史と、自身の心境をつづられながら、力強いメッセージを発信されてきたのです。
時代が進めば、小説で描かれている当時を知る人は減っていきます。もちろん、その証言は貴重ですが、『新・人間革命』によって、折々の広布史や学会精神が世代から世代へと、"先生の思いと共に"永続的に伝わっていく。ここが、より重要な点です。
言い換えれば、『新・人間革命』は、後世の学会員の依処となる"文証"とも言えるでしょう。だからこそ、私たちが今、しっかりと学んでいくことが大切です。それが、「学会の永遠性」の確立につながっていくのだと確信します。

連載の時期を確認
『新・人間革命』全30巻を、いきなり通して読むのは大変でしょう。その努力をしていくことは大切ですが、まずは、どの巻でも、どの場面でもいいので、自分が身近に感じるシーンや、現在、住んでいる地域・故郷などが描かれている部分を深く読み込んでいくことです。
例えば海外への足跡は、誰も知らないその国の"広布の第一歩"が記されています。日本国内でも、草創期の友の奮闘を通して、先生にしか書くことができない"原点"がとどめられています。その史実を学びながら、前後の背景を読み進めていくとよいでしょう。
また、連載された時期を確認することも大事です。なぜなら、先生は"執筆時"の真情をも記されているからです。
2011年9月1日から連載された「福光」の章は、同年3月11日の東日本大震災で被災した東北を中心に描かれています。先生は苦難に向き合う友へ光を当て、全精魂を込めて励ましを送り続けられました。その一文一文が、どれほど希望となったことでしょうか。
先月の11日から3日間にわたって掲載された「小説『新・人間革命』完結 記念特集」には、全30巻の「主な内容」が載っています。こうした記事を参考に、『新・人間革命』を開くのもいいでしょう。

わが誓願を果たそう
『新・人間革命』第1巻の「あとがき」に、こうつづられています。
「師の偉大な『構想』も、弟子が『実現』していかなければ、すべては幻となってしまう。師の示した『原理』は『応用』『展開』されてこそ価値をもつ」
これからの時代は、『新・人間革命』を、弟子の立場でどう深め、実践していくかが鍵となります。いかに自分たちの血肉とし、後世に正しく伝えていくか。その意味で青年部の皆さんは、使命ある"新・人間革命世代"と言えるでしょう。
8月22日付の「随筆 永遠なれ創価の大城」〈「誓願」の共戦譜〉で、先生は次のように述べられています。
「広宣流布という民衆勝利の大叙事詩たる『人間革命』『新・人間革命』は、わが全宝友と分かち合う黄金の日記文書なり、との思いで、私は綴ってきた。ゆえにそれは、連載の完結をもって終わるものでは決してない」
未来永遠に広布の「誓願」を貫き、自他共の生命を栄え光らせていく。師が託したこの思いに応えていく「使命」が、私たちにはあります。
一人一人が日々、『新・人間革命』の研さんを重ねながら、わが広布の「誓願」を果たし抜いていきましょう。

最終章を脱稿した長野研修道場で
1993年8月6日、池田先生が長野研修道場で執筆を開始した小説『新・人間革命』。起稿25周年の今年8月6日、同じ長野研修道場で、先生は最後の章を脱稿した。
広島原爆忌のこの日、先生は平和への祈りを捧げ、香峯子夫人と共に、研修の役員と出会いを刻んだ。
師は見守り続けている。
弟子の成長を——。
弟子の勝利を——。
「随筆 永遠なれ創価の大城」〈「人間革命」の大光〉に、先生は記した。
「我らは、共々に『人間革命』の大光を放ちながら、新鮮なる創価の師弟の大叙事詩を綴りゆくのだ!」
さあ、きょうも新たな出発だ。師弟の誓願を貫き、"わが黄金の日記文書"を朗らかにつづろう。

新連載「世界広布の大道 小説『新・人間革命』に学ぶ」
新連載「世界広布の大道 小説『新・人間革命』に学ぶ」は月4回、原則、水曜日付に掲載し、1カ月で1巻分を紹介していきます。それぞれの週の内容については、別表を参照。
※今月は第1回が10日付、第2回が17日付、第3回が24日付、第4回が31日付の予定です。

2018年10月15日月曜日

2018.10.15 わが友に贈る

◇今週のことば
黄金の秋の座談会だ。
皆の祈りと創意工夫で
活力みなぎる集いに!
会場のご家族に感謝し
幸の種まく語らいを!
2018年10月15日

法華証明抄 P1586
『いかなる過去の宿習にてかかる身とは生るらむと悦びまいらせ候上の経文は過去に十万億の仏にあいまいらせて供養をなしまいらせて候いける者が法華経計りをば用いまいらせず候いけれども仏くやうの功徳莫大なりければ謗法の罪に依りて貧賎の身とは生れて候へども又此の経を信ずる人となれりと見へて候』

【通解】
どのような過去の宿習によって、このような末代悪世に法華経を信じる身として生まれることができたのかと喜んでおります。先にふれた法華経の経文にはこう説かれています。
「過去に十万億の仏にお会いし供養した者が、法華経だけを用いたわけではないが、仏への供養の功徳が莫大だったので、謗法の罪によって貧しく賤しい身には生まれたけれども、またこの法華経を信ずる人になることができたのである」と。

〈寸鉄〉 2018年10月15日
「善友に親近せよ」御書。良き出会いの中で人間は成長。勇んで学会活動へ
常勝の電源地・兵庫の日。不屈の闘魂は後継の胸に赤々。新たな拡大の劇を
問題があるから力が付くのだ—恩師。宿命を使命にする仏法。猛然と祈れ
目を見て話せぬ若者増加—SNS多用が弊害と。現実の絆結ぶ青年部は光
新聞週間始まる。愛読の皆様に深謝。勇気と希望送る機関紙づくりへ益々

☆忘れ得ぬ瞬間 創立者の語らい 第6回 創価大学 2002年9月 特別講義
◇未来のために力をつけよ
創立者・池田先生は、折々に創価大学を訪問し、学生たちにさまざまな形で励ましを送ってきた。2002年9月30日、担当教員の了解を得て行った"特別講義"も、その一つである。この日、先生は20代で恩師・戸田先生が経営する出版社に入社し、必死で奮闘した日々を述懐。数多くの作家や文化人らと交友を重ねてきた歴史を振り返りながら、学生たちに青春の指針となる哲学を語った。

何も学ぼうとしない、勉強しない、努力しない——これは、人生にとって最も愚かであり、最も卑しい人間です。
お金や栄誉を得ることよりも、人間として一番大事なのは、「学ぶ」ことです。
いくら有名人でも、学ぶ心のない人は尊敬できません。一生涯、学び続ける——その人を尊敬すべきです。
学問は、自分自身の不滅の権利です。人間としての権利であり、義務といえましょう。どうか、生涯、「学び続ける心」を忘れないでください!

良書に親しむことは、一生の財産です。映像だけでは、刹那的であり、受け身になりがちです。また、科学的な知識にも、深く豊かな人間性がともなっていなければ、危ない。人間が原点です。読書が、人間らしい人間をつくるのです。

何のための人生か。何のための学問か。その裏づけとなる深き哲学がなければ、浅薄な人生になってしまう。
自分という人間を、どう深めるか。豊かな人間観を、どうつかむか。そして、自分を最大限に輝かせながら、どう人生を生き抜いていくか。
そこに人生の根本の課題があるのです。

これまで私は、大勢の外国の著名な方々とお会いしてきましたが、一流の人物は、どの方も例外なく、立派な声をされていました。そして、複雑な問題をめぐっても、一つ一つ、明快に話をされました。
その点、日本人の言葉は、あいまいさや不明瞭さを指摘されることが多い。
声は人格です。声は姿です。声は心です。ゆえに皆さんは、声を磨き、声を大切にしていってください。

◇基礎を大切に
続いて、先生は恩師の「一つのことに体をぶつけてやりなさい」との指導を紹介し、物事を成し遂げ、成功させゆく要諦に言及。さらに"学校の改革は学生の権利である"と訴え、永遠に続く未来へ、創大の使命を確認した。

「よし、今度の試験をがんばろう!」「よし、この論文を書き上げよう!」——そう決意して足元の一つのことに、体当たりでぶつかっていくことです。
また、戸田先生は「小さな仕事を完成できぬ人は、一生涯、大きな仕事はできない」とも指導しておられた。
「小さな仕事」が大事です。皆さんで言えば、きょうの1時間、2時間の勉強です。それを決しておろそかにしない。そこから大きな仕事の基礎がつくられていくのです。

学校の改革は、まず教員の改革から始まる。これが、世界の教育者が示す一つの方向です。
しかし、もう一歩進んで、私は、「学校の改革は、学生が担うべきである」と申し上げたい。大学の根本は、学生です。さらに言えば、学生は一生涯、自分の大学の名前を背負って生きていくのです。ゆえに、学生には、理想の大学を自らの手で築いていく権利と責任がある。そのことを忘れてはいけません。
この「学生中心」の理念こそ、21世紀の大学の指標であらねばならないと、私は信じています。

◇自身の世界観を持て
ここで先生は、「何か、皆さんのほうから聞きたいことがあれば」と呼び掛け、講義は即席の質問会に。男子学生が立ち上がり、「これから私たちが世界の指導者になっていくために、一番必要な要件は何でしょうか」と尋ねた。

「自分自身の世界観を持て」と申し上げたい。すなわち、それは、自分自身の人格であり、信念であり、正義とも言えるでしょう。
「世界を制覇せんとするものは、汝自身の悲哀を制覇せよ」との先哲の言葉があります。私の好きな言葉の一つです。大事なのは、胸中に確固とした世界観、歴史観を確立することです。それがなければ、「世界を相手に勝つ」ことはできません。
根本は、「世界を平和にしていこう」「人類を幸福にしていこう」という強い強い信念があるかどうかです。その心がすべてです。「心こそ大切」なのです。私は、創価大学の皆さん方に、地球のあらゆる民族を結んでいってもらいたい。

「21世紀を、世界平和のため、民衆のために生きゆく創価大学の女子学生に指針をいただけませんでしょうか」との女子学生からの質問には、次のように応じた。

創価大学生として、また一人の人間として、大事な生き方とは何かという意味で申し上げます。
それは、「誠実」の二字です。誠実の人には、だれもかなわない。また、「忍耐」の二字です。忍耐の人には、だれもかなわない。そして、「希望」の二字です。希望の人には、だれもかなわない。

現実は残酷です。嫉妬や偏見の人間、また自分さえよければいいという非情な人間も増えてくるでしょう。
皆さんも、一歩、社会に出れば、嫌いな人間もいるだろうし、どうしても合わない上司と一緒になることもあるでしょう。だからこそ、誠実です。忍耐です。希望です。この三つをもった人間には、だれ人もかなわないのです。

最後に皆さんに申し上げたい。偉くなって、力ある人間になってください。
財力をつけることも大事です。そして、お父さん、お母さんを、世界中につれていってあげられる人になってください。ご両親がいない人は、お父さん、お母さんを胸のなかに入れて、一緒に世界を回ってください。それが私のお願いです。

力があれば、そして、誠実があれば、忍耐があれば、希望があれば、絶対に負けない。どんなことがあっても勝っていける。そういう創価大学生になっていってください。

2018年10月14日日曜日

2018.10.14 わが友に贈る

仏法は「現当二世」。
過去の栄光にも挫折にも
とらわれてはならない。
「今」から「未来」へ!
清新な息吹で進もう!

諸法実相抄 P1361
『鳥と虫とはなけどもなみだをちず、日蓮はなかねどもなみだひまなし、此のなみだ世間の事には非ず但偏に法華経の故なり』

【通解】
鳥と虫とは鳴いても涙を落とすことはない。日蓮はなかないが、涙が絶える間がない。この涙は世間のことではない。ただひとえに法華経の故である。

〈寸鉄〉 2018年10月14日
「臨終只今にあり」御書。一日一日、悔いなき挑戦を。拡大の黄金史そこに
感謝を忘れた人は福運が消える—恩師。多くの支えで今の自分。常に銘記
学会は人生を豊かにする感動に溢れている—識者宿命転換の喜びを友にも
日没時の事故、10〜12月に急増。運転時は早めのライトを。油断を排して
レジ袋の有料化義務付け目指す—環境省。海洋の汚染対策。皆も足元から

☆第38回本部幹部会・中国総会への池田先生のメッセージ 2018年10月8日
地涌の後継を大銀河の如く!
強くあれ! 「最後の勝利」へ進め
妙法を弘める人の位こそ最も尊貴

一、小説『新・人間革命』の完結に当たり、応援してくださった全国、全世界の宝友に、心より感謝申し上げます。
執筆の開始は、25年前の8月6日、広島の「原爆の日」であり、連載の終了は、恩師・戸田城聖先生の「原水爆禁止宣言」から61年の9月8日となりました。『新・人間革命』は、広島そして大中国の同志と一緒に道を開き、つづり残す「平和への共戦譜」なりと、私は思い定めてきました。
今日も、私の心は縁深き中国家族のもとへ飛び、共々に大好きな「地涌の讃歌」を歌いながら、「人間革命」即「世界平和」へ新たな船出をしゆく思いで、全てを見守っております。
3カ月前の西日本豪雨の甚大な被災から復興に挑み、さらにまた、台風にも負けず、不撓不屈の祈りと行動で、そして世界一の異体同心の団結で、見事に大拡大を勝ち飾った、虹かかる中国総会、ならびに本部幹部会、誠におめでとう!
広島、岡山、山口、鳥取、島根の皆さん、本当にご苦労さまです!
尊き研修で来日されたブラジル、香港、タイ、マレーシア、韓国の皆さん、本当にようこそお越しくださいました。
御書には「雨ふり・かぜ(風)ふき・人のせい(制)するにこそ心ざしはあらわれ候へ」(1548ページ)と仰せです。御本仏・日蓮大聖人は、皆さん方の「まこと」の信心の心ざしを、いかばかりご賞讃でありましょうか。
「嵐も吹雪も いざや征け」とは、岡山で誕生した「正義の走者」の一節です。誇りも高き我ら創価家族の行進を、大拍手で讃え合おうではありませんか!(大拍手)
一、先般、アメリカ青年部は「正義の師子」を合言葉に、5万人の大連帯で新しい歴史を創り開いてくれました。
思えば、私が中国の同志に一貫して訴えてきたことがあります。それは「師子の中国たれ」ということです。広島の平和記念会館を初訪問した1989年(平成元年)10月、私は「中国は強くあれ!」と訴え、百獣の王・師子が何ものをも恐れないように、大中国は「悪と戦う勇気」「仏子を守りゆく勇気」そして「人生の苦難に負けない勇気」を持て! と望みました。
以来、30星霜——。信義にあつき大中国の同志は、私との約束通り、まさしく「勇気の師子」の人材城を築き上げてくれました。これほどうれしく、これほど頼もしいことはありません。
打ち続く圧迫や災害にも、「師子」の勇気と団結で、一切を勝ち切っていくのが、わが誉れの大中国です。みんな、本当にありがとう!

◇宿命を使命に
一、あの忘れ得ぬ山口開拓指導で、私たちが拝した御聖訓があります。山光(鳥取・島根)ゆかりの富木常忍に与えられた「四信五品抄」の一節です。
「南無妙法蓮華経と唱える、わが弟子の位は、諸宗の元祖よりも勝れること、百千万億倍なり。国中の諸人よ、わが末弟たちを軽んずることなかれ」「蔑如することなかれ。蔑如することなかれ」(御書342ページ、趣意)との仰せです。
当時は皆、貧しかった。交通費の工面もどれほど大変だったことか。しかし、「師子王の心」で妙法を弘めゆく我らこそ、最も尊貴な生命の位にあることを、皆が希望と自信と誇りをもって自覚したのです。地涌の歓喜がはじけました。
「誓願」の題目の師子吼を唱えるならば、どんな困難も、自ら願った試練として受けて立ち、必ず乗り越えられる。いな断固と勝ち越え、「宿命」を「使命」に転ずるのだ。そして、あの友にも、この友にも幸の花を咲かせ、愛する故郷から平和の楽土を広げゆくのだと、陽出ずる中国を走りに走ったのです。
私の胸には、あまりにも健気な、中国広布の父母たちの顔が浮かんできます。
その一人で、半世紀前、土砂災害の救出作業の最中に、泥の濁流にのみ込まれ、九死に一生を得た丈夫がいます。重い障がいが残りましたが、殉難した同志の分も広布のためにと、立ち上がりました。苦境の連続だった会社の経営も打開し、今、仏法即社会の世雄(勝利の英雄)として、堂々たる実証を示しています。
人間革命とは、「師子王の心」を取り出して戦い抜くことに他なりません。
心通う誠実な中国の友どちと語り合ってきた戸田先生のご指導があります。
「広宣流布は長い。一生の戦いである。いな永遠の戦いである。たとえ苦闘の嵐があっても、断じて負けるな! 最終章の大勝利を確信して進むのだ」と。
何があっても明るく朗らかに励まし合い、途中はどうあれ、最後は絶対に勝つ。この不退の勇気で一つ一つ変毒為薬し、勝ち進んでいこうではありませんか!

◇婦女の麗しき連帯
一、華陽の女子部の皆さん、笑顔もうれしい新出発、本当におめでとう!(大拍手)
今月、広島で開幕する「わたしと宇宙展」の展示に、「子持ち銀河」と呼ばれる天体写真があります。大小二つの美しい銀河の渦が、仲の良い母と娘が手と手を結ぶように寄り添い、そこから無数の星々を生み出しているのです。まるで、婦人部と女子部の麗しいスクラムにも相通ずるようです。
わが学会は、たゆみない広布の大回転の渦から、地涌の人材群を、きら星の如く輝かせゆく大銀河であります。明るくにぎやかに「歓喜の中の大歓喜」の題目を轟かせながら、青年部、未来部の凜々しき「正義の走者」たちを、さらに陸続と誕生させよう!
そして、大いなる「人間革命」の平和と勝利の光で、地球を赫々と包みゆこうではないか! と申し上げ、私のメッセージといたします。
愛する大中国、万歳!
愛する全同志、万歳!
風邪など、ひかれませんように!(大拍手)

2018年10月13日土曜日

2018.10.13 わが友に贈る

わが子・孫と一緒に
中継行事に参加しよう。
学会家族の中で受ける
魂と人格の触発こそ
成長への最高の滋養だ!

曾谷殿御返事 P1056
『境と云うは万法の体を云い智と云うは自体顕照の姿を云うなり、而るに境の淵ほとりなくふかき時は智慧の水ながるる事つつがなし、此の境智合しぬれば即身成仏するなり』

【通解】
境というのは万法の体をいい。智というのは自体顕照の姿をいうのである。しかるに境の淵が広大で深い時は、智慧の水がながれるのに滞ることがない。この境智が合うならば即身成仏するのである。

〈寸鉄〉 2018年10月13日
御書「一切衆生の口にうたはれ給へ」。地域や職場で無くてはならない人に
山梨の日。皆が仰ぐ富士の如き人材城。師弟共戦の新たな拡大の歴史を!
自信は成功への第一歩—哲人。悩める友に真心の励ましを。一軒また一軒
東京五輪も「難民選手団」結成。国を超え人類結ぶ祭典。平和を築く契機と
火災に注意。タコ足配線の点検、コンセントの埃等の清掃を。小事が大事

☆四季の励まし 希望は常に前にある 2018年10月7日
開拓は、地道である。
一歩一歩である。
家庭訪問、個人指導、
弘教・対話こそ、
本当の仏道修行である。
大勢を集めて話すだけでは
修行にならない。
自分が動かねばならない。
一カ月に何軒、回ったか。
一年に何軒、回ったか。
そこにしか真の「開拓」はない。

「あの人は駄目」「この人はこう」と
固定観念をもち、
決め込んでしまうと、
相手の違った顔が見えない。
いな、相手と真っすぐ
向き合うことができないのだ。
相手ではない。
自分の目に惑わされるのだ。
また、「自分は、もう、
これだけしかできない」と
決めつけてしまう場合もある。
先入観。我見。固定観念。思い込み
——それらが自分を縛り、
閉じ込めてしまっているのだ。
その心の檻を打ち破ることだ!
それには祈りと行動だ。
勇気をもって、
ぶつかっていくことだ。
動けば、おのずから、
視点は変わるのだ。

勇気こそ、幸福の門である。
勇気こそ、正義の銅鑼である。
勇気こそ、勝者の旗である。
一切の原点は、
戸田先生が教えてくださった通り、
「一人立つ勇気」にある。
そして、究極の勇気である
「師子王の心」は、
誰の胸中にも厳然とあるのだ。

これからが「本番」である。
希望は常に前にある。
栄光は前進し続ける中にある。
ともどもに悔いなく、
最高の勝利の人生を飾っていこう。

青空のもと、5層の天守がそびえ立つ。1991年(平成3年)3月、池田大作先生は中国方面の総会等に出席するため、広島へ。その折、「鯉城」という美しい別名を持つ広島城をカメラに収めた。
安土桃山時代に築城された広島城。天守は国宝となったが、戦時中、原爆投下によって灰燼に帰してしまった。その後、天守は再建され、復興の象徴となっている。
明後9日は広布史に燦然と輝く「山口開拓指導」の開始の日。56年(昭和31年)10月から翌年1月にかけ、池田先生の陣頭指揮のもと、短期間で約10倍となる弘教拡大の金字塔を打ち立てた。
開拓精神こそ学会精神。私たちもまた、不屈の心で新たな人材の城を築いていきたい。

2018年10月12日金曜日

2018.10.12 わが友に贈る

人材育成の秋!
行学の実践の中で
新しい人に光を当て
新しい力を引き出そう。
そこに広布の未来が!

法蓮抄 P1046
『今法華経と申すは一切衆生を仏になす秘術まします御経なり、所謂地獄の一人餓鬼の一人乃至九界の一人を仏になせば一切衆生皆仏になるべきことはり顕る、譬えば竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るるが如し』

【通解】
今、法華経というのは、一切衆生を仏にする秘術がある御経である。いわゆる地獄界の一人・餓鬼界の一人・ないし九界の中の一人を仏にすることによって、一切衆生が皆、仏になることができるという道理が顕れたのである。
譬えば、竹の節を一つ破れば、他の節もそれにしたがってやぶれるようなものである。

〈寸鉄〉 2018年10月12日
わが身を擲つと決めたから勝った—恩師。若人よ一人立て!広宣の旗高く
東京「台東女性の日」15周年。縁深き民衆の大城。模範の拡大劇を今こそ!
苦悩が人間を最高の境地に近づける—哲人。絶対に負けるな。強き祈りで
今のまま温暖化続けば豪雨や台風の危険増。環境教育の強化等、対策急務
災害時のデマ、1割が「信じた」と。ネットで拡散する噂は必ず情報源確認を

☆「情熱の日」記念集会への池田先生のメッセージ 2018年10月5日
◇青春のチャレンジ精神で宇宙大の可能性を開け!
一、明るく楽しく、友と輝く「情熱の日」おめでとう!
不屈の負けじ魂を燃やす競技大会も、価値創造の英知みなぎる文化祭も、笑顔と団結光る演目も、私は皆さん方に届けと拍手を送りながら、全て見守っておりました。いつも、皆さんと私の心は一体です。
今日、10月4日は、世界的に何の日か、聞いたことがありますか。そう、「宇宙開発記念日」です。61年前の今日、人類は初めて人工衛星の打ち上げに成功しました。
そこで、皆さんと一緒に心を天空に広げ、宇宙のロマンを語り合う思いでメッセージを送ります。
一、まず、皆さんに呼びかけたいのは、「チャレンジ精神で、宇宙大の可能性を開いていこう!」ということです。
これまで私は、世界の多くの宇宙飛行士や著名な天文学者と、宇宙や生命の不思議をめぐって語らいを重ね、対談集も発刊してきました。その一人に、ロシアを代表する宇宙飛行士のセレブロフ博士がいます。博士が4度の宇宙飛行を成し遂げ、合計すると373日間も宇宙に滞在できるようになった出発点は、いったい何だったのでしょうか。
じつは、まさに61年前、最初に打ち上げられた人工衛星が星空を悠々と飛ぶ姿を、10代の少年時代に仰ぎ見つめた体験でした。この時の感激によって、若き博士の命に眠っていた好奇心、探求心が目を覚まし、大きく動き始めたといいます。
星よりも美しく瞳を輝かせ、夢中になって、天文学など学問の万般に挑んでいきました。もともと体が弱かったのでスポーツを通して体も心も鍛え、大いに読書に励んで、ずるいことや卑しいことをしない高潔な人格を磨き上げていったのです。
このセレブロフ博士ご夫妻は、わが創価学園生との出会いを人生の宝とされ、「心が震えるほど感動しました」とまで語られていました。
そして学園生に、理想に向かい、自分のなすべきことを自覚し、いやいやではなく、喜び勇んで挑戦していってほしいとエールを送ってくださったのです。そこにこそ、新たな創造性が発揮されるからです。
皆さん一人ひとりの生命には、まさしく宇宙大の可能性が秘められています。それを、「今 ここから!」「今日から明日へ」、思い切り解き放っていくのが、青春のチャレンジ精神なのです。
一、次に申し上げたいのは、「思うようにいかない時こそ、どっしりと朗らかに根を張ろう!」ということです。
女性で初めて地球から飛び立って、「私はカモメ」という言葉を宇宙から発したロシアのテレシコワさんも、私たちの大事な友人です。このテレシコワさんは、学生時代、お母さんが重い病気にかかってしまいました。突然、お母さんの看病や、食事の支度、買い物、洗濯などを、お姉さんと二人で背負うようになり、それはそれは忙しい毎日となりました。お母さんの病気との闘いが長く続いたので、学校の方は諦めなければならないと考えたこともあったようです。
でも、彼女が心に刻んでいた学校の先生の励ましの言葉がありました。それは、「樹木は、はじめに根をおろして、そのあとで上に向って伸びはじめるんだよ」(宮崎一夫訳『テレシコワ自伝』パピルス双書)という一言でした。
彼女は、今はじっくり根を張る時だと心を定めました。命の奥底から湧き上がってくる負けじ魂で、必死に時間をやりくりし、一歩でも前に進もうと勉強に挑みました。
その後も努力に努力を貫き通し、やがて宇宙飛行士という夢を叶えました。そして宇宙から、自分のお母さんをはじめ地球上の全てのお母さんたちへ、幸福と平和を願うメッセージを送っていったのです。
青春は、誰もが、思うようにいかないこととの戦いです。その時に、歯を食いしばって根を張った人は強い。どんな試練の嵐が襲いかかってきても、倒れません。そして、自分自身が揺るがぬ大樹とそびえ立って、悩める人たちを、温かく励まし、力強く支えていくことができます。
一、この9月8日、私はライフワークである小説『新・人間革命』の連載を完結しました。全30巻の中で、折々に愛する学園生のことを綴っていくことは、何ものにも勝る喜びでありました。
わが命である学園生が、それぞれの誓いの道で、たくましく「勝利の旗」を掲げてくれることこそ、地球の未来を照らし晴らす「人間革命」の希望の光なのです。
さあ、これからも一緒に、「勇気の太陽」を輝かせながら、いよいよ学び、いよいよ鍛え、いよいよ勝ち進んでいこう!
親孝行をよろしくお願いします。風邪などひかないように。
皆さんの健康と充実と友情の青春を、私は一生懸命、祈り抜いていきます。
みんな、元気で!(大拍手)

2018年10月11日木曜日

2018.10.11 わが友に贈る

友が何に悩んでいるか。
何を求めているのか。
それを深く知ることが
励ましの第一歩だ。
焦らず地道に誠実に!

如説修行抄 P501
『夫れ以んみれば末法流布の時生を此の土に受け此の経を信ぜん人は如来の在世より猶多怨嫉の難甚しかるべしと見えて候なり』

【通解】
考えてみるに、この末法という三大秘法の南無妙法蓮華経が流布する時に、生をこの日本国に受け、この経を持ち、信行に励んでいく人に対しては、法華経法師品第十に「末法においては、釈迦如来在世にくらべて猶怨嫉が多いであろう」と、多くの大難が競い起こることを予言されている。

〈寸鉄〉 2018年10月11日
「毀らん人には弥よ申し聞かすべし」御書。勇敢な対話こそ仏縁広げる源泉
自分と同じくらい人も大事にすれば人材は出る—恩師。地道な激励、今日も
一日の勝利は朝の出発で決まる。青年よ朝に勝て。深き祈りで生命力満々と
高齢者の体力が過去最高と。「年は・わかうなり」の実証示す多宝会は模範
安全・安心なまちづくりの日。地域の絆が犯罪を防ぐ力。日頃の挨拶から

☆御書と歩む� 第37回 強き一念こそ壁を破る力
『石に矢のたつ是れ又父のかたきと思いし至信の故なり、何に況や仏法においてをや』(日女御前御返事、1245ページ)

◇通解
(中国の将軍・李広が放った)矢が石に立ったのも、父の敵であると心から信じたゆえである。まして、仏法においては、(信じる一念の強さが大事なことは)なおさらのことである。

◇同志への指針
一念の力は計り知れない。その究極が不屈の勇気の信心である。決然たる妙法の音声は全宇宙に轟き渡り、一切を諸天の働きへと変えていく。
壁にぶつかった時こそ題目だ。思うようにいかない時こそ、もう一歩、執念を燃やして祈り抜き、祈り切るのだ。
その勇猛精進の唱題から、逆境をはね返す「智慧」が生まれ、新たな勝利への大回転が始まる。

☆10月度座談会拝読御書 日女御前御返事(御本尊相貌抄)
妙法と共に幸福と勝利の人生を
南無妙法蓮華経の唱題行で胸中に具わる仏界を現す

◇拝読御文
『南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり仏法の根本は信を以て源とす』御書全集 1244ページ14行目〜15行目

◇本抄について
本抄は建治3年(1277年)8月、日蓮大聖人が56歳の時、身延で認められ、女性門下の日女御前に送られたお手紙です。別名を「御本尊相貌抄」といい、御本尊の相貌(姿・様相)等の深義を明かしています。
日女御前についての詳細は明らかではありません。大聖人から賜った御書は本抄を含めて2編、残っていますが、いずれも法華経について詳しく述べられていることから、法理を理解する教養があり、信心の志の厚い婦人であったことがうかがわれます。
当時は蒙古襲来(文永の役)後の混乱期であり、人々は再度の襲来を恐れ、騒然としていました。
そのような中、日女御前は純真な信心を貫き、大聖人から御本尊を賜ったことへの感謝を込めて御供養をお届けしたのです。
その真心への返信である本抄では、大聖人が「法華弘通のはたじるし」(御書1243ページ)として顕されたのが御本尊であることを述べられ、御本尊は決してどこか他の場所にあるのではなく、妙法を受持し唱え抜く衆生の生命の中にこそあると教えられています。

◇御本尊根本
本抄に「法華経を受け持ちて南無妙法蓮華経と唱うる即五種の修行を具足するなり」(御書1245ページ)との仰せがあります。この御文は、御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱える題目に、法華経に説かれる五種の修行が全て具足することを明かしています。
五種の修行とは、末法に至るまでの正法・像法時代の修行法であり、法華経を「受持」(受け持つ)、「読」(読む)、「誦」(暗誦する)、「解説」(人に説く)、「書写」(書き写す)することです。
続けて本抄では、日蓮大聖人の門下にとっての信心の肝要は、御本尊を受持して南無妙法蓮華経と唱える実践以外に求めてはならないと教えられています。
大聖人が図顕された御本尊を唯一無二の信仰の対象として受持することが「御本尊根本」であり、これが大聖人の仏法における信心の根幹にほかなりません。「本尊」とは、「根本として尊敬(尊崇)するもの」を意味します。
御本尊には、成仏の根源の法である南無妙法蓮華経を体得された大聖人の御生命が顕されています。「日蓮がたましひをすみにそめながして・かきて候ぞ信じさせ給へ」(同1124ページ)との仰せの通りです。
大聖人が南無妙法蓮華経の大法を御本尊として図顕されたことにより、万人が御本尊を拝して、自らの胸中の仏界の生命を現す道が開かれました。御本尊は、凡夫である私たち自身の仏界を映し出し、現すための明鏡なのです。

◇「信心の厚薄」
祈りを叶え成仏するための四つの要の力を、「四力」(=信力、行力、仏力、法力)といいます。
「信力」とは仏法を信じる心の強さのことであり、「行力」とは教えの通りに実践する力のことです。
「仏力」とは仏が持つ力用のこと、「法力」とは妙法に具わる広大深遠な利益のことです。強盛な信力、行力を奮い起こしていく時、偉大な仏力、法力が相応じて、功徳が現れます。
拝読御文に「南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり、信心の厚薄によるべきなり」とあります。
成仏は、妙法を持つ人の信心の厚薄によるとの趣旨です。御本尊を信じる心が厚いか、薄いかで決まる。厚い信心、つまり、強盛な信心こそ、成仏の要諦なのです。
第2代会長の戸田城聖先生は、信心の功徳について分かりやすく、次のように教えられました。
「釣鐘を、楊枝でたたくのと、箸でたたくのと、撞木(鐘を鳴らす棒)でつくのとでは、音が違うだろう。同じ釣鐘だが、強く打てば強く響き、弱く打てば弱く響く。御本尊も同じだ。こちらの信力(信じる力)・行力(行じる力)の強弱によって、功徳に違いがあるのだよ」と。
人生にあっても広布の活動にあっても、真剣な祈りと勇気ある行動・実践が、勝利の根本条件となるのです。

◇以信得入
日蓮大聖人は「仏法の根本は信を以て源とす」と仰せです。
「信」は、信受ともいい、教えを信じて受け入れることを意味します。
法華経には、釈尊の弟子のなかで智慧第一といわれた舎利弗も、ただ信受することによってのみ、法華経に説かれる法理を理解できたと説かれています。
具体的には、譬喩品第3に「汝舎利弗すら 尚此の経に於いては 信を以て入ることを得たり」(法華経197ページ)とあります。これを「以信得入」といいます。
生命の実相、宇宙の実相を覚知した仏の偉大な智慧や境涯を自身のものとしていく道は、ただこの「信」によるしかないのです。
本抄で大聖人は「此の御本尊も只信心の二字にをさまれり以信得入とは是なり」(御書1244ページ)と仰せです。
私たちの拝する御本尊が、拝する人の「信心の二字」に納まっているとの意味です。
御本尊を拝する功徳について、日寛上人は「我等この本尊を信受し、南無妙法蓮華経と唱え奉れば、我が身即ち一念三千の本尊、蓮祖聖人なり」と述べています。
御本尊を信受して、広宣流布の実践と信心を貫けば、私たち自身の生命に御本尊が顕現し、凡夫の身のままで、胸中に大聖人と同じ仏の生命境涯を開き現すことができるのです。

★池田先生の指針から "祈りとして叶わざるなし"
無二の信心によって「生も歓喜、死も歓喜」の生死不二の絶対的幸福境涯を成就できる。ゆえに、「南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり」と仰せです。
仏道修行の根本目的は、御本尊に南無妙法蓮華経の題目を唱え、凡夫がその身のままに「仏になる」ことです。そして、重ねて即身成仏の要諦を「信心の厚薄によるのである」と、大聖人は示されています。
他の御書でも、「叶ひ叶はぬは御信心により候べし全く日蓮がとがにあらず」(御書1262ページ)——あなたの願いが叶うか叶わないかは、あなたの御信心によるのです。全く日蓮のせいではありません——と仰せです。(中略)
日寛上人は、こう述べられています。
「暫くもこの本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱うれば、則ち祈りとして叶わざるなく、罪として滅せざるなく、福として来らざるなく、理として顕れざるなきなり」(「観心本尊抄文段」)
草創以来、多くの同志が、この一節を思い起こしては、御本尊への信心を奮い立たせてきました。わが胸中の御本尊を呼び覚まし、いかなる苦難にも絶対に負けない生命の底力を引き出してきました。"祈りとして叶わざるなしの御本尊"です。まさに、学会には信心があったから勝利したのです。(『勝利の経典「御書」に学ぶ』第11巻)
◇ ◆ ◇
「御本尊根本」の信心を教えてくださったのが、牧口先生、戸田先生です。「御本尊根本」の信心と実践は、創価学会の出現によって厳然と確立されました。ですから、創価学会は御本尊の無量の功徳力を引き出すことができたのです。わが同志は、ひたぶるな信心で、顕益、冥益の功徳の体験を積み広げてきました。
大聖人の仰せの通りの御本尊根本の信心は、創価学会にしかありません。だから、世界広布が現実のものとなったのです。
私たちは、どこまでも「御本尊根本」の信心で、また、「大聖人直結」「唱題根本」「御書根本」の実践で前進してまいりましょう。(同)

参考文献
○…『勝利の経典「御書」に学ぶ』第11巻に所収の「日女御前御返事」(聖教新聞社)

2018年10月10日水曜日

2018.10.10 わが友に贈る

強盛な信力・行力が
仏力・法力を引き出し
功徳は厳然と現れる。
「祈り」即「実践」で
所願満足の人生を!

四条金吾殿御返事 P1121
『法華経を一字一句も唱え又人にも語り申さんものは教主釈尊の御使なり、然れば日蓮賎身なれども教主釈尊の勅宣を頂戴して此の国に来れり、此れを一言もそしらん人人は罪を無間に開き一字一句も供養せん人は無数の仏を供養するにもすぎたりと見えたり』

【通解】
法華経を一字一句でも唱え、また人にも語っていく人は、教主釈尊の御使いである。そうであれば、日蓮は、賎しい身ではあるが、教主釈尊から勅令をいただいて、この国に生まれてきたのである。この日蓮を一言でも誹謗する人々は、無間地獄の因を積んでいるのであり、逆に、一字一句でも供養する人は、無数の仏を供養することにも過ぎる大福徳を積むのである。

〈寸鉄〉 2018年10月10日
学会は人間をより人間らしく導く—博士。わが振る舞いを通し信頼を拡大
大変な所でうんと戦え!広布の勝利を開け—恩師連続闘争が青春の誇りだ
「病によりて道心はをこり候」御書。闘病の友よ負けるな!宿命転換必ず
住民の津波の知識不足で被害が拡大した恐れと。国超えた教訓の共有急げ
世界精神保健デー。止まらぬ「心の病」の増加。再挑戦可能な社会を皆で

☆虹を懸ける 池田先生とスコットランド�=完 2018年9月30日
◇「人間の王者」の人生を
多くのスコットランドのSGIメンバーにとって忘れられない池田先生との原点——それは、先生のスコットランド訪問2日目(1994年6月14日)、グラスゴーのボタニック・ガーデン(植物園)で行われた記念撮影である。
前日13日の夜に撮影が決まると、瞬く間にメンバーに連絡が伝わり、当日は60人余が喜々として集った。
14日午後5時、先生がボタニック・ガーデンに到着すると、友の間から大歓声が湧き上がった。
当時、スコットランドの中心者だったアケミ・ポーチャスさん(方面総合婦人部長)は振り返る。「その時、不思議にも、雲の間から太陽が顔を出し、スポットライトに照らされるように、私たちのいる場所が明るく温かな光に包まれました」
先生は、空を指さしながら言った。「勝利の空です。皆さんのようです。『スコットランドを見よ』です」
先生は、両手を大きく広げて"勝利のVサイン"をつくり、こう呼び掛けた。
「人間の王者として生きましょう!」

◇師と同じように
人間の王者——スコットランドの国民詩人ロバート・バーンズの作品に登場する言葉でもある。
バーンズはつづっている。「人間は、人間である。位や、肩書や、富など、見せかけだけの飾りではないか! 誠実な人間こそが、人間の王者なのだ!」(中村為治訳)
記念撮影はわずか20分間。だが、スコットランドの友は、この時に結んだ先生との心の絆を胸に、誠実な振る舞いで広布と人生の苦難を乗り越えてきた。
シーラ・パシフィコさん(婦人部総合本部長)もその一人。
パシフィコさんが仏法を知ったのは、家族や友人との人間関係で悩んでいた10代の頃だった。
友人から誘われ、SGIの会合に参加して以来、唱題を実践。信仰の力を感じたパシフィコさんは、自ら進んで入会した。
その後、ボタニック・ガーデンでの記念撮影のほか、南フランスの欧州研修道場での研修会(83年)など、先生との出会いを支えに、一つ一つの悩みに打ち勝ってきた。
最大の苦難に襲われたのは2002年。最愛の夫の死など、身近な人の不幸が重なった。
長男はまだ15歳。生活を支えるため、パシフィコさんは必死に働いた。一方で、御本尊の前に座ると、涙が止まらないこともあった。
ある日、パシフィコさんは、小説『人間革命』を読み、池田先生の青年時代の苦闘を知った。
さらに事業が苦境に陥った恩師・戸田先生を支えた若き日以来、どんなに大変な状況の中でも、池田先生は会員一人一人に渾身の激励をしていたのだと気付いた。
「自分の悩みが小さく思えました。私も困難に負けず、自身の人生を人のために使おうと誓いました」
そう心が定まると、心ゆくまで題目があげられるようになり、物事を前向きに捉えられるようになった。
現在は転職し、グラスゴー市内の病院で、子どもたちの心のケアに携わるパシフィコさん。今日も同苦の心で、子どもたちに寄り添い続けている。

◇未来を担い立つ
先生は記念撮影の場で、一人一人の友に声を掛け、激励した。
最前列にいたのは、未来部員ら。先生は腰をかがめ、目線を合わせて「21世紀を、よろしくお願いします!」と握手を交わした。
この時の友の多くが現在、広布のリーダーとして活躍している。
マイケル・トレヴェットさん(男子地区リーダー)は当時、生後1歳10カ月。信心強盛な両親に抱かれて参加した。
両親の姿を見ていたものの、トレヴェットさん自身は、信心にそれほど興味を持てずにいた。
変化が訪れたのは、進路に迷った16歳の頃。自発的に題目をあげ始め、18歳の時に、自分の御本尊を受持した。
トレヴェットさんは当時を振り返る。
「周囲と比べては焦り、苛立つことが多い性格でした。しかし、唱題を実践するうちに、何事にも振り回されない自分に成長したいと思うようになりました」
その後、大学に進学。勉強と学会活動に全力で取り組み、イギリスを代表する企業への就職を勝ち取った。
現在、職場やSGIの組織で、リーダーシップを発揮するトレヴェットさん。そんな姿に触れ、これまでに2人の友人が入会した。「信心が教えているのは、どんな環境にあっても、そこから逃げずに、価値を生み出す大切さだと思います。先生の期待を胸に、21世紀の広布を担っていきます!」

◇勇気の信心で
現在、スコットランド方面の婦人部長を務めるダイアン・リングさん。ボタニック・ガーデンでの記念撮影の場に居合わせた。
高校時代から医療の道を志していたリングさん。卒業後、メンタルヘルスの患者に関わる看護師になった。
メンタルヘルスが不調になる要因は、家庭や職場など患者を取り巻く環境によってさまざまだ。また、患者の病状もそれぞれ異なり、常に変化していく。
リングさんは、そんな仕事に強いストレスを感じていたが、周囲に自分の気持ちを伝える勇気が出ない。子育ての苦労も重なり、リングさん自身も体調を崩しがちになった。
1990年の入会から4年。勤行を実践してはいたものの、信心で状況が変わることが心から信じられず、悶々としていた。
そんな中での池田先生との出会い。
「先生は、私たちが御本尊を信じ、幸福な人生を送るよう励ましてくださいました。私は、もう一度、真剣に題目をあげ、目の前の悩みに打ち勝とうと決意できました」
祈る中で、生命力がふつふつと湧いてくるのが分かった。自身の悩みを周囲に伝えることもでき、状況は劇的に変わった。リングさんは、現実を変革する信仰の力を実感することができた。
その後、リングさんは転職。自身の経験を生かし、職場における健康を専門とする看護師として定年まで働いた。「行き詰まりを打破するのは、勇気の信心です。この確信を、スコットランド中の人々に伝えていきたい」

記念撮影の翌15日、先生は15世紀以来の伝統を誇るグラスゴー大学から名誉博士号を受章した。この6月15日は、後にSGIの「スコットランドの日」に制定されている。
先生がスコットランドを出発したのは、名誉博士号の授与式の翌16日だった。
友は見送りに駆け付け、スコットランドの民謡を歌った。
先生は「ありがとう。いい歌だね」と。到着の時と同じように、再び同志と握手を交わし、語った。
「本当にありがとう。皆さんのことは一生、忘れません」
「私は皆さんを、たたえます。これからも仲良く、第一にも第二にも仲良く生き抜いてください」
「お幸せに。お体を大切に。いつも皆さんのことを祈ります」
先生が出発した後、空に大きな虹が懸かった。
それは、「人間の王者」として歩み抜く友と、スコットランドの未来を祝福するかのようだった。

2018年10月9日火曜日

2018.10.09 わが友に贈る

新聞休刊日

聖愚問答抄下 P500
『此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に功徳として来らざる事なく善根として動かざる事なし、譬ば網の目無量なれども一つの大綱を引くに動かざる目もなく衣の糸筋巨多なれども一角を取るに糸筋として来らざることなきが如し』

【通解】
この妙法蓮華経を信仰し奉る一つの行いに、いかなる功徳も集まってこないものはなく、いかなる善根も動かないものはない。
たとえば、網の目は無量であっても一つの大綱を引けば動かない目はなく、衣の糸筋は多くあっても一角を引けば、糸筋としてたぐられてこないものはないとうようなものである。

☆中国人民対外友好協会・中日友好協会「中日友好貢献賞」の授与式から 2018年9月27日
◇李小林・中国人民対外友好協会会長のあいさつ
●表彰盾の重みは池田先生への敬意の表れ
9月の北京は、さわやかな風が心地良く、街が秋色に色づく美しい季節を迎えております。
この麗しき北京で、そして何より中日平和友好条約締結40周年、池田大作先生の国交正常化提言50周年の節目の年に、創価学会代表訪中団の皆さまと、池田先生への「中日友好貢献賞」授与という貴重な瞬間を見届けることができ、大変うれしく思います。中国人民対外友好協会、中日友好協会を代表し、謹んでお祝い申し上げるとともに、訪中団の皆さんの来訪に、熱烈歓迎の意を表します。
池田先生は、中国人民の古き良き友人です。長きにわたり中日友好と中日関係の回復・改善と発展に大きく貢献されました。
先生が早くも1968年に国交正常化提言を発表されたことは、並々ならぬ勇気と卓越した見識の表れです。この功績は中日関係史上に、輝かしく刻まれております。
池田先生のけん引のもと、創価学会は、文化・教育等の分野において、中国との交流・協力を数多く展開され、両国国民間の相互理解と友好感情の増進のために、たゆまぬ努力を払われ、中日友好を守り、発展させる重要な力となられました。
中日友好貢献賞は、中国人民対外友好協会および中日友好協会が共同で設立した栄誉賞であり、中日友好事業に突出した貢献をされた日本の友好人士、団体へ授与するものです。池田先生の受賞は、その非凡な功績に見合ったものであると思います。
このずっしりとした重みのある友好表彰盾は、池田先生に対する我々からの真摯な敬意、両国国民の世界友好への共通の願いが込められております。
中日両国は一衣帯水の隣国であり、友好交流は長きにわたって行われてきました。両国の関係には起伏があり、困難な局面に陥ったこともありましたが、創価学会の皆さまを含む中日各界の関係者の努力のもと、現在は積極的な改善の兆しを見せ、正常な発展の軌道に立ち戻りました。
2週間前、習近平国家主席はロシアにおいて安倍首相と会見を行い、現在と今後の両国関係の改善・発展について、方向を指し示しました。新たな情勢のもと、我々はチャンスをつかみ、両国の各分野における友好交流と実務協力を推進し、両国関係の改善・発展のために、民間の力をもって不断の貢献をしていくべきです。
長年にわたり、中国人民対外友好協会ならびに中日友好協会は、創価学会、民主音楽協会、創価大学等と密接な交流・協力関係を保ってまいりました。
近年は、池田先生の写真展を成功裏に開催し、民音の招へいで、舞劇「朱鷺」は日本の29都市で57回の公演を行い、約10万人の方にご覧いただきました。私ども協会が担当する創価大学訪中団の交流も、社会に大きな反響を呼びました。
今回、原田会長率いる、学会本部と地方の主要な幹部によって構成された大型代表団の訪中は、新たな時代における中日友好交流の推進に積極的な役割を果たしていくことでしょう。
本日(25日)午前には、王岐山国家副主席が、原田会長一行と会われ、池田先生および創価学会の中日関係の改善・発展における貴重な貢献を高く評価されました。
また、両国の友好団体が中日友好のために引き続き励むよう鼓舞されました。
また先ほど、私と原田会長との間では、双方の友好交流、協力関係をさらに密接なものとし、中日友好事業に寄与することについて意見交換し、両会の友好交流に関する覚書を締結いたしました。
わが協会は、これを契機に、創価学会と共に、引き続き、中日の民間交流に尽力し、両国の世代友好の金の橋を架けるために、共に努力していきたいと思っています。
池田先生のご健勝と創価学会のますますのご発展、そして、中日両国国民間の友情が末永く紡がれていくことを祈念して、私のあいさつに代えさせていただきます(大拍手)。

池田先生の謝辞(代読)
●人類益のために日中が行動の連帯へ
本日は、日中平和友好条約締結40周年の佳節に、意義深き「中日友好貢献賞」を賜り、これほど光栄なことはございません。心より御礼を申し上げます。
この度は、貴国を敬愛してやまない日本全国のリーダーからなる代表訪中団を温かく迎えていただいております。
訪中団をはじめ、貴国との友好を熱願する宝友たちと共々に、この栄誉を分かち合わせていただけることは、私の何よりの喜びであります。
先生方、誠に誠にありがとうございます。
貴国は、今、習近平国家主席の指導のもと、2021年、また2049年という「2つの100年」へ向けて、大いなるビジョンが示され、大いなる隆盛を果たされております。〈2021年は中国共産党成立100年、2049年は建国100年〉
その中にあって、貴・中国人民対外友好協会、また貴・中日友好協会の皆さま方は、平和の道、友好の道、繁栄の道を切り開くために深き信念で尽力しておられます。その尊きご貢献に対して、私どもの方こそ、最大の敬意と感謝を表したいのであります。
周恩来総理が、21世紀を展望されながら、「全世界の人々が、お互いに平等な立場で助け合い、努力することが必要です」と語っておられたことが、私の胸奥から離れることはありません。
この周総理の信条を、両協会の皆さま方とご一緒に受け継ぎ、いやまして未来へ託していきたいと私は念願しております。
先般、小説『新・人間革命』30巻が完結いたしました。完結の日は、私が日中国交正常化提言をしてより50年の9月8日といたしました。
この小説は、前作の『人間革命』とともに戦時中、軍部政府の弾圧で投獄された私の恩師・戸田城聖創価学会第2代会長が戦後、創価学会を再建していくところから書き起こし、生命尊厳の哲理を基調とする民衆の平和・文化・教育の運動が、日本のみならず世界192カ国・地域に展開されてきた軌跡を描いてきました。
この小説の中でも、私は、周恩来総理、李先念副総理、また廖承志会長をはじめとする貴国の指導者の方々との交流をはじめ、両協会の皆さま方との信義の歴史を、万代への友誼の源流として書き留めさせていただきました。
今日、日中関係は、両国の人々の往来が年間、1000万人近くに上り、うれしいことに青年交流、教育交流、文化交流も年々、盛んになっています。
改めて日中友好に生涯を捧げられた、両国の先人の方々の尊き献身と努力が偲ばれ、心からの感謝の念に堪えません。
今から40数年前、偉大な歴史学者のトインビー博士は私との対談で、東アジアなかんずく貴国が「世界の平和共存」「人類文明の進展」に積極的に貢献するであろうと、深く期待されていました。
今、まさしくその通りの時代になっております。
そして、日中関係の緊密化は、アジア、さらに世界の安定と繁栄のために、一段と重要になっております。
深刻な地球環境の問題解決のために、人間と自然の共生を伝統精神とする両国こそ、新しい「人類益のための行動の連帯」をと、かねてより私は提言もしてまいりました。
今こそ、さまざまな分野での日中両国の協力関係を強固にすべき時でありましょう。その大きな潮流を築く推進力は、周総理が示されたように「民を以て官を促す」であります。
私たちは、日中平和友好条約締結50周年へ、さらに皆さま方と協力しながら、民衆の交流、文化・教育の交流に力を入れ、日中友好の金の橋を架けていく決心であります。私自身も、さらにそのために尽力してまいる所存です。
結びに、貴中国人民対外友好協会・貴中日友好協会のいよいよの発展、そして本日ご列席の皆さま方のますますのご健勝を、心よりお祈り申し上げ、私の御礼とさせていただきます(大拍手)。

2018年10月8日月曜日

2018.10.08 わが友に贈る

◇今週のことば
広布に走る宝の友へ
温かな労いと励ましを!
「当に仏を敬うが如く」
真心こもる一言から
希望の波動が広がる。
2018年10月08日

聖人御難事 P1190
『月月日日につより給へすこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし』

【通解】
月々日々に信心を強めていきなさい。少しでもたゆむ心があれば、魔がそのすきにつけこんで襲ってくるであろう。

〈寸鉄〉 2018年10月8日
皆が勝った!轟く歓喜の中国方面総会。開拓魂を赤々と新時代建設へ船出
「我れ等は仏に疑いなし」御書。故に何があろうと怯まず。宿命に打ち勝て
限界を乗り越えるには勇気ある努力が必要—哲人不屈の挑戦を青年らしく
気温変化が大きい季節。体調管理を賢く。朝夕の勤行で生活リズム整えて
河川の増水被害に備えて全国で水位計増設。公明が主導。命守る対策更に

☆世界に魂を 心に翼を 第8回 東京国際音楽コンクール(上)
◇次代を担う若き指揮者を楽壇へ
静寂のホールにタクトが一閃。
指揮者の指先に導かれるように、オーケストラから旋律が紡がれる。
3年に1度、民音の主催で開催される「東京国際音楽コンクール〈指揮〉」。今年は42カ国・地域、238人の応募の中から、書類・映像の審査を通過した18人が、10月8日から始まる予選・本選に臨む。
同コンクールの淵源は、1966年に始まった「民音コンクール」。声楽、指揮、室内楽、作曲などの分野でそれぞれコンクールが行われ、88年に「東京国際音楽コンクール」と改称されて現在に至る。
指揮者コンクールの初代審査委員長を務めたのは、チェロ奏者、指揮者として活躍した齋藤秀雄氏(1902年〜74年)。日本の音楽教育の先駆者であり、この人を抜きにして戦後日本の音楽は語り得ない。
齋藤氏を師匠と慕う人は数多く、世界的指揮者の小澤征爾氏も、その一人である。
東京・信濃町の民音文化センターで行われた齋藤氏の生誕100年を記念する特別展示(2002年5月〜7月)には、小澤氏も足を運んだ。
氏のドキュメンタリー番組を制作するために、テレビ局のスタッフも同行していた。
階段を上がった展示室には、齋藤氏が愛用したブリュートナー社製のピアノが。小澤氏が立ち止まり、「ああ、懐かしいなあ」と目を細める。
隣の展示室では、齋藤氏が指揮するベートーベンの交響曲第5番「運命」が上映されていた。
「懐かしい。そうそう、こういう指揮なんだよな」
番組のリポーターが「小澤先生にとって、齋藤先生はどういう存在でしたか?」と尋ねた瞬間だった。
「少し黙っていてよ。今、先生とお会いしてるんだから」
じっと姿勢を崩さず、目を潤ませる姿に、見守るスタッフは皆、襟を正した。師が逝いてなお、その絆は不変だった。
◇ ◆ ◇
小澤氏が、フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで優勝したのは1959年。
当時、海外留学は"特別な出来事"だった。氏は「生きては帰れないんじゃないかとか、親が年をとっているともう会えないんじゃないかと、本当に泣きの涙で深刻な思いで行ったんだ」と述懐している。(「月刊みんおん」84年3月号)
氏はパリに到着して初めて、指揮のコンクールがあることを知った。
当時、指揮者を志して大学の指揮科を卒業しても、オーケストラを指揮できる機会は、ほぼなかった。
コンクールで優勝し、飛躍の足がかりを築いた氏は、若き逸材を探し出す指揮者コンクールの重要性を肌身で感じてきた。
民音の指揮者コンクールに、氏がイタリアのフィレンツェからビデオメッセージを寄せたことがある。
「私の師匠でもあり、日本の音楽を底から持ち上げてきた齋藤秀雄先生が……」
豊かな白髪をかき上げ、師匠との思い出、欧州での修業の日々、若い世代への期待を一気に、よどみなく語り、こう結んだ。
「民音の方には本当に感謝しております。齋藤先生が生きていらしたら本当にうれしがるだろうと……。このコンクールが始まる前から、先生がやりたいという気持ちを僕は知っていたんで、素晴らしいことをしていただいたと思っております」
小澤氏は指揮者コンクールの第1回以来、21年にわたって審査員を務め、現在も組織委員として若き人材の成長を見守っている。
◇ ◆ ◇
「青春時代、手回しの蓄音機で聴いたベートーベンの名曲に、どれほど心を励まされ、苦闘の日々を生き抜く力を得たことだろう」
民音創立者の池田先生は、折々に音楽の思い出を語っている。
先生が創価学会の会長に就任した1960年当時、クラシック音楽やオペラ、舞台などの公演は、チケットが高額で、一般の庶民にはなかなか手が出なかった。
「民衆の時代だ。芸術は一部の特権階級のための、閉ざされたものでは決してない。人類共通の宝である最高の音楽を、民衆の手に届くものにしたい——」
この願いが込められた五つのスローガンとともに、63年10月18日、民音は創立された。
その一つに、「日本の音楽家を育成し、その優秀な作品、並びに演奏を、広く内外に紹介する」とある。
民音では、読売日本交響楽団などで定期演奏会を企画し、従来に比べて3分の1ほどの入場料を実現することができた。鑑賞の機会を大きく広げるとともに、優れた人材の発見・育成を通して、音楽文化発展への貢献を模索。66年5月には、早くも民音コンクール〈声楽〉を実現している。
声楽家の伊藤武雄氏に相談し、二期会創設者である柴田睦陸氏、中山悌一氏、畑中良輔氏をはじめ、薗田誠一氏、木下保氏、藤原義江氏らが審査を担当することに。日本の声楽界を代表する重鎮ばかりである。
そして翌67年の指揮者コンクール創設へ向け、民音の担当者が訪ねたのが、齋藤秀雄氏であった。
音楽教育の普及に奔走し、桐朋学園の創立に尽力。この年、65歳を迎えた齋藤氏は日本指揮者協会会長に就任している。指揮を振りつつ、教育にも一層の熱意を燃やしていた。
氏は熱心な指導で知られ、その厳愛の叱咤を生涯の思い出とする人々のエピソードは、枚挙にいとまがない。
民音の担当者が氏のもとを訪ね、指揮者コンクールの構想を伝えると、氏は黙って考え込んだ。
重ねて創立者の理念を訴えると、氏はおもむろに「分かった。やりましょう」。
齋藤氏を中心に、審査員の選考が始まった。
秋山和慶氏、朝比奈隆氏、大町陽一郎氏、小澤征爾氏、金子登氏、外山雄三氏、森正氏、山田一雄氏、若杉弘氏、渡邉暁雄氏ら、一流の指揮者がコンクールの趣旨に賛同した。
当時、民音の企画部長として指揮者コンクールに携わっていた佐伯孝明さんは振り返る。
「創立当初は"なぜ宗教団体が音楽活動をするのか"といった誤解や中傷もありました。ですが、一流の音楽家、芸術家ほど、そうした偏見とは無縁でした。むしろ音楽に真剣な方ほど、信仰への理解も深かったように思います。日本の指揮界が、齋藤先生を中心に一つにまとまったような気がしました」
◇ ◆ ◇
指揮者コンクールといえば、ブザンソン国際指揮者コンクールやトスカニーニ国際指揮者コンクールといった欧州での開催が有名だが、民音の指揮者コンクールは、日本はもちろん、アジアでも初の試みであった。
開催期間や審査方法、参加規定、会場の手配……。山積する課題の中でも、とりわけ難問だったのがオーケストラの確保である。
声楽のコンクールと異なり、指揮にはオーケストラが不可欠。そのオーケストラも、指揮を正確に読み取る技量が求められる。
指揮の誤りや悪い部分は、悪いまま表現しなければならないが、技術が拙いオーケストラでは、どんな指揮も似たような音になってしまう。
一つのプロオーケストラをコンクールのために借り切る。前例のない取り組みでもあったが、民音の定期演奏会に出演していた読売日本交響楽団が、その任を快諾した。
数々の障壁を乗り越えて、67年6月、東京・虎ノ門ホールで民音コンクール〈指揮〉の幕が上がった。
若手指揮者の登竜門として、ここから幾多の入賞・入選者が、世界の楽壇へ羽ばたいていく。

2018年10月7日日曜日

2018.10.07 わが友に贈る

人と会って語る。
それが広宣流布だ!
開かれた心で絆を結ぶ。
その勇気の一歩から
新たな友情は生まれる。

妙一尼御前御消息 P1253
『法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる』

【通解】
法華経を信じる人は冬のようなものである。冬は必ず春となるのだ。

〈寸鉄〉 2018年10月7日
会長は世界に平和の橋を架ける対話の力を示した—識者。青年よ師に続け
「勝利島部の日」40周年。日本一の幸福島に!一人立つ友ありて地域は盤石
滋賀の日。常勝こそ同志の誉れ。固きスクラムで湖国から拡大の波起こせ
後輩を自分以上に—これ学会の伝統。幹部率先で若き次代の宝に励ましを
地震の備えは気付いた時に。いつかやろうでなくすぐに。後悔しないよう

☆四季の励まし 10・2「世界平和の日」 対話で友情の連帯を 2018年9月30日
心に大きな目標を持つ人は、
それだけ
大きな人生を生きられる。
自ら決めた目標へ、
祈り戦い抜く人は、
最後に必ず勝利する。
「広宣流布」即「世界平和」。
それが
我らの大目的である。

仏法とは、
仏の教えの真髄であり、
万人の幸福を実現する
根本の妙法である。
狭い一宗一派ではなく、
宇宙大に広がる仏の慈悲の心だ。
人間と社会を向上させる根本が
仏法なのである。

眼前の苦悩する一人を励まし、
勇気づけ、
蘇生させることこそが、
生命尊厳の社会を実現する
確かな第一歩であり、
平和建設の原点となる。

同じ場所で
同じ時間を過ごしながら、
対話によって培われた
友情と信頼——。
その堅実な
挑戦の積み重ねこそが、
世界平和の創出と
地球的な課題の解決のために
行動する「民衆の連帯」の
かけがえのない礎となると、
私は確信してやまない。

臆して立ち止まっていても、
何も生まれない。
友の中へ、
人間の中へ、
民衆の中へと、
喜び勇んで飛び込むことだ。
どんどん人と会う。
どんどん友と語る。
形式ではない。
真心を込めて語っていくのだ。

潮風にそよぐヤシの木。エメラルド色に輝く海。白い砂浜は多くの人でにぎわっていた——1985年(昭和60年)7月、池田大作先生がアメリカ・ハワイを訪れた折、撮影した。
間もなく10・2「世界平和の日」を迎える。1960年(同35年)10月2日、恩師・戸田城聖先生の「この世から悲惨の二字をなくしたい」との熱願を胸に、池田先生は世界広布の第一歩として、アメリカへ出発した。当時の真情が、小説『新・人間革命』第1巻「旭日」の章につづられている。「平和の原点は、どこまでも人間にある。一人ひとりの人間の蘇生と歓喜なくして、真実の平和はない」
「目の前の一人」に勇気と希望を送る対話を! その行動の中から平和が生まれる。

2018年10月6日土曜日

2018.10.06 わが友に贈る

台風に厳重警戒を!
大雨・高波・河川の氾濫等
断じて油断は禁物だ。
無冠の友の皆さまも
無理せず 安全第一で。

聖愚問答抄上 P498
『一遍此の首題を唱へ奉れば一切衆生の仏性が皆よばれて爰に集まる』

【通解】
題目を一遍唱えたならば、一切衆生の仏の生命が皆呼ばれて、ここに集まる。

〈寸鉄〉 2018年10月6日
「此の身を法華経にかうるは石に金をかへ」御書。境涯革命が信心の醍醐味
きょう三重の日。師弟共戦の勇者の友よ。確信の対話で新たな広布史綴れ
「青春の夢に忠実であれ」詩人。誓願に生きる人生に恐れなし。颯爽と前進
秋から冬にかけ食中毒が増加。高齢者・幼児は重症化も。手洗い・加熱怠るな
封書による架空請求が各地で頻発。払う前にまず相談を。冷静に確認・撃退

☆男子部大学校生大会への池田先生のメッセージ 2018年9月29日
◇不屈の挑戦で栄光の歴史を
男子部大学校生大会が8、9月を中心に、各地で意気高く開催されている。栄光の男子部大学校1期生たちは今、友好対話に勇んで挑戦し、大成長の節を刻む。10月1日からは男子部大学校の記念期間「ブレイク・リミット(限界突破)11・18」が開幕する(11月18日まで)。大学校生は自らの"限界の壁"を打ち破る弘教拡大に先駆するとともに、育成責任者である"勝利長"との懇談を通して目標を明確にし、人生勝利の礎を築く。ここでは、池田先生が同大会に寄せたメッセージを紹介する。

凜々しき男子部大学校生大会、誠にご苦労様!
愛する君たち一人一人の尊き挑戦と前進こそを、私は何よりもうれしく見守っています。
創価家族のみんなが、喜びたたえています。君たちこそ、大事な大事な学会の宝であり、世界広布新時代の誉れ高き主役なのです。
「諸法実相抄」には「いかにも今度・信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし、日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか」(御書1360ページ)と仰せです。
青春の価値は、立場や格好などでは決まらない。いかなる哲学を心に持ち、いかなる誓いを立て、いかなる努力を貫いているかで決まる。君たちは、世界第一の生命尊厳の大哲学を、決然と誓って探究し、実践し抜いている。
そして、人間革命の仏法を、あの友この友へと、勇敢に語り弘め続けている。
君たちこそ、まぎれもなく、世界で最も尊く、最も偉大な若き地涌の菩薩です。大誓願に走りゆく自分自身を、また、大学校の同志を最高の誇りとしてもらいたい。
御本仏と同意の生命に立つ時、まだまだ計り知れない仏の智慧と仏の力が出ないわけがありません。
そして、御書に照らして、君たちだからこそ、一人また一人と、正義の信心に目覚めさせていける仲間がいます。どうか、何があっても「苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて」(同1143ページ)題目を唱え抜き、どこまでも、共々に励まし合いながら、前へ前へ進んでいってください。
自分らしく、思う存分、不屈の挑戦と栄光の歴史を勝ち開いてくれ給え!
聡明に一日一日を無事故で、親孝行も忘れずにお願いします。
一人ももれなく健康で、大勝利の青春であれと、題目を送っています。

2018年10月5日金曜日

2018.10.05 わが友に贈る

最も苦しんでいる
友のところへ!
これが仏法者だ。
希望の哲学を語り
共に変毒為薬の劇を!

開目抄下 P235
『無智悪人の国土に充満の時は摂受を前とす安楽行品のごとし、邪智謗法の者の多き時は折伏を前とす常不軽品のごとし』

【通解】
無智・悪人の国土に充満する時は、摂受を第一に立てて法を弘む。安楽行品のごときがこれである。
邪智・謗法ものの多い時は。折伏を第一に立て常不軽品のごとくに弘法する。

〈寸鉄〉 2018年10月5日
『新・人間革命』は百年、千年後の為にも記された—東大教授。精神の道標
学園「情熱の日」記念行事君の舞台は世界!徹して学び英知の翼で羽ばたけ
この世を飾るのは友情のみ—詩人。対話の秋。勇気の一歩で新たな出会いを
きょう中部青年部の日。列島の真ん中に輝く勝利の一番星!断じて道開け
インフルエンザが流行の兆し。入念な手洗い、嗽で予防。健康第一で前進

☆御書と歩む� 第36回 折伏とは勇気の拡大
『仏になる法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり』(法華初心成仏抄、552ページ)

◇通解
仏になる法華経を耳に触れさせるならば、これを種として必ず仏になる。

◇同志への指針
日蓮仏法は「下種仏法」である。衆生の生命に「仏の種」を下ろすのだ。相手がすぐに発心しなくとも、必ず花開く時が来る。その時を呼び寄せるのが、祈りの力である。
誠意と確信を込めて語った分、その声が種となって仏縁が結ばれ、福徳が広がる。信頼が生まれ、信用が残る。
ゆえに今日も、勇気凜々と対話へ打って出て、友の心の大地に幸の種を蒔こう!

2018年10月4日木曜日

2018.10.04 わが友に贈る

「人・法を弘むる故に
人法ともに尊し」
妙法を語り弘人は
人間王者・幸福女王だ!
この誇りと確信で前進!

閻浮提中御書 P1589
『願くは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ、過去遠遠劫より已来日蓮がごとく身命をすてて強敵の科を顕せ師子は値いがたかるべし』

【通解】
願わくは日蓮の弟子等は師子王の子となって、群狐に笑われることがあってはならない。過去遠々劫以来、日蓮のように、身命を捨てて強敵の過ちを顕しなさい。師子はあい難いのである。

〈寸鉄〉 2018年10月4日
「声を聞いて心を知る」御書。語ってこそ思いは通ず。励ましの声、今日も
どんな事があっても必ず勝つと決めるのが信心—恩師。11・18へ誓い果たせ
「前もって配慮するものは、一日を支配する」文豪朝の明確な祈りから出発
センター試験の出願期間受験生よ頑張れ!挑戦の汗は全て人生勝利の礎に
国連世界宇宙週間。仏法は人間と宇宙貫く法則。壮大なる広布のロマンを

☆北京城市学院の「最高栄誉賞」授与式から 池田先生の謝辞 2018年9月28日
◇平和の陽光が降り注ぐアジアを
この度は、「私学の雄」と仰がれる貴学院より「最高栄誉賞(崇高栄誉状)」を賜り、誠に光栄です。
日中平和友好条約締結40周年の佳節に、このようなご高配を賜り、心から感謝しております。
教育の栄誉は、未来への希望の光であります。私は、わが後継の青年たちと一緒に、謹んで受けさせていただきます。
貴学院は、大教育者であられる創立者の傅正泰先生がわざわざ創価大学を訪問くださり、また、当会の青年部・教育本部訪中団を劉林学長が迎えてくださるなど、幾重にも大いなる交流の歴史を刻んでくださいました。
特に2011年3月の東日本大震災の際に、劉学長より即座に温かな励ましを頂いたことを、私たちは永遠に忘れることができません。
貴学院は、創立者の傅先生の先見の明、また劉学長のリーダーシップによって目覚ましい発展を遂げ、創造的で、清新な探究の息吹に満ちた「全体人間教育」を進め、国際的視野をもった、数多の英才を輩出してこられました。
劉学長の学問の師匠であられる中国教育学会名誉会長の顧明遠先生は、私との対談で、教育は、人間の善性を開発し「互いに理解し合い、学び合い、助け合い、共存共栄を図る」ものでなければならない、と強調されていました。まさしく、その模範の人間主義の教育を実践されてきたのが、劉学長であられます。
今、日中友好の新時代を迎え、いやまして、教育交流、青年交流が重要になっています。
50年前の9月8日、私は日中国交正常化提言を一万数千人の学生の前で行った際、申し上げました。
「日本、中国を軸として、アジアのあらゆる民衆が互いに助け合い、守り合っていくようになった時こそ(中略)希望と幸せの陽光が燦々と降り注ぐ時代である」
私どもは、いやまして尊敬する貴学院の先生方、また学生の皆さま方と共に、両国友好の道をさらに守り、広げてまいりたい。これこそが日中両国のみならず人類の「共生の道」となり、世界の「平和の道」につながっていくと確信するからであります。
私たちも大切にしてきた中国の至言に「従藍而青」とあります。藍は染める作業を重ねると、もとの葉の色より、ずっと鮮やかな青になるように、後継の人材が立派に育っていくとの謂であります。
その意味において、未来を担う日中の若き英才たちが、平和への揺るぎなき志を受け継ぎながら、新時代の友好の「金の橋」をさらに堅固に築き広げていかれることを、私は心から願っております。
私たちも、そのためにいよいよ最大に力を注いでいくことを、ここにお約束申し上げるものであります。
結びに、ご列席の皆さまのご健勝・ご多幸、貴・北京城市学院のいよいよの発展を、心よりお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます(大拍手)。

2018年10月3日水曜日

2018.10.03 わが友に贈る

弘教に駆ける若き友を
最大に応援しよう!
太陽の心で励まし
新しい人を伸ばす。
成長の日々を共に!

下山御消息 P350
『此等の経文の亀鏡をもて両火房が身に指し当て見よ少もくもりなからん、一には名は持戒ときこゆれども実には放逸なるか二には慳貪なるか三には嫉妬なるか四には邪見なるか五には婬乱なるか此の五にはすぐべからず』

【通解】
経文を鏡(規範)として、両火房(極楽寺良観のこと)の身に当てはめてみよ。少しの曇りもなく符合するではないか。一つには、名は持戒の僧と世に聞こえるけれども、実際は放逸であるか。二つには慳貪であるか。三つには嫉妬であるか。四つには邪見であるか。五つには婬乱であるか。この五事に尽きるではないか。

〈寸鉄〉 2018年10月3日
「鐘は強く打てば強く響く。御本尊も同じだ」恩師誓願の祈りで勇敢に進め
「仏種は縁に従って起る」御書。我らの対話で広布は前進!全員が仏の使い
台風の傷跡深し。停電等の影響も大きく。災害時の備えを各家庭で盤石に
人の脳は作り笑いでも幸せを感じる物質分泌と。何があろうと楽観主義で
「食品ロス」削減に取り組む企業増加と。まず余らせない—皆が意識変革を

☆少年少女部結成記念大会への池田先生のメッセージ 2018年9月26日
◇負けじ魂の「朗らか王」「挑戦王」に
9・23「少年少女部結成の日」を記念する大会が、首都圏(24日)と関西(16日)で行われた。ここでは、両大会に寄せられた池田先生のメッセージ(抜粋)を掲載する。

世界のどこより明るく希望に満ちた大会、おめでとう!
今、みなさんは、どんな夢や目標を持っていますか?
少年時代、私には一つの大きな夢がありました。多くの人たちに希望と勇気を贈れるような小説を書きたいということです。
その夢は、師匠である戸田先生とお会いし、広宣流布という世界平和への道を歩む中でかなえることができました。それが小説『人間革命』と『新・人間革命』です。50年以上、書き続けて、先日、完結しました。
私といっしょに世界一の創価学会を築いてくださった、みなさんのお祖父さんやお祖母さん方、お父さんやお母さん方のことも、たくさん書いてきました。
日蓮大聖人は、「しし王は百獣をおそれない。ししの子も、また同じである」(御書1190ページ、意味)と言われております。
学会には、何ものもおそれない「しし王」の勇気がみなぎっています。この勇気を大好きな少年少女部のみなさん方が受け継ぎ、立派なリーダーと育って、日本中、世界中で、大活躍してもらいたい。これが、今の私の夢であり、願いなのです。
みなさんには、題目という、しし王がほえる声のように、どんな苦しいことにも負けない、最も強い力があります。だから、何があっても、明るく自信満々と、へこたれず、学び、努力を続けていってください。
私は、大好きなみなさんの健康と成長を祈り、ずっと見守っていきます。
さあ、きょうから、また、私といっしょに、創価家族といっしょに、それぞれの夢や目標に向かって、勇気りんりんと前進していこう!
一人ももれなく、負けじ魂の朗らか王たれ! そして挑戦王たれ!

2018年10月2日火曜日

2018.10.02 わが友に贈る

創価学会は「学ぶ会」だ。
御書を日々ひもとき
他者の声に耳を傾け
真摯に謙虚に学ぶのだ。
そこに無限の向上が!

佐渡御書 P957
『仏法は摂受折伏時によるべし譬えば世間の文武二道の如しされば昔の大聖は時によりて法を行ず』

【通解】
仏法においては、摂受と折伏のどちらかを実践するのかは、「時」に応じて決まるのである。譬えていえば、世間でいう文武の二道のようなものである。それゆえ、過去の偉大な聖人は時に応じて仏法を修行したのである。

〈寸鉄〉 2018年10月2日
「世界平和の日」。創価家族の祈りは地球を包む。民衆の連帯広げる大行進
信心への半信半疑を捨てよ—恩師。必ず勝つ、と確信し人間革命の活路開け
「多くの火あつまれども一水にはきゑぬ」御書。異体同心こそ最高の力だ
国際非暴力デー。生命尊厳を時代精神に!縁した友と共感広げる対話から
本年の大麻検挙者、過去最多を上回るペースと。人生奪う魔手を断固撲滅

☆虹を懸ける 池田先生とスコットランド� 2018年9月23日
◇祈りとは「諦めない勇気」
池田先生とSGIメンバーの出会いをつづる「虹を懸ける」。今回から2回にわたり、イギリスのスコットランドで刻まれた共戦のドラマを紹介する。

池田先生がスコットランドを訪れたのは、1994年。
6月13日の午後3時半。池田先生を乗せた飛行機がグラスゴー空港に到着した。
この日を待ち望んでいたスコットランドの友。その陰には、草創の同志の粘り強い広布の戦いがあった。
——スコットランド広布の始まりは1970年代。当時、中心者だったアケミ・ポーチャスさん(方面総合婦人部長)とリチャード・ポーチャスさん(方面総合長)の夫妻のほか、同志は数人しかいなかった。
草創の友は、地道な活動を続けた。84年8月には、さらなる広布伸展を目指し、週1回の勤行会を始める。
しかし、続けることは簡単ではなかった。"いつの日か先生をスコットランドにお迎えしよう"との思いは共有していたが、参加者は回を重ねるごとに減っていった。
ある日、アケミさんは宣言した。「一人になっても私は続けます」
その言葉に奮起した草創の同志は、スコットランド中を弘教に、訪問・激励にと歩いた。年を追うごとに広布の水かさは増した。
そして94年、先生の訪問が実現したのである。その前の週で、勤行会はちょうど500回目を迎えていた。

◇一人を大切に
午後4時過ぎ、先生がグラスゴー郊外のローモンド湖に着くと、スコットランドの伝統楽器バグパイプの音色、そして民族衣装をまとった男女青年部が歓迎した。
「やっと来られました。皆さんのおかげです」「ありがとう。ありがとう」——先生はスコットランドの友をねぎらうように握手をしていった。
日本の北海道より北に位置するスコットランド。夏も涼しく、日陰は寒いほどだ。加えて年間を通して、雨の日が多い。
「あの日はスコットランドでは珍しく、雲一つない快晴でした」。当時、先生の一行に同行したキース・オースティンさん(副方面長)は語る。
さらに、ローモンド湖畔にある宿舎での先生の姿を振り返った。
「先生は、他の宿泊客に気さくに声を掛け、迷惑を掛けていないかどうか気を配られていました。"目の前の一人"を大切にする仏法者の振る舞いを学びました」
オースティンさんは小・中学生の時、いわゆる"問題児"だった。学校から追い出された後、10年ほどヨーロッパ中を放浪した。
その中で、勉強の必要性を痛感。一冊の本を読み通したことすらなかったが、努力を重ね、大学へ進学した。
SGIと出あったのは、大学在学中のこと。"自分さえよければいい"と思っていたが、そうした生き方に何か満たされないものも感じていた。だからこそ、人に尽くすSGIメンバーの生き方に触れて驚いた。"自分も人の役に立つ人間になりたい"と、83年に入会した。
その後、大学を中退し、学習障がいを抱える人々や犯罪者の家族の支援活動に関わるようになった。
オースティンさん自身、多くの苦難の嵐に襲われた。きょうだい全員が次々と早逝した時には、亡くなるたびに、きょうだいの分まで生き、充実の人生を歩むとの誓いを深めた。62歳でソーシャルワーカー(社会福祉士)の資格を取得。60代後半まで働いた。
リタイアしたオースティンさんは現在、貢献の人生を歩める喜びを周囲に語り広げている。

◇自分に自信を持つ
ローモンド湖や宿舎での先生との出会いを原点としているスコットランドの友は少なくない。
ノーマン・シャクルトンさん(支部長)もその一人。
シャクルトンさんが仏法を知ったのは、70年代半ば。当時、音楽の道を志していた。ジャズ界の巨匠であるウェイン・ショーター氏やハービー・ハンコック氏が実践する信心と聞いて興味を持ち、82年に入会した。
自身の使命を果たせる仕事に就きたい、と願っていたシャクルトンさん。学会活動に励む中、音楽関係のボランティアセンターで、若者支援のワークショップを企画・運営する仕事を勝ち取った。
やがてセンターの経営や管理を任されるように。だがあまりの責任の重さに嫌気がさすようになっていた。
そんな折、先生がスコットランドへ。
シャクルトンさんは陰で支える役員のリーダーとして任務に当たり、ローモンド湖で先生と出会いを刻んだ。
シャクルトンさんは振り返る。
「ずっと胸中で題目を唱えながら任務に就いていました。何をしてもすぐに諦めてしまう——そんな自分に自信を持てずにいたからです。でも先生は、そんな私を心からたたえてくださいました」
この時、シャクルトンさんは"何があっても絶対に先生の期待に応えていく"と一念を定めた。
毎朝早く起き、2時間の題目をあげてから出勤した。気付けば、20年もの間、働き続けることができた。
「"先生と共に"との思いに立って行動する中で、自分の殻を破ることができ、自尊心を持つことができました」と語るシャクルトンさん。
現在は、長年の夢だったギタリスト、歌手として活躍。「声仏事を為す」(御書708ページ)との御聖訓のままに、自分らしく仏法を語り広げている。

◇仏法は行動
パトリシア・ロジャーズさん(婦人部本部長)は、先生が一人一人のスコットランドの友に合掌し、頭を下げていた光景が忘れられない。
当時、教職に携わりながらイギリスSGIの機関誌「UKエクスプレス」(当時)の編集に関わっていた。
「"一人の人を、ここまで大切にするのだ"と、先生が教えてくださったように感じました」
ロジャーズさんはドイツ生まれ。10歳の時、母親に連れられ、スコットランドにやって来た。
その後、最愛の母親の死などを経験。人生に絶望しかけた時、信心に出あった。
仏法の哲学には興味があった。だが、唱題については、なかなか実践できない。
そんなロジャーズさんのもとを、何度も訪ね、励ましてくれたSGIメンバーの女性がいた。
ある日、彼女がロジャーズさんに言った。
「祈りで大切なのは、時間でも回数でもないのよ。たった10分でも真剣にあげれば全てが変わるわ」
仏法は行動なんだ——ロジャーズさんはハッとした。ロジャーズさんは翌朝から勤行を実践。82年に入会した。
入会したからといって、悩みがなくなったわけではない。変わったことは、何があっても題目をあげ、現状を一つ一つ打破していくうちに、苦難も全部、前進の糧にする自分へと成長できたことだ。
ロジャーズさんは言う。「題目をあげると、先生や同志の支えを思い出します。そして、感謝の心と壁を乗り越える勇気が湧いてくるのです」
仕事をリタイアして8年。ロジャーズさんは今、広布後継の青年部の育成に奮闘している。

先生の訪問後も続けられた勤行会。2003年には、1000回目を迎えた。
かつて先生は、スコットランドの友が祈る姿勢をたたえ、次のようにつづった。
「祈り——それは、あきらめない勇気だ。自分には無理だと、うなだれる惰弱さを叩き出す戦いだ。"現状は変えられる! 必ず!"。確信を命の底に刻み込む作業だ。
祈り——それは恐怖の破壊なのだ。悲哀の追放なのだ。希望の点火なのだ。運命のシナリオを書きかえる革命なのだ」
「祈り——それは我が生命のギアを大宇宙の回転に噛み合わせる挑戦だ。宇宙に包まれていた自分が、宇宙を包み返し、全宇宙を味方にして、幸福へ幸福へと回転し始める逆転のドラマなのだ」
現在、3本部7支部34地区の陣容となったスコットランドのSGI。その広布伸展の礎となってきたのは、一人一人の、自らの可能性を諦めない強き祈りである。
この確信を胸に、スコットランドの友は、きょうも広布拡大に走る。

2018年10月1日月曜日

2018.10.01 わが友に贈る

◇今週のことば
縁する友を幸せに!
我らの菩薩行には
無上の歓喜と充実が。
「足は経なり」
会って語って心を結べ!
2018年10月01日

聖人御難事 P1190
『各各師子王の心を取り出していかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず師子の子又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり』

【通解】
各々、師子王の心を奮い起こし、いかに人が脅そうとも、決して恐れてはならない。師子王は百獣を恐れない。師子の子もまた同じである。彼らは、野干(狐)が吼えているようなものである。日蓮の一門は、師子が吼えているようなものである。

〈寸鉄〉 2018年10月1日
励まし対話、友情対話を深める拡大の秋、10月。さあ栄光の11・18へ躍進
何があっても大信力を奮い起こして境涯を開け—恩師。信心は希望の源泉
学術部の日。真理は悪に勝つ。知性の勇者よ民衆のために戦い正義を叫べ
「国際高齢者デー」。進む長寿社会。地域を照らす多宝の友が幸齢社会の鑑
風疹患者が増加。妊娠中の女性は注意。受けていない人は積極的に接種を

☆大白蓮華巻頭言 2018年10月号 今日も「衆生所遊楽」の大合唱
毎朝、私たちは「勤行」という生命の目覚めの賛歌を謳い上げて出発する。その清々しい声は、十方世界に轟き渡り、仏天をも呼び動かしていくのだ。
日々、読誦する法華経寿量品の自我偈には、「衆生所遊楽 諸天撃天鼓 常作衆伎楽」とある。
戸田先生は、この経文を通して、笑いながら語られた。--みんな本当は、この人生を楽しみ切るために生まれてきた。楽しむためには、苦しみが塩のようにちょっぴり必要だ。みんなは塩の方が多すぎるんだよ、と。
そして、どんなに苦悩の渦巻く娑婆世界にあろうと、妙法とともに、「天の鼓」を撃つ如く希望のリズムを作り、「妙なる名曲」を奏でるように喜びの、共嗚を織り成して、「遊楽」のスクラムを広げていくよう励まされたのだ。
御義口伝に「妙音とは今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る事は末法当今の不思議の音声なり、其の故は「煩悩即菩提 生死即涅槃の妙音なり」(774ページ)と説かれる。
題目の力は広大無辺である。偉大な文化の力用を体現する妙音菩薩の光明も、厳然と具わっている。この妙音を唱え、壮麗な法華経の会座さながらに、人間芸術の真髄の価値を創造していくのが、創価学会である。
広布の大行進は、音楽隊、鼓笛隊、合唱団、また芸術部をはじめ尊き宝友の奮闘ありて、何と明るく賑やかであろうか。とりわけ、災害の被災地での「希望の絆」コ ンサー卜など、心の福光のエールを送り続ける大活躍に、私は胸を熱くする。たゆまぬ信心と努力、そして麗しい団結で、創価芸術の華を咲かせてくれているではないか。
文化を尊重する宗教であってこそ、民衆から愛される。いかなる差異も超えて、世界市民を結ぶことができる。
庶民の真心で支えてきた民音や東京富士美術館の文化交流も、一段と平和の光彩を放つ時代に入った。
誓願を貫く人生は、それ自体が感動の叙事詩であり、感激の絵巻である。今日も、最も誇り高き無冠の名優たちと「衆生所遊楽」の大合唱を謳い上げようではないか!

広布劇
 歌あり 舞あり
  名画あり
 悲劇も転じて
  歓喜の凱歌へ

☆10月の広布史 2018年9月28日
◎10・1「学術部の日」
1972年(昭和47年)10月1日発行の「大白蓮華」誌上での、てい談「生命論」連載開始が淵源。

◎10・2「世界平和の日」
60年(同35年)10月2日、恩師・戸田城聖先生の構想実現のため、池田大作先生が初の海外訪問へ出発。世界広布の第一歩がしるされた記念日が、後に「世界平和の日」となった。
※参考資料=小説『新・人間革命』第1巻「旭日」、『新・人間革命』第24巻「母の詩」

◎10・7「勝利島部の日」
78年(同53年)10月7日、約120の島の友が集った離島本部(当時)の第1回総会を記念して、「離島部の日」が制定。後に、「勝利島部の日」となった。
※参考資料=『新・人間革命』第28巻「勝利島」

◎10・9「山口開拓指導」開始の日
戸田先生の命を受け、56年(同31年)10月9日、青年部の室長だった池田先生は山口県へ。翌年1月までの延べ22日間で、当時の山口の会員世帯数を約10倍とする弘教を達成した。
※参考資料=『人間革命』第11巻「転機」

◎10・18「民音創立記念日」
63年(同38年)10月18日に行われた、民主音楽協会(民音)による初の記念演奏会に由来する。
※参考資料=『新・人間革命』第8巻「清流」

◎10・24「社会部の日」
73年(同48年)10月24日、職場・職域を同じくする同志が、自身を磨き、互いの成長を図ることを目的に結成された。
※参考資料=『新・人間革命』第24巻「灯台」

◆皆さん、昨夜の台風24号の被害はは大丈夫でしたか?